- 11月16日、子ども文化の集いに参加しました。
利中日記
0701 全校朝会
今日から7月になりました。利尻は明け方から雨交じりで暗い天気です。
7月初めの全校朝会を行いました。先日のシドウスポーツ杯バドミントン大会の伝達表彰を行いました。
次に、生活学習委員会による家庭学習の取組「ページ数を競え!」の表彰を行いました。優勝したのは3年生。委員長から表彰しました。面白い企画をどんどん取り入れてほしいです。
生徒会執行部から7月の宝石言葉の発表。「カーネリアン~成功・勝利・勇気・友情・落ち着き」だそうです。カーネリアンは、ブレスレットなどに用いるパワーストーンです。中体連を控えている運動部にとって、大切な言葉ですね。
校長からもお話をしました。端的に言うと、「忙しく、まわりに当たりそうなときほど、『自分軸』をしっかりもて力を発揮しよう。目標や言葉かけ、そしてホッとする気持ちを大切に」、と話しました。詳しくは学校だよりをご覧ください。
昼休みには、今月の生徒会テーマを掲示してくれました。いよいよ本番を控えた今週、ケガに注意し心身健康に過ごしていきましょう。
0627 手をつなぐ子らの交流会(猿払交流)
先週の木・金、「宗谷管内手をつなぐ子らの交流会(中学生)」が猿払村で実施されました。
参加したのは、管内中学校12校の特別支援学級の生徒・先生、総勢76人。利尻礼文からも3校が出席し、管内の仲間と交流を深めました。まず最初に運動場に集合して、4グループに分かれて自己紹介をしました。
猿払での交流会の歴史を紹介します。昭和60年代に管内の特殊学級(当時)の中心校だった稚内中学校が、猿払村ほたて総合加工場で宿泊も兼ねた職場実習を行いました。平成に入った後、各市町村の各中学校に特別支援学級が設置され、管内中学校合同による職場実習(猿払実習)として実施されました。
当時は、2泊3日の日程で、ホタテ耳の段ボール包装箱を2人1組で折る作業(加工場の作業がない年は、村営牛舎の清掃)と参加した生徒・教員の食事作り等があり、3日間の本格的な職場実習でした。そのため「猿払実習」と呼ばれていました。
新型コロナにより令和2年~4年までは中止となり、昨年は、輸出先の中国の禁輸措置のため、ホタテ水産加工場での実習が困難となりました。猿払村で別の実習を用意し1泊2日の「猿払交流会」として再開しました。
「手をつなぐ子らの交流会」自体は、5月のGW明けに稚内の少年自然の家で小中一緒に宿泊していましたが、参加人数が大幅に増えたことから、中学生はこの猿払交流のみとし、小学生は7月2週目に稚内で実施しています。
前置きが長くなりました。実習の様子です。4班に分かれて活動を行いました。D班の作業1日目は、道の駅さるふつの近くにある「牛乳(ちち)と肉の館」に移動し、製造している猿払アイスとバターの体験実習をしました。実際に製造はできないのですが、充填の体験をさせてもらいました。
バターはなめらかになるよう、塊(かたまり)をつぶしてから入れるそうです。
休み時間は、道の駅の遊具で遊んで、仲間と仲良くなりました。
実習後、入浴をして村営のホテルでの夕食。そして運動場に戻り、レクレーションがありました。みんな一緒に体を動かして仲良くなりました。
70人は利中の生徒・教職員より多い。でもすぐに打ち解けました。
2日目は、猿払で栽培されているブランド苺「北ポムム」の収穫。「ポムム」は、ラテン語で「果実」という意味だそうです。栽培ハウスは、廃校になった小学校のグラウンド内にあります。収穫前に作業場の草むしり、商品の箱作り、病気が発生しないように苗の間の清掃とたくさん仕事がありました。
最後にみんなで感想交流をしました。初めて参加して緊張したこと、作業をしたこと、みんなと交流できてうれしかったことなどを発表したそうです。
バスで稚内に着いた後、中心街を散策し、終便で利尻に戻ってきました。2日間お疲れ様でした。次に会えるのは12月1日の作品展です。しっかり準備をして、楽しみに参加してほしいです。
お世話になった宗谷特別支援教育推進協議会の皆様、猿払村の皆様、管内中学校の先生方、生徒のみなさん、貴重な学びの機会をありがとうございました。
0627 前期中間テスト
昨日までお祭りでしたが、今日は前期中間テストです。
各学年、緊張しながら挑んでいます。初めてのテストの1年生。
一昨日はめちゃがんばった2年生。
いよいよ入試も本格的に取り組んでいる3年生です。
また本日、2年B組が「宗谷管内手をつなぐ子らの交流会」のため出発しました。管内の特別支援学級の中学生が猿払村に集まり、バターづくりやイチゴの収穫など、働くことと集団生活を通して学びます。
本校からは1名のみの参加ですが、いっぱい学んで来てほしいです。
0625 四ヶ散米舞で例大祭を盛り上げました。
昨日、北見冨士神社の例大祭の本祭。四ヶ散米舞に参加する生徒18名は12時に再集合。着替えて準備し、13:30写真撮影をしてスタートしました。
最初の声出し。過去、利尻町の中学生が歩んできた役割を全うする18名、気合いを入れました。
太鼓の2人は気遣い上手。流れるお囃子(はやし)を陰で支えています。
足下に注目、草履(ぞうり)です。慣れないですがしっかり歩いています。
先頭を行く赤鬼、黒鬼。脅かす子ども達を探しています。
白天狗は大人気です。(でも面が緩みやすく、休憩の度に締め直してがんばりました)
獅子舞も大人気です。たくさんの子ども達、福を願う人たちの頭を噛んでいました。
病院(生活福祉センター)では、利用者さんも行進を見に来られていました。元気に長生きしてくださいね。
火曜日でもあり、この時間帯(15時頃)はまだ人通りはまばらですが、元気よく踊っています。
跳びはねて踊る四ヶ散米舞は疲れます。栄養補給が大事です。
沓形港。ここが風もあり一番寒かったです。あったまる甘酒をいただきました。(昔は冬の定番でしたが、最近は苦手で飲めない子も多いようです)
17時半のホテル利尻付近で終了となりミーティングをしました。そこで帰る子もいましたし、最後までいく子もいました。学校は最低限の担当者で残り、最後まで子ども達を支援しました。
今回は役割から外れた1年生も見に来ていました。来年は君たちの番ですよ~。
メインストリートにさしかかった17時過ぎ。人通りも増えるなか一生懸命に踊っています。草履を履いているため、足腰も疲れます。
ヘトヘトの中で食べるラーメンは本当に美味しい。元気が出ます。
だんだんと人が集まってきました。
さすがに疲れて座り込みました。あともうすぐです。
昨年より1時間早く、ゴール地点に到着。初参加の2年生、最後の役割を果たした3年生、本当に途中辛かったと思いますが、中学時代のお祭りの思い出になればと願っています。
最後に応援していただいた保護者・地域のみなさん(利中のOB・OGも)本当にありがとうございました。
0625 3年生観光大使活動 グッズづくり
3年生は、8月末に実施する修学旅行で観光大使活動を行います。新千歳空港のセンタープラザで、観光客に利尻のことを知ってもらい、利尻に来てもらえるようグッズづくりに励んでいます。
こちらは、UVレジンのキーホルダーグループ。
山の形に切り抜いて、上からクレパスでグラデーションを付けます。
UVレジンを含ませて、紫外線を当てると固化させることができます。綺麗な山のキーホルダーになりました。
他にもこちらは、ダイヤの形のキーホルダーを作っています。
ホッと一息。このあと、お祭りでも頑張る3年生です。
こちらは、缶バッチグループ。利尻町のゆるキャラを缶バッチにしています。
こんな感じです。喜んでもらえるとうれしいです。
手作りの観光パンフレット。他にもパソコンで作っているものもあります。
手作りの自信作。観光客にしっかりPRして、利尻に来てもらえる人を増やしましょう。
0624 中間テスト前学習会
今日は5時間授業ですが、放課後にテスト前学習会を行いました。
3期制の中学校であれば、この時期は1学期期末テストですが、2期制の本校は今が中間テストです。
初めてのテストを前にして、気合いが入りまくっている1年生(^_^)v
いろいろ互いに聞いている2年生。集中力もぐんと上がりました。
集中力が高い3年生。時計がよく見えるように座っている人がいます。
しっかり1時間、集中して学習しました。家でも学習してほしいです。
今日から沓形のお祭りが始まります。明日は雨は何とか止む予報。でも寒いことが予想されます。
暖かくして四箇散米舞(しかさごまい)で18名が頑張ります。応援してください。
0619 2年総合「高齢者疑似体験」
久しぶりのアップになりました。
今日の2年生は、総合的な学習で「高齢者疑似体験」を実施しました。利尻が福祉の面で住みよい町となるため実施している体験です。昨年もお世話になった町包括支援センターの工藤さん、滝沢さん、そして松田さんのご協力で実施しました。
高齢者になるために7つの工程があります。
装着するのも一苦労。だんだんと重くなり、動かなくなり、腰も曲がり、目も見えなくなります。立派なおじいちゃんとおばあちゃんになりました。
階段を上り下りします。杖がないと落ちてしまいそうです。
本を読んでみました。目の前にまで持ってこないと読めません。
車椅子に乗せてみましたが、畳の段差を越えられません。足と腕で「てこの原理」を使って車輪を上げます。下ろすときには後ろから降りないと恐怖に感じることも分かりました。
寝返りを打ってみます。寝るのも起き上がるのもつらい。
高齢者になって感じたことを付箋(ふせん)に書き、みんなの学びにしました。
絵を描くと、少しホッとした気持ちになります。こんな心もうれしいです。
利尻町がもっと高齢者にとって住みよい町になるためには、どんなことがあったらいいか。お金もかかるし、すぐにはできないし…。でもそんな自由な考えからアイデアが生まれます。最後は各グループから発表して終わりました。
利尻町包括支援センターのみなさん、貴重な学びをありがとうございました。
午後にもう1つ。学習をしました。今年は同年代の養護学校の仲間と交流することになっている2年生。障がいの理解のために、ブラインドサッカーを企画しました。
まずは、目が見えない中で移動するにはどうしたらいいかを体験。ペアになり、ひとりがアイマスク、ひとりがサポートをして、目の見えない世界を体験しました。
空間を認識すること、そして突然ではなく、やさしく声をかけてあげること。そして大変さを理解できたら、相手を安心させてサポートすることを学びました。サッカーまでうまく行けたのでしょうか? 貴重な学びが多い1日となりました。
0614 授業交流週間最終日(指導主事来校)
たくさんニュースがあって、日曜日のアップになりすみません。
14日(金)は、2週間の授業交流週間の最終日でした。各先生方が最低1つの授業を指導案とともに公開し、校内を始め、町内の2つの小学校、利尻高校、そして遠路ですが利尻富士町の小中学校にも呼びかけました。
最終日の14日(金)は2・3・4校時で各学年の道徳の授業を公開しました。3年生は、交流学級担任の先生による授業です。「僕にはこんな良いところがある」という題材から、互いに物語を読み解きました。
3年生なので、自分なりに気付いたところも、相手にとっては新たな発見になります。
最後に、学級の仲間それぞれのいいところについて、Jamボードに入力しました。書いてくれた仲間のメッセージはそれぞれに味があり、読んでいるだけでもうれしくなります。最後に読んでみて自分で感じたことを書きました。Jamボードの利点をうまく活用していました。
2年生は、担任の先生の授業。「ごめんね、おばあちゃん」という読み物から、「思いを形に」という課題でした。今まで自分にやさしくしてくれた祖母が、最近めっきり年老いて失敗する中で思わず傷つけてしまう自分。改心して思いを形にする大事さを学ぶという内容です。
先日の主張大会でも、お祖母ちゃんの介護をする母親の様子とそこで学んだことを発表した2年生がいました。お互いの思いを共有し深く読み取っていました。
読み取りを通しながら、自分の感想と仲間の意見から深く考え、思いから行動に変わるきっかけが自分にもあったかなぁ、と自分の価値観と葛藤している様子が見られました。
その葛藤があるからこそ、タブレットに自分の思いをどんどん書きます。左側には仲間の内容も見ることができます。真似することもできますが大事なのは自分。「すごい、ここまで書けるんだ、なるほどね」など、相手の想いを知って自分が学ぶ心が育っています。
「どうして、家族は自分に対してそんなにも大切にしてくれるんだろう」という家族の愛を再認識する時間になりました。
5時間目は代表授業として1年の道徳。宗谷教育局指導主事の土田先生、隣の沓形小学校の校長先生や利尻高校の教頭先生にも見てもらいました。
題材は「なぜ働くのか」。働くことは、お金なのかやりがいなのか。先に1年生それぞれに「心のバロメーター」というアプリを使って、自分の思いを示しました。そして読み物に入るまえに先生からあらすじの紹介です。「清掃スタッフ、60歳過ぎの女性、7分間で終えなければいけない」。そんな仕事に何故入ったのか、読む前から意欲が高まります。先生が読んでくれているのに、生徒達も真剣に目で追っています。
先生方も、Google Classroomのチャット機能を使って、よかったところをその場でチャットに打ち込みます。先生方も互いに学ぶ姿勢が高まりました。
最初は、新幹線の清掃スタッフなんて、まわりに知られないようにと家族からも言われた仕事。でもあるきっかけから仕事に誇りを持つようになった。それはなぜか。先生も身振り手振りと、抑揚を付けて話し、生徒達はそれに言葉を付け加えます。
1年生は必死にその人の気持ちになって一生懸命表現します。先生の問いに頭を抱えたり、真剣に目を見開いて、頭がフル回転させて表現します。
決して、正解を探すことが道徳ではありません。読み物を深く読み込んで自分と重ね合わせ、自分の価値観と葛藤させることが道徳心を養い、実際の場面での行動に繋がります。
働く上で大切なことはどのようなことか、Jamボードに表現しました。最後に心のバロメーターで、数値や思いで変わったことがあるかどうか、交流しました。
最後に先生にとっての「働くこと」の話がありました。『最初は先生になることが夢だったこと、でも家族が増えて養うための義務になったこと。でも家族が成長するうちに、義務でもありやりがいにもなったことから、人生の中で、働くことの意味は変わっていくのかも知れない』とまとめていました。
放課後です。授業者からねらいと指導について説明があり、先生方から感想が交流されました。土田指導主事からは、①生徒の実態と題材を通して、「こんなことを学んでほしい」という意図を持たせること。②自分で価値観を持ち判断する支援をすることが目的。教師が正解を押しつけることではない。③ICTの利活用も、生徒の実態に合わせて有効に使うことが大事である、とまとめられました。
授業交流週間を通して、先生方の授業づくり、互いの繋がり、生徒の姿から学ぶなど大きな収穫になりました。公開した先生方、見に来てくださった他校の先生方ありがとうございました。ご助言をいただいた土田指導主事もありがとうございました。
あと2週間でお祭りと中間テスト、3週間で宗谷地区中体連という節目を迎えます。学習と部活動、しっかり取り組んでいきましょう。
0614 四ヶ散米舞の練習スタート
24日から始まる北見冨士神社例大祭に向けた、四ヶ散米舞(しかさごまい)の練習が、14日夕方から始まりました。参加するのは、2・3年生18名。全校生の約半分です。新型コロナウイルス感染症のため、令和2年から4年まで例大祭に関わる行事が中止され、昨年から再開しました。
教えてくださるのは、ベテランの地域の方。この道30年、お仕事が終わった後に、生徒達のために時間を割いてい ただき、歴史を継承していただいています。
生徒達の呼びかけたところ、昨年も参加した3年生と今回初めてとなる2年生が立候補してくれて、練習が始まりました。初めての練習では、お囃子(はやし)の音に合わせて、タイミングを計りながら道具を振り進んでいきます。
先頭を努める「杵(きね)まわし」は、片手でぐるんぐるん回します。難しいので、何回も落としながら練習しました。家にも持ち帰って練習するそうです。
四ヶ散米舞(しかさごまい)の歴史です。江戸時代前期に松前藩(今の道南、福島町)の公式行事とされた松前神楽の一つ「四ヶ散米舞」を、北海道南部の福島町で行列化したもので、道南から日本海側を中心に現在でも各地の祭礼で行なわれています。基となった舞が蝦夷地平定を祈念したものであることから、行列は、神輿渡りと渡御(とぎょ:神輿が進む際)の露払いの役割を担います。
地域によって担い手の人数や順番には違いがありますが、利尻の場合は、杵(きね)1名、薙刀(なぎなた)2名、弓(ゆみ)2名、太刀2名、剣4名などとなっています。 離島では奥尻島、利尻島、礼文島などで事例が確認されています。
伝来した年は大正一一年とも昭和五年とも言われ、定かではありませんが、少なくとも写真などから昭和十年代には実施されていたことが分かっています。散米舞行列のみが小学校高学年程度の児童が担う地域行事として、現在まで伝えられています。しかしながらこの四ヶ散米舞行列も、少子高齢化と人口減少による伝承の危機に見舞われ、祭祀の担い手を確保するため、嚴島神社周辺に住む男児に限定していた参加者を、対象地域を拡大し、平成からは女児も参加できるようにするなど、現在では希望者全員が参加できるものになっています。(出典:日本離島センター季刊「しま」No.271 髙橋鵬成「島の伝統芸能を後世へ」、一部修正)
利尻礼文には、利尻町と礼文町にしか残っていない四ヶ散米舞。しっかり練習してください。そして将来、伝えてくれる大人になってくれることをきっと、地域の方は願っています。来週も19日、20日と練習し、25日(火)13:30に行列がスタートします。参加生徒は給食前に下校して参加します。
(地域の方にお知らせです。今年度より子ども達の負担軽減のため、17:30頃、ホテル利尻に到着で四ヶ散米舞行列は終了となります。町の繁華街は大人の神輿のみ通行します。ご理解のほどよろしくお願いいたします。)
0614 採用試験頑張って(1年生のあたたかさ)
先週の金曜日、1年生であたたかな行事がありました。4月から赴任した音楽の大畑先生。期限付採用のため、今度の日曜日に教員採用試験を受けに行く、という情報を先日聞いた1年生。学級委員でも秘密裏に企画を考えていました。
小学校・中学校の教員になるには、どんな学校に行きどんな試験を受けるのかを教えてもらいました。
前日の放課後と朝のスクールバス到着しすぐに、横の教科連絡黒板いっぱいに、激励のメッセージを書きました。朝のHRでみんなから激励しました。(大畑先生=大先生?立派な先生=大先生?、その両方?、でも1年生の温かさいっぱいのメッセージです)
給食後、準備をして出発です。頑張ってきてください!
きっと、試験の時に分からないこと、苦しいこともあると思いますが、ぜひ利中生の笑顔と励ましを思い出して、精一杯頑張ってきてください。
0612 人権の花植樹
(間違えたところにアップしていたので、再掲(さいけい)します)
昨日12日、利尻町人権擁護委員さんと役場の職員さんが「人権の花」の贈呈に来校されました。
その主旨も理解するため、一緒に植樹をしましょうと話がまとまり、委員会活動日で実施となりました。担当したのは「生活学習委員会」の5名と先生です。
「人権の花運動」をというものがあります。法務省の人権擁護機関が昭和57年度から毎年実施しています。児童が協力して花の種や球根などを育てることで、”生命の尊さや相手への思いやりの心を学び、人権尊重の思想を育む”ことを目的としています。全国では小学校で主に行われていますが、宗谷管内では、この主旨を中学生にも理解してほしいと、中学校にも人権教室を実施したり、花を届けてくださっています。
直接手渡していただけると、届けてくださった方の気持ちが伝わります。
そして、相手からいただくと自然と笑顔になります。
一緒に植樹をしました。体育がなかった日なので、制服でやってますが、生徒達はやる気満々です。
綺麗に植えることができました。
一緒に、体育祭前日に配布された、利尻町の花いっぱい運動の花も植えました。
最後に、花いっぱい運動で述べられるメッセージを紹介します。
「いろいろな種類の花を届けに来ました。花と同じように、みなさんも一人ひとり違います。違いを認め合う心をもちましょう。そして、協力して花を育てながら、生活の中で優しさを育んでください。」
それぞれちがう花と同じように、ひとりひとりちがう生徒達も元気に育ってほしいです。
0612 一斉委員会
(間違えたところに載せていたので、再掲(さいけい:一度載せたモノを再び掲載すること)します)
今日の6時間目は、一斉委員会を行いました。
雨降りそうな中、人権の花植えをしている、学習生活委員会です。地域の方、役場の方のスピードについていきながらも花壇にたくさんの花を植えていました。(校長室の窓からなので曇っています)
セレクト給食とレクの打ち合わせをしている保健委員会です。
7月の目標とレクを企画している生徒会執行部。「夏休み中にレクできる?」なんて斬新なアイデアも出てどんどん話を進めていました。
どんどんアイデアが出る1年学級委員。ある秘密企画を考えていました。
自分たちで話を進める2年学級委員。学年の課題解決のために取組を考えていました。
学級スローガンを作成していた3年学級委員。困ったときに振り返えるいいスローガンです。
放送の企画を考えていた放送委員。委員長が熱で欠席なのですが、意志を引き継ぎ1・2年で頑張っています。
最後は図書委員。購入図書の選定のためにカタログを見ていました。(写真を撮った後、手が動いていました)
今日は部活動がないので、昨日学んだことを踏まえてしっかり勉強してください。 小学校の運動会が日曜日です。明日は総練習なので晴れることを祈っています。(修正:小学校の運動会は、土曜日開催が決まりました)
0611 1・2年総合 学習説明会
(間違えた所にアップしていたので、再掲(さいけい:一度載せたモノを再び掲載する)します)
昨日の3・4時間目、1・2年「総合的な学習」で「学習について」の学習(変な表現ですが)を行いました。
これは、1年生初の中間テストを27日に迎えるに当たり、2年生から「こんな形でまとめの学習をしたらいいよ」とポイントを聞いたり、相談する時間として実施しています。
教務部長のO先生から全体の話があり、1年生はもちろん、2年生にとっても自分の学習の姿勢が道なのかを考えながら、話を聞いていました。
2年生の一人一人が各教科の勉強の仕方を担当し、パワポで作成したスライドを元に説明をしました。
自分の学習の仕方を説明するのって、自分を見られているようで恥ずかしいですが、普段、朝の会で30秒スピーチをしている2年生にとっては、だんだんと様になっていました。
各教科の他には、中間テストの実施方法、宿題は必ずやるなどのプチ情報、高校の選択の仕方などがあり、2年生も自分たちで調べつつ、自覚を持ちながら発表していました。
最後に質問タイムとなり、1年生もざっくばらんに聞いていました。
2年生の堂々とした姿に成長を感じました。
さあ、中間テストまで2週間です。お祭りだと浮かれずに、コツコツやっていきましょう。
0610 授業交流週間(1年音楽)
今日の公開授業は1年音楽で鑑賞の授業。教材はビバルディの「春」でした。
「タ、タッタッタ、タカタァ~、タタ、タッタッタ、タカタァ~」もメロディーのおなじみの曲です。
強弱と形式に着目する授業のようです。
この曲は、曲想という演奏で表す風景がかわります。それを表す音楽の形式や「ソネット」というイタリア曲に使われる14行の定型詩も関わっているそうです。
1年生は、先生が用意してくれたA~Eの曲想がどこで切り替わるかを、youtubeの動画を見ながら切り替わりを確かめます。また、曲想を聞いた感想も書きました。
次に、実際に演奏する動画を見て、音の大きさや人数、どんな風に演奏しているかなど着目してみました。よく聴いているメロディーなのですが、実際に弾いている様子は初めて見ました。
トゥッティ、ソロ、リトルネッロ、エピソードなど、いろいろな単語が出てきましたが、1年生はその言葉を少しずつ理解しながら、独奏と合奏が交互に出てくる曲の深さを学んでいました。
0610 B組自立活動の様子
3年B組の自立活動の様子です。
普段は木工をしていますが、先週で流木を集めてきたいと海辺に取りに行きました。
といいながら副産物が・・・。もちろん中身は、カモメらに喰われていてありません。
まだ死んでから若いので、とげもそのままでした。
流木が深海生物の頭部にそっくり!とのことで見せてくれました。創作意欲が湧きますね。
木工や絵画など、いろいろな作品に打ち込みながら、集中力と芸術の才能を磨いています。今後も楽しみです。
0607 1年総合「礼文探検」(写真入り)
本日、礼文島に行った1年生8名(教員3名)。1年総合的な学習の「礼文探検」のためです。
なぜ礼文に行くのか?それは「行ったことがない、知らないことが多い」からです。実際、2名の生徒しか経験がありません。それは貴重な学びになります。
礼文の良さを知って、利尻と比較し魅力を再発見する。「礼文ならでは」の自然や物に触れる。事前調査・現地調査で得た情報をもとに「利尻・礼文を宿泊地とした修学旅行プランを作成する」という目標(以上、実施計画より)で探検に行きました。
8時30分に利中を出発して、鴛泊フェリーターミナルに到着。9時20分の香深行きのフェリーに乗船。40分で着きました(いつもより早く着く戸惑い?)
礼文町教育委員会のご協力により、スクールバスに乗って香深の裏側の桃岩展望台へ。晴れていれば雄大な巨石が遠くでも見えているはず・・・。少し寒かったので歩けるメンバーで、展望台まで15分ほどトレッキングしました。
桃岩を見た後は、香深にもどり船泊方面の須古頓(スコトン)岬まで。散策して外でお弁当。海馬(トド)島はもちろん、トドは見えたのでしょうか?
少し寒かったのですが、チャレンジャーの4人は、昆布ソフトを堪能。利尻との違いをソフトでも味わいます。
須古頓岬の後は、高山植物園へ。レブンアツモリソウがそろそろ見ごろでしたが、無事に見ることが出来ました。ゆるキャラの「あつもん」と大きさが違う、とか何か言ってそうです。
最後は、香深に戻り郷土資料館へ。礼文島の誕生や環境について、学芸員さんから詳しく話が聞けたことと思います。はたしてどんな学びになったか、報告が楽しみです。
16時30分のフェリーで17時35分に利尻町に着きました。写真からも、1年生がのびのびと学び、いい探検の様子が伝わって来ました。1年生のみなさん、おつかれさまでした。
鴛泊に到着後の稚内行きフェリーで、バドミントン部の2名(Jr選手権参加組)が出発しました。日曜日のシドウスポーツ杯のため、土曜日にも数名が出発して合流します。バドミントン部も頑張ってきてほしいです。
0605 課題をとらえ、考え、言葉でまとめる大事さ
昨日、町3つの小中学校の管理職と教務の先生が集まって、学力向上会議がありました。
生徒達に学力を付けるために大切にしたいこととして、「生徒が主体的に学ぶ授業」「読む力・書く力」等が交流されました。
会議に参加し数学のO先生。3年数学で早速、生徒達が主体的に考える授業を展開していました。
√180は、√18×10になるか?
答えが分かれます。疑問の核心部分。√10=10なのか。机が近い人たちで話し合いが始まりました。
「√10って何?」、自分の持っている知識を言葉にして、話がつながり考えが広がります。「縦と横をかけた数が10だから~」との説明でしょうか。同意できたのか笑顔で頷(うなず)いています。
別のグループでは、以前書いたノートを見返したり、先生が繰り返し使った言葉「近似値」を思い出して、説明してくれました。
生徒達が使った言葉を板書し、教室全体の学びになりました。
次に、2年理科。化学反応の実験から学んだことを、説明しようという授業でした。
classroomを立ち上げて、先生が上げた課題「化学反応したときは、重さ(質量)はどうなるのか」について、自分の予想を書き込みます。自分の意見もタブレットだときちんと反映されるので、正しい場所にアップできているか確認しています。
質量は増えたり減ったりする、という意見も多かったのですが、ビデオを見て「変わらないんだ~」とまとめることができました。単に知識で覚えるのではなく、自分の予想を立て、仲間と交流し「なんでそうなるの?」と違う考えや自分の考えの根拠から深く考え、検証してしっかり記憶に定着させることができました。
今の授業は、「知識・技能」から「思考・判断・表現」が重視されています。それは、変化が激しい世の中で、自分や他者と協力し解決する力が重要だからです。そのためには、課題をとらえる、考える、自分の言葉でまとめるということがないと、相手に発信し協力・解決ができません。
「簡単に答えが出る、簡単にできる」が重宝され、YouTubeもショート動画が流行る時代です。学校の授業をきっかけに、家庭でも話したり、考えたりして、学ぶことへの興味が増えていくといいなぁと願っています。
0605 授業交流週間(英語・社会)
授業交流週間で、今日は英語と社会の様子です。
英語は1年生。ウォームアップの様子です。I am ◯◯. I like ◯◯.という単純な英文から、主語をYou、He/She、 We、You、They、 ◯◯and◇◇とどんどん入れ替えて、先生と生徒で英文を言っています。先生と生徒達の手が同じように動いているのは、1人称・2人称・3人称、単数・複数を並び順に手を動かしています。全国で実践されている方法です。
次に単語を覚えているかのクイズです。タブレットでquizletというアプリを使って行う様子です。タブレットで大型テレビのQRコードを読み取って参加します。
次は単語のテスト、読める言えるから「書ける」が一番の難関です。最後の記憶に落とし込むために、指でスペリングを書いています。(「指先には神経があるからね、ここに働きかけよう」というN先生の言葉も深い!)
最後の活動は、相手に自分の好きなもの、好きな人を紹介します。先に相手から、What is this? Who is this ?と尋ねるところからスタートです。伝える側も、I like ◯◯. This is ◯◯. It is ◯◯.などの英文を駆使して、どんどん説明します。相手に伝える必要を感じて、英語をたくさん話す授業でした。
次は2年社会。気候から見た日本の特色です。四季がある日本。その中でも特色がある地域を取り上げて、どんな違いがあるか、グラフを見て考えました。最近は、グラフや地図を読んで答える問題が多く、苦手な生徒も多いです。社会のS先生も工夫しながら例示をしていきます。
最初に先生の出身県、青森県を紹介しました。同じ青森県の日本海側と太平洋側の冬の写真。雪の量が全然違います。そんな気候の違いをとらえるところからスタートしました。
名古屋です。先生が聞きます。「名古屋って何県?」「名古屋県~!」(そんなのありません、昨年覚えたでしょ?)こんなやりとりが続いて、地図で場所を確認。太平洋側なので冬は雨量が少なく乾燥することが分かりました。
次は金沢。石川県とすぐに答えられました。「日本海側の特徴は?」「冬に雨量が多い」「ということは何が降る?」「雪~!」「冬に雪がめちゃくちゃ降る地域~」「やだ~」そんなやりとりで生徒達の頭が動きます。
そんなやりとりをしながら、日本の気候帯6つを分類していきました。最後に青森県の気候に戻りました。日本海側の弘前市は、日本海側に面しているため冬に湿った空気が山にぶつかって雪が降る、太平洋側の八戸市では、空気が乾燥するため雪が少ないと分かりました。
同じ日本と言えども、利尻や北海道以外には住んだことがない生徒達にとって、違う気候帯をどうとらえているのでしょうか。興味の幅が広がっていました。
0604 授業交流週間 美術
今日から授業交流週間で、他校の先生に見ていただいています。
6時間目は1年美術。鑑賞の授業です。マルク・シャガールの「彼女の周辺」という絵です。そういえば、昨年11月29日、6年生だった彼ら彼女らは、体験授業でも鑑賞をやりましたので、もう半年ものの鑑賞授業なので参加意欲も旺盛です。
いっぱい、「頭がこう~なってる~」と表現している絵は、こんな絵です。
生徒達は、Padletというアプリで、各自が鑑賞した意見を入力しました。
大型テレビに映すと、8人でもたくさん意見が出ています。他者の意見を丸写ししないのも利中生のいいところ。
「情報量が多い~」「恐怖~」「不現実~!(非現実じゃない?っていうツッコミあり)」など、たくさんの意見が出て、S先生が各自の意見をみんなの創造にと膨(ふく)らませています。
先生から「それぞれに描かれている絵には、意味がある!」というメッセージから、「なぜ、頭が逆さまなのか」を1年生それぞれが考え、その理由を交流し、この絵の意味を考えることにつなげていました。
自分もこんな美術の授業、受けたかったと感じました。
授業交流週間は、町内・島内の小中高の先生であれば参観できます。14日までです。お問い合わせは利尻中学校まで。
0604 学校経営・学校教育指導訪問
本日は朝から、学校経営指導と学校教育指導で、道教委宗谷教育局とweb会議を行いました。
まずは、学校経営について、千代指導監と校長で、学校の様子、先生方の様子、今年の利尻中の方向性について、成果と課題を交流しました。
各学年の様子を踏まえて、新体制の先生方のがんばりを伝え、先日の体育祭までの歩みと今後の方向性を伝えました。昨年も利尻中に複数回来校いただいており、ぜひ呼んでくださいとの言葉がうれしかったです。
学校教育指導は各分掌のリーダーの先生方から紹介。教務部は、利尻中の教育課程(進める計画)について説明し、学力向上と校内研修として、全教職員で取り組んでいることについて説明しました。みんながわかる授業づくりの取り組み例や学力向上のために、家庭協力を得ている例を紹介いただきました。
生徒指導部は、各学級、それぞれ特長を活かし、学習やクラスでの関わりにおいて困り感をもつ生徒への支援、いじめの未然防止についての実践を伝え、アドバイスをいただきました。
今日から、町内島内の先生方が利中で授業を見ていただく「授業交流週間」が始まっています。他校の先生方にも授業を見ていただいています。たくさんの先生方から、日常実践の検証改善をしていきます。
0603 6月全校朝会
土曜日から6月になりました。朝読書の時間で全校朝会を行いました。
まずは、金曜日の「少年の主張大会」の結果発表と表彰を行いました。
最優秀賞には、3年生が選ばれました。利尻町の代表として宗谷大会で頑張ってきてほしいと思います。その後、バレー春季定期戦、バドミントン島内大会の表彰も行いました。
生徒会からは、6月の活動テーマの発表がありました。今月の宝石は「スピネル」、2021年に誕生石に加えられた新しいもの。本来は8月の誕生石ですが「成功、情熱、挑戦、目標達成」の意味が込められています。目標に向かい集中を高めていくこの時期にぴったりです。
最後に、教頭先生から「挨拶と気遣い」についてお話がありました。朝、玄関に立っている教頭先生。挨拶すると、目を見て気持ちよく返してくれてとてもうれしいこと。バスが着いたときに、後の人のことを考えてドアを開けてくれたり、部活最後の人も玄関ドアのカギを閉めてくれる気遣いがとてもうれしい、と話してくれました。
挨拶や気遣いが広まってくれると、過ごしやすい学校になります。6月は、各種大会やお祭り、中間テストがあります。スピネルの願い、挨拶と気遣いを大切に、しっかり準備していきましょう。
0531 少年の主張利尻町大会
今日の6時間目、少年の主張利尻町大会を実施しました。
2・3年生から選ばれた6名が登壇し、それぞれの主張を発表しました。
6人の主張のテーマです。「70歳までの就業機会の確保とは」「介護が広がる世界」「差別のない世界にしていくために」「ネガティブをポジティブに」「前を向いて」「言葉が与える力」です。
それぞれが、壇上に立ち、原稿やタブレットで発表文を読む人、暗記して発表する人がいましたが、みなさんそれぞれに緊張していたことと思います。
世の中の事象について疑問に思ったこと、考えをまとめるために試行錯誤し、主張を発表しました。発表してみて気づいたことや反省したことがあったと思います。それが次へと繋がります。なので、どんな結果になっても前を向いて、次につなげてほしいと感じました。
閉会式の講評では、審査委員長を務めた教育長から、6人の弁士への感謝と利中生への激励をいただきました。「もっともっと自分たちで考え調べまとめたことに、自信を持って堂々と発表してください」。教育長さんもたくさん挨拶されてこられたからこその熱弁に、その通りと感じました。校長の私もその教えを実践中です。ありがとうございました。
結果は、月曜日の全校朝会で行います。最優秀賞を受賞した生徒は、7月末の管内大会に出場します。まだ練習期間はありますので、精一杯頑張ってほしいです。
0531 総合文化部 合奏2
本日の総合文化部は、合奏にフルメンバーが集まりました。
大太鼓はバスの役割なので、ないと困りますし、タイミングを大きく間違えると目立ちます。「めっちゃむず~」と言いながら、音楽のO先生と一緒に練習していました。
叩く音の大きさを学んでいるところ。我慢しながら~ここで大きく!
タイミングが合わさると、みんな笑顔になります。活動が終わった後は、最後の片付けまで頑張ると次に繋がります。がんばりましょう。
バドミントン部は、明日土曜日の島内交流戦にめがけて最後の調整をしていました。男子は夢交流館、女子は利尻中で行います。中体連前の島内選手通しぶつかります。ケガの内容に頑張ってください。
日曜日は「利尻島一周悠遊覧人G(ゆうゆうランニング)」があります。沓形小は3人、利尻中はS先生が走ります。
朝6時に鴛泊のりぷら前をスタート。沓形には7時頃には通過するでしょうか?みなさん、応援をお願いします。
0531 総合文化部 合奏
総合文化部は、それまで吹奏楽部だったのが人数減少に伴い、絵画や木工、音楽や調理など、部員ができることに合わせて取り組む部活となりました。今年で2年目になります。
昨日の部活は、器楽合奏でした。(どうしても合奏が苦手な生徒は別の活動にしています。今度、様子を載せていいかどうか聞いてみます)
顧問の先生で楽器ができる先生や、ピアノが弾ける生徒がいますので、力を合わせて弾いてみることになりました。
練習している曲は「クシコス・ポスト」。そう、運動会のリレー競技の時にかかるあの曲です。シロフォン(木琴)、グロッケン(鉄琴)、トライアングル、ピアノを合わせて、曲に仕上げています。
少し合わると、廊下にもいい音色が響いていました。
みんなで合わせるには、互いの歩調を合わせることが必要。そのためには、よく聴いて自分の楽器を合わせることが必要です。まだ少しゆっくりですが、合わさったときの音色を聞いて、自然と笑顔になっていました。
ひとりでも楽器はできるけど、仲間で合わせると大きな音色になる、そんな様子が見られました。
0531 ホッとする取組
前期生徒総会で、1年生の取組に「お絵かきリレーを行います」と発表があり、3年生から「私たちも参加していいですか?」との質問に、「いいです」と答えていました。現在の状況です。
模造紙横2枚の幅いっぱいに、4列目にさしかかっています。中には・・・?
左上の「くり」と次の緑の物体、そして「うさぎ⇒ぎゅうにゅう」と続いています。
はたして、緑の物体は・・・?
「くり⇒◯◯◯◯⇒うさぎ」、はて・・・?
考えても分からず、1年生に聞いてみました。
「りしりとう、だよ!」
爆笑(まわりも)してしまいました。
(「形が全然違う!」とツッコんでしまいました。右に90度傾けて何とか・・・?)
他にも、いろいろありますね。「のりまき」の次は、
沓形小卒業生なら、誰でも知っているキャラクターです。
他学年も、絵を描いてくれているかどうかはわかりませんが、こんなクスッと笑える取組、素敵です。
0529 保健指導の掲示物
明日は歯科検診があるので、養護教諭のS先生が準備をしていました。
何やら掲示物が替わっています。
「噛むこと」の大事さを伝える掲示物でした。待っている間、少しでも生徒達が自分の健康を意識してくれるようにと作成したものです。「1口あたり30回」、自分も給食の時に守れていないような気がします。しっかり噛むといろんな効用(よい効果)があるようです。
あれ?引っ張るとこうなるんですね。やさしく引っ張って下さいね。明日は歯科検診で待っている間、S先生手作りの掲示、しっかり読んで頭に入れて下さい。
0529 2年数学 連立方程式
2年数学は、以前お伝えしたとおり、基本定着コースと思考コースに分かれて学習しています。
こちらは思考コース。写真の通り、バスケットで3点シュートと2点シュートを合計9本打ち、合計21点入れた。3点シュートと2点シュートはそれぞれ何本決めたか、という問題で始まりました。
打った本数が合わせて9本なので、x+y=9という式、3点シュートを3X、2点シュートを2yとして入った点数を式にすると、3x+2y=21という式ができます。どちらも文字が2種類入る「2元1次方程式」を使って計算していきます。 Xとyの合計が9になるのは何通りかあり、3点と2点の合計で21点になるのも何通りかありますが、「合計9本で21点になるのはたった一通り」しかありません。先ほどの2元1次方程式を2つ使って求めるやり方を「連立方程式」、答えを求めることを「解をもとめる」と学びました。生徒達はたった1つしか解が出ない様子に「すごい」という顔をしていました。
こちらは、基本定着コース。「3点シュートと2点シュートを合わせて21点取りました」からお題が始まりました。
先生が問いかけます。「3点シュートが5本入ったら~、何点入る~?」の問いかけに、生徒達の頭が動いています。「えっと~15点!」とすぐに答えが出ました。「では~?」の揺さぶりで、先生が言うことが予想できて生徒達も何か言いたそうです。先生の問いかけにうまく反応していました。21点を取るために他にどんなパターンがあるかを考え、2元1次方程式⇒連立方程式につなげていきました。
昔は鶴亀算といって、鶴と亀は合わせて◯匹。互いの足は合わせて◯本。では鶴は何羽、亀は何匹とやったものです(たとえが古!)。連立方程式の面白さに気付いて、解けるようになってほしいです。
0528 2年技術科の作品
今日は2年技術、木工作品が完成しました。キットで自分が好きな箱や棚を作りました。週に1回の授業でコツコツ仕上げました。
モノを作る時はその人の個性が表れます。しっかり線通りに鋸(のこぎり)で切る人、少しぐらいずれても気にしない人、説明書通りに寸法を測る人、適当な人、釘を打つ穴に錐(きり)で穴を開けてから釘(くぎ)を打つ人、何もしないで打ち始める人、やすりで角を綺麗に仕上げる人、まあまあでいい人など、いろいろです。
表面には「キヌカ」という米油から作った自然由来のオイルフィニッシュを塗って仕上げました。ニス特有の匂いもなくとてもよい塗料です。
昔は、男子は技術科、女子は家庭科と分かれていましたが、今は女性の大工さんもいるくらいです。自分で箱や棚が作れると自分の部屋にも味が出ますね。ぜひ家でも使ってほしいです。
0526 第8回利中体育祭
昨晩の雨で天気が心配されましたが、朝から晴天に恵まれ、風もおだやかな初夏の陽気となりました。
山の頂上まで綺麗とは言えないものの、紅白両軍の記念撮影、9時から開会式が始まりました。
「選手とチームのために自分が何ができるか考え、テーマの勝敗笑美戦(かっぱえびせん)にしよう」と挨拶し、選手宣誓でスタートしました。
ケガ防止のために、ラジオ体操ではなく、体育の授業で行っているウォーミングアップを行い、
長縄跳びの前に、全校での円陣が始まりました。みんなでピース!
長縄跳びは4分の合計回数に改められました。各学年で自分たちの記録を超えようと必死に頑張りました。
結果発表!優勝は3年生!各学年それぞれに精一杯頑張った成果に、大きな拍手が送られました。
続いて100m走。スタート準備に時間があいたので、急遽、放送委員長のSさんに、繋ぎのアナウンスをお願いしました。マイクで自己紹介の後、自分がアナウンスするエピソードを話してくれました。今年は委員会で係活動をしなかったため、先生がアナウンスする予定でしたが、「どうしてもやりたいので、放送委員長として100mのアナウンスをさせてください」と直談判したことを明かしてくれました。そんなエピソードに、会場から拍手が送られました。
みなさん覚えているでしょうか、昨年の3年生。選手の名前が呼ばれたときに、めちゃくちゃでかい声で返事をしていたことを。今年の3年生もみんなが驚くぐらいの声を張り上げ、元気に声を出していました。その勢いで全校生みんな元気に声を出し、一生懸命に走りました。
みんなの前で大きい声が出せる、最後まであきらめずに走りきる、誰もが一番かっこいい姿でした。(最終組の走者は見事にやらかしてくれました)
新種目の利中競走、木・金曜日の2日間で仕上げた種目です。とても盛り上がりました。2人で息を合わせた大玉転がし、2人3脚、ぐるぐるバットと来て・・・
借り物競走のお題は、生徒会役員の手作り。「山羊座生まれの人、Snow manが好きな人、ショートカットが似合う人、赤い靴の人、利中生徒の兄弟、メガネの人、5月生まれの人、優しい先生、イケメンの人、好きな人?、英語が話せる人」などありました。出てきてくれた人と手をつないでの疾走に、みんな笑顔になり大きな拍手が送られました。(「優しい先生」のお題の時に、一瞬どうしよう?の雰囲気。声をかけられたS先生、照れながらも全力で駆けつけていました。微笑ましい光景でした)観客のみなさん、ALTの先生もご協力ありがとうございました。
休憩の後は、伝統種目の「島渡り」。縦割り種目となったため、学年が混じった島が難しかったですが、どんどん上達しました。来年はもっとうまくなりそうな気がします。
最後の種目、縦割りリレー。どの選手も一生懸命に走りました。足が速い人・遅い人、みんなで力を合わせれば大きな力になる。チームの力をみんなで出し合いました。
優勝は紅組。各種目に大きな頑張りがあり、応援が自然と生まれ、勝敗が付いても達成感がある戦いが多くありました。
利中体育祭名物、雄大な利尻富士を見ながらの生徒会長挨拶。少ない練習期間の中、どうやって練習を進めるか、気持ちを一つにできるか、取り組んだ成果とこれからも頑張ろうと話してくれました。
縦割り班での記念撮影。天気が良くないと取れないショットです。
思い出に残る体育祭、勝敗笑美戦(かっぱえびせん)となったでしょうか?生徒一人一人が輝く姿が見られ、そして見に来ていただいた全ての人たちにとって、よい思い出となれば幸いです。ご協力、ありがとうございました。また、来週からもいい学びを続けていきましょう。
(先日、体育祭アンケートの文書を配布しました。スマホなどでQRコードで読み取り、感想をお寄せください。お願いします。
0524 体育祭練習(5日目:総練習)
今日は総練習。雨も心配されましたが、しっかり総練習ができました。
当日に向けての予行練習?本気で走ったかっこいい人もいた100m走。
大玉転がし、2人3脚、ぐるぐるバット、借り物競走を合わせた「利中競走」。今日の借り物は「生徒バージョン」。「勉強頑張ってる人~!、今年利尻に来た人~!、身長170センチ以上の人~!」など、協力してくれた人の全力疾走に、まわりも拍手を送りました。
また、出走する生徒の名前を間違えてしまった放送担当の先生に、生徒から「◯◯先生がんばって~!」とエールと拍手が送られ、みんな笑顔になりました。うれしかったです。
学年の人数の差があるため、今年から縦割り種目に変更となった「島渡り」。縦割りの作戦やチーム力が勝負です。
紅白をそれぞれ2つに分け、4チームで争う「縦割りリレー」、大きな混乱なくバトンを繋ぎました。
閉会式で確認し合う生徒会役員メンバーと教員。練習を重ねる毎にいい動きができるようになりました。
午後も1時間、修正練習をして終わりました。
取組の見直しもあり、あまり準備時間はかけられませんでしたが、毎日大きな成長が見られた1週間。
天気も味方してくれそうです。テーマの「勝敗笑美戦(かっぱえびせん)」を実現できるように、日曜日はいい体育祭にしましょう。
0523 体育祭練習(4日目)
本日は、総練習の前日です。昼前にいい天気になりましたが、午後の練習の開始時はだんだんガス(薄い霧)がかかってきました。
2年生は、だんだんと声が出て、だんだんとチームになって来ました。
1年生は、今日届いたクラスTシャツを着て、みんな心一つに練習開始!
縦割り練習では、今日初練習の「利中競走」を行いました。
練習終了後、生徒会役員が入場行進のシミュレーションをしていました。
今日もみなさん、練習お疲れ様でした。
実はもう1つ動きがありました。14時から宗谷教育局の笠井局長様、森田次長様、利尻町教育委員会の宮道教育長がお見えになり、学校の様子を見学されました。
4月からの大きな変化をお伝えし、それらを乗り越え各学年と縦割りで練習する姿を観て、「先生方がチームとなり、生徒達と力を合わせていい学校を作ってください。」とメッセージをいただきました。
明日は総練習。本番前のいい練習になることを祈っています。
0522 体育祭練習(3日目)
昨日とは変わり、今日は強風と雨が降る予報となり、船は1便のみ、飛行機は欠航となりました。(小学校の修学旅行、みんな心配していました)
そんな中、10時半に強風警報が発令され、外での練習ができるか心配されましたが、そんなに風が強くならないので、気をつけて練習を始めました。
3年生は、円陣の練習からスタート!
1年生は、寒いのにハーフパンツで繰り出し、足を赤くしながら練習!
2年生も、一番多い人数ながらも一生懸命練習!
その後、島渡りとリレーをして終了しました。明日は外練習ができれば、新種目「利中競走」を行う予定です。
明日は、宗谷教育局長さんと次長さんが来校予定です。みんなで練習頑張っている姿を見せましょう。
0521 体育祭練習(2日目)
今日はとてもいい天気でした。午後に一斉にグラウンドに繰り出しました。
学年で長縄跳び、縦割り班で、島渡りとリレーを練習しました。
利尻富士に見守られながらのびのび練習できるのは、とても価値のあることです。このHPを見ている人にもこの雄大な景色の良さが伝わるでしょうか。
最後に、リーダー達からまとめです。責任を感じながら楽しむことの大変さを、4月からひしひしと感じてがんばっています。
明日から少し雨が混じりますが、本番は雨の心配はありません。1日1日練習を頑張りましょう。
0520 体育祭特別日課(1日目)
本日から、体育祭の練習が始まりました。土日はあんなに晴れていたのに、月曜日は何でこうなるの!と突っ込みたくなるくらい、10時には雨、いや俗に言う海霧(じり)が降ってきました。
ですが、昼の放送でも「室内での練習頑張りましょ~」と呼びかけられ、午後からの練習が始まりました。
室内でやる長縄飛びは、縄が床で跳ね返るため跳ぶのがなかなか難しいです。でも、さすがは3回目となる3年生はすぐに調子を上げ、綺麗に跳び始めました。負けじと2年生も。
その後は、縦割り練習となり、体育館と多目的ホールに紅白で別れて、リレー練習となりました。
ホールでリレー練習は厳しいですね。廊下を使っています。
今年から縦割り種目となった「島渡り」、つながった背中の上を選手が走ります。
練習を終えて、縦割り班で反省です。天気こそ良くないですが、みんな笑顔で終えることができました。
明日は晴れるようです。いい練習にしてほしいです。
0517 全国学力学習状況調査(英語)
本日、全国学力学習状況調査の英語の調査を行いました。
国語・数学は4月に実施しています。英語は抽出校による実施となり、本校はめでたくその学校に選ばれ実施となりました。
1時間目は筆記試験の「聞くこと・読むこと・書くこと」の調査。英検3級レベルの内容が出ました。
2時間目は「話すこと」の調査。CBT(Computer Based Testing)というタブレットを使った調査です。
各自、ヘッドセットを付けて、タブレットを専用サイトに繋ぎ、問題をダウンロードして、画面の指示に従って匝瑳をすると、画面に説明や画像が流れ、それに合わせてマイクに回答を吹き込みます。
ヘッドセットで少し閉塞感がありますし、聞き取りと答えを考えて文章化しマイクで吹き込むなど、なかなか緊張します。各自、進度が違って、先に答えを言っている人がいるとなおさらです。
オンライン学習など、もっともっと普通の状況になると、このテスト形式も慣れていくことと思います。
3年生のみなさん、お疲れ様でした。
0516 利中体育祭、テーマ・種目発表会
今朝の読書の時間で、利中体育祭テーマと種目の発表会がありました。
今年度のテーマは、勝敗笑美戦で(かっぱえびせん)と読みます。(よく見たら、えびせんの形・・・)ねらいは、勝っても負けても笑い合い美しく戦う。1人1人の思い出に残る体育祭、だそうです。とても覚えやすく伝わるテーマです。
生徒会役員が一生懸命説明しました。いい説明には、内容と準備と伝わる言葉、そして聞く側の反応が必要ですが、前回よりもわかりやすい説明でした。
また、生徒会種目も、例年「利中大戦」という名称で戦っていましたが、ケガ防止のため改良した競技「利中競走」を説明しました。
来週から練習が始まります。各学年や縦割りのリーダーで、内容と準備、伝わる言葉を準備して、そしていい反応で、盛り上がる練習にしてほしいと願っています。
(利中日記を読んでいただいている方も、この説明が分かりやすければ、下の👍ボタンを押していただけると励みになります)
0515 一斉委員会
本日6時間目は、一斉委員会を行っています。
先日の生徒総会を受けて、具体的な活動計画をしている委員会、体育祭の種目を企画している生徒会役員、学級種目を検討している学級役員など、それぞれ話し合っています。
読書週間の企画を立てている図書委員会。
給食が楽しくなる放送の企画を立てている放送委員会。
家庭学習強化の企画を立てている生活学習委員会。
セレクト給食のテーマを話し合っている保健委員会
体育祭の生徒会種目を企画している生徒会役員。練習の進め方までイメージして話し合っていました。
各学年も体育祭の練習計画と日常生活の課題について話し合っていました。
0514 火災避難訓練
今日の6時間目、避難訓練を実施しました。今の学校は年に2回、火災と地震津波の避難訓練をすることになっています。
6時間目に非常ベルが鳴り、警報が作動した教室に教師が走って初期消火。うまく消火できず避難を判断し、先生方で分担し、生徒達は自分で自分の命を守り、2分で全員避難できました。
生徒達の避難を見て、火災はいつやってくるかわからないこと。いつかくる避難本番のためにしっかり練習してほしいと伝えました。また、消防の八木さんからは、本当の煙は熱いこと、有害なガスであること、煙は上にたまるので、姿勢を低くして安全に避難することを教えてもらいました。
避難後、消火訓練をしました。
消火器のピンの外し方、ホースの持ち方、握って液が出たらほうきを掃くように火にかけ、弱くなったら近づいて完全に消火する。本物の消火器は粉が出る。いつか使うときのために覚えておいてください。
利尻礼文消防事務組合沓形支所の皆様、ご協力ありがとうございました。
0514 3年音楽 2年理科
3年音楽は「帰れソレントへ」の鑑賞に入りました。イタリアのナポリで生まれたカンツォーネ(民謡)です。
昨年はこの単元、日本在住のフランスの方に出演してもらいました。今年は若いO先生なりに考えた工夫がありました。まずは、歌詞の理解。日本語に訳した歌詞とイタリア語の直訳(単語中心とした訳)を比べてみて、どちらが理解できるか。これは、イタリア語の直訳の方が理解しやすいとの反応でした。日本語歌詞はめちゃくちゃ古い日本語でした。
次は、日本語で歌い始めました。カンツォーネの旋律(音の流れ)を理解して歌うためには、やはり表現が必要。腕と手を前に大げさに動かしたり体を前に出して歌うと、あら不思議。3年生は面白がりながらやっていました。
最後は、イタリア語で歌いました。
2年の理科です。化学実験です。実験結果を分析していました。
炭酸水素ナトリウム(NaHCo3)を加熱するとどうなるか。この検証を行っていました。
フェノール二レーン溶液というアルカリ性を示す溶液に、炭酸水素ナトリウムを入れた色より、加熱した後の物質を入れた色の方が真っ赤に染まっていました。別の物質に変化したという実験でした。
この炭酸水素ナトリウムは、俗に言う「重曹」です。二酸化炭素が発生して膨らむため、ホットケーキを膨らます材料にも使われています。加熱すると性質が替わる実験は、2年生でたくさん学ぶので、安全に注意して行い、理科に興味を持ってほしいです。
0511 島内中高バドミントン交流試合
本日、バドミントン部は、島内中高バドミントン交流戦に出場しています。会場は利尻中です。
島内3中(鴛泊中・鬼脇中・利尻中)と利尻高校の4校で、バドミントンを通して技術と体力、人としての成長でつながりあう仲間が集まると、圧巻の風景です。
指導する先生方とコーチ陣、送迎と応援の保護者のご協力があっての開催です。ありがとうございます。
会場を見回していると、床モップが綺麗に整頓してありました。
昨日、壁掛けフックが壊れ、モップが雑に置きっぱなし+後始末が不十分でした。公務補さんと相談し台車を用意したのです。生徒達はそれをみて、そろえて使いやすくしようと自主的に動いてくれました。課題対応力の現れです。大変うれしいです。
交流戦が終わると片付けがあります。強いチームは片付けも準備も一流です。普段からできていることの大事さ、他中の動きも見て学べるとうれしいです。
0510 前期生徒総会
本日の4時間目、前期生徒総会を行いました。
その前に、だいぶ遅くなった認証式を行い、生徒会役員には校長から、各委員長、各学年の学級長には、生徒会長から認証状を授与しました。
3年生になると、生徒会長といえど同級生から授与されるので、独特の雰囲気を感じていました。
前期の生徒会の活動について、提案をしてもらいました。放送委員会には、昼の放送のリクエストボックスの要望、保健委員会の活動にある水質検査はなぜするのか、の質問がありました。
学年の目標、活動についても発表がありました。
1学年の活動に対して、3学年が質問するなどいい反応もありました。
最後に、校長から生徒達に話しました。「計画は掲示するなどして忘れず実行しよう。求められることに気付くなど、自分+まわりをみて行動しよう。提案する人に反応したり応援するなどして盛り上げていこう」の3つです。
また、体育祭についても「今年は、練習時間や準備をよりコンパクトにしているので、計画をよく観て、楽しくしっかり練習、そして盛り上げていきましょう」と伝えました。来週からスローガン、縦割りリーダーが決まり、練習が始まります。
今日の終便でバレー部は稚内に出発し、明日の春季定期戦に出場。バドミントン部は明日、利中で島内3中の交流戦があります。いよいよ部活動も体育祭も本格化する5月です。ケガと病気に気をつけて、頑張りましょう。
0509 利尻島内中高合同「学問研究ガイダンス」
本日、隣の利尻高校で、標題の研修がありました。
「学問研究のガイダンス?」と聞いて、正直ピンとこないところもありますが、そこは利尻高校さんが仕掛けてくれた意図があります。
それは、利尻の一番上に位置する利尻高校で、自分たちが興味を持っていることから、進むべき道と可能性を見いだして学問に打ち込み、生きる力を身に付けていってほしい、そんな意図を感じます。
ぜひ、高校生からではなく中学生からその意識を持ち、利尻高校でも学問を学べることを知ってほしい。そのため、島内3つの中学校に開いてくれています。利尻中は3年生のみ参加しました。
午前は「これからのアドベンチャートラベルの重要性」として、ニール・ハートマンさんに講演いただき、午後は、大学と専門学校の体験授業として、16の道内大学・専門学校の教授・講師の方による体験授業・講義をしてくれました。
利中生が参加した授業の様子です。「看護職を目指す人へ」の看護職の講座で、この職に興味を持ったきっかけを交流し、大学で学べることを学習しました。
「遊びを通して育つ子ども」と題した保育科の講座です。あそびの様子を見て、自分が好きだった遊びを思い出しながら、保育の大事さを学びました。
「
「観光って地域を救えるのか」という観光産業学科の講座です。世界と日本を比べた観光の利点と課題、そして利尻島は今後どのように進んだらいいか、を学びました。
「栄養学を学ぶ」という栄養科の講座です。体に必要な栄養は何か、学んだ内容を将来の職業に活かせる選択肢を学びました。
「Culture on the Internet」という英文学科の先生の講座。英語でやるの?と思いきや日本語が大変上手。インターネットに現れる文化の違いの例として、SNSがある時代とない時代に地域のPRの仕方が変化したことや、アメリカと日本のSNSで現れる人々の関わり方が違うこと、これは人々の文化が影響しているのでは?という面白い内容でした。
そのほかにも、「あなたの知らないAIの世界」「トータルビューティー」「食事介護~食べることと食べさせてもらうことの違い」「臨床検査技師の仕事」「和風リゾットに挑戦」など、魅力的な授業や講座がありました。
明日は進学相談会として、5つの時間帯に分けて、各校への進学説明を聞くことになっています。よい学びの機会としてほしいです。
利尻高校の皆様、このような貴重な機会を作っていただき、ありがとうございました。
0508 1年数学の授業
今日の1年数学は「減法」です。+が付いた正の数と-が付いた負の数の引き算です。
□に入る数を求めるためには、答えから足す数を引くと答えが分かります。今日はここからスタートです。
ある数に+5を足すと、-2になる数は何でしょう。
□+(+5)=-2
□=(-2)ー(+5)=-7と書きました。
ある生徒が言いました。「答えは、ー7って分かるけど、どうやって計算したらいいか~?」
そうなんです。この計算は「負の数から正の数を引く」という減法の特有の難しさがあります。
そこで、「-7」にするために、簡単な方法を提示しました。同じ負の数であれば、足し算で「-7」になります。こうすると答えは出るのですが、なぜそうしたらいいのか生徒達は考えます。頭をくねらせたり、体の反らせ方が考える様子を物語っています。
一人が正解っぽいことを言っても、みんなは納得しません。近くの人と相談してみんなの前で発表します。聞く方も話し合った内容とかみ合っているかどうか真剣です。
『減法の時は加法にする。次の数の符号は、+なら-、-なら+、つまり逆にする」という法則がみえて、みんなで納得しました。
このあと、問題を解きながら各自が納得できる形になり、まとめをして授業を終えました。
「自分で考え、相手と相談し、互いの説明をきき、自分でも試して納得した学び」で、「個別最適な学びと協働的な学び」の両方を充実させる様子を見ることができました。
0507 3年理科 遺伝の授業(補足)
3年理科の授業にお邪魔しました。先週から「遺伝」の学習に入っています。
メンデルさんという、キリスト教の牧師さんが発見した優性遺伝の法則です。
(事後補足:2017年より、遺伝で使われる言葉は「優性・陰性」から、「顕性(けんせい)・潜性(せんせい)」に改められたそうです。なるほど、ためになりました。)
形質とは、遺伝によって親から子へ受け継がれる生物の特徴のこと。
対立する形質を持つ個体のうち、一方の形質が現れる個体と、他方の形質が現れる個体を親として受粉させると、生じた個体(子)には一方の形質だけが現れることを「顕性形質」といい、子に現れます。現れない形質は「潜性形質」と呼ばれます。
今日の課題は、その顕性形質の個体を掛け合わせると、顕性形質は3、潜性形質が1の割合で出てくるのはなぜか?というもの。
片方の形質をA、もう片方の形質をaとすると、こんな形に遺伝として表れます。Aaばかりで多いですね。
ここから、Aa同士を掛け合わせる孫の代になると、AAが1、Aaが2、aaが1の割合で出現し、顕性形質が3、潜性形質が1になりました。
今回の授業と繋がるか確かではありませんが、隔世遺伝というものがあります。
AAかaaをそれぞれ祖父、祖母にすると、子供ではAaのため互いに似るのですが、孫になるとAAかaaが現れるため、祖父母にそっくりなケースがあります。生徒に質問したところ「あっ!」と気付いた子がいました。(理科の先生、間違えてたらごめんなさい。m(_ _)m)
0507 校内研修
連休明けの今日は、校内研修を実施しました。
今年度から、利尻中はICTの共有プラットフォームをMicrosoft TeamsからGoogle workspaceに換えました。3校で1つに揃えるために時間がかかりましたが、これで富士町とも同一、利尻高校でも継続した活用が出来るようになります。
今日は全員のアカウントがそろったので、Classroomというアプリを使って、課題の配布や回収、細かな設定を行ったり、meetという会議アプリも試してみました。
先生方も他市町村の学校で使っていたので、教え合い比較的にスムーズに操作しました。コロナ渦で学校がGoogleアプリ使い出してから4年ほど経ちますが、少しずつアップデートされているのがわかりました。
これから授業を通して、生徒達に教えていくことになります。慣れていってください。
0507 選抜優勝大会の結果
バレー部は、予選リーグで赤平中に1勝し決勝リーグに進出。
決勝リーグでは、再度札幌栄町中にあたり、善戦しました。
男子の試合では、同じ宗谷の「稚内合同・幌延中学校」が準優勝となり、応援している方も元気が出ました。
昨日の終便で帰島し、今日から再スタートとなりますが、今週末には春季定期戦もあります。学んだことを活かして戦いましょう。
0503 果敢に挑戦できた第一戦
第一戦、対札幌栄町中でした。ロースコアの時はお互いの体力もあり、力量的には善戦していました。
最初はそれぞれに硬さによるミスもあり、二回目からは本来の力が出てきました。レシーブ、スパイク、サーブも問題なし。相手にも力を見せることができました。
相手も札幌の強豪校です。こちらの戦術をみて、抑えるところや続けてポイントをとって離していきました。
1セット目は8対25で取られました。
2セット目は、はじめに立て続けに6ポイントをとりました。それぞれのプレーが良く繋がり、相手もまずは一本取ろうと焦りが見えました。
ですが、こちらがだんだんと体力的に厳しくなると追いつき、追い越して行きました。
ですが、結果的にミスになったとしても、宗谷ではなかなか対決できないレベルの相手のプレーに対し、果敢に挑戦する姿を選手それぞれに見ることができました。
島から来てくれた保護者や家族の皆さんの応援にも熱が入りました。
2セット目も25対9で終えました。強い相手に向かって精一杯プレーし、上手いプレーを見て学び、自分たちで試してみることが、チームとして強くなる道です。決して近道はありません。全道の仲間も、最初から強かったチームはありません。しっかり学んで挑戦していって欲しいです。
二試合目は応援できないのですか、またいい学びの試合になることを祈っています。
4日も予選グループ戦が二試合あります。精一杯頑張ってください。
0503 いよいよ第一戦
いよいよ始まります。
0503 バレー選抜優勝大会
例年この時期に芦別で行われている北海道中学生バレーボール選抜優勝大会に、宗谷の代表として利尻中バレー部が参加しています。昨日の1便で出発し夜に芦別に辿り着きました。
今日は開会式と研修グループ戦で2試合行います。黄色いユニフォームが利尻中学校です。皆さんの応援もあり新ユニフォームも間に合いました。
利尻からも保護者が応援に来ています。中体連の前哨戦もして精一杯戦い、いろんなことを学んで、宗谷に持ち帰って欲しいです。
0501 外での練習スタート
利尻で、空前絶後の4日連続の臨休!をもたらしたあの雪が、もう綺麗になくなり、先週金曜日には転圧(でこぼこを無くすロードローラー)が入り、グラウンド状態が完璧になりました。
100m走のラインを、体育のS先生と教頭先生が引いてくれて、今日から外での練習が始まりました。
位置について~、よ~い、どん!(「って言ったら走るんだよ~」となったかは分かりません)
1年生は、50mをいきよい良く走っていました。
5月26日(日)の体育祭に向けて、外での活動が増えていきます。今から楽しみです。
0501 睡眠の大切さ
今日から5月になりました。明日はお休み(4月13日参観日の振替)なので、今日1日頑張りましょう。
保健室前で、養護教諭のS先生が掲示物を作成していました。
良い睡眠についての啓発コーナーです。今回の掲示物もいろいろ工夫があります。(真似できません)
めくってみると、国名が書いてあります。2位・3位は分かりますが、1位はこれ、どこでしょう?日本はダントツの最下位。3位のアメリカと1時間以上も違います。なぜでしょう?
最後に、「よい睡眠ために今日からできること」があります。めくってみて下さい。明日から連休になりますが、体があっての健康です。眠いときにはきちんと寝る、明日のことを考えて早く寝る、を続けて健康的に過ごしましょう。5月7日からは、いよいよ体育祭の取組が迫ってきます。
0430 授業の様子
今日はゴールデンウィーク前半明けの火曜日です。何か曜日感覚が狂ってしまいますが、元気に登校してきました。
廊下には、2年生の木工作品がありました。綺麗に仕上がっていました。持ち帰ったら、家でもぜひ使って下さい。
体育館では、1年生が気合いを入れてマット運動をしていました。今日は側転と後転と開脚前転&後転をしていました。このあと、実技試験があったそうです。うまく出来たでしょうか?
5時間目は、前期生徒総会の議案書&体育祭の原案検討をしていました。モニターで見せながら、みんなに委員会活動について説明する1年生。
2年生は、進行役の議長と提案する委員会で役割を分担し、各自でタブレットで議案書を観ながら、口頭で補足説明していました。
3年生は、各担当が全て生徒会役員や委員長などの「お偉方さん」です。提案にも熱が入ります。
熱心な討議、お疲れ様でした。
あともう1日頑張ると、また連休です。アンパンマンも応援しています。
バレー部は宗谷管内代表として選抜優勝大会に参加のため、2日から芦別へ遠征です。中体連に向けた前哨戦ですし、宗谷の中で一歩リードしていると考え、同じ全道のバレー仲間と精一杯戦ってきて下さい。(ユニフォームも間に合ったそうです)
0426 授業の様子
今日の授業の様子です。
2年国語は、清少納言の「枕草子」をみんなで読んでいました。「春はあけぼの やうやうしろくなりゆく山ぎは 少しあかりて~」という詩です。春には「山ぎは(山際)」秋には「山の端(やまのは)」という言葉が出てきます。山が空に接する場所だけど、観る視点が違うことなど確認していました。また先生が発問してみんなが考えているとき「先にヒントや答えをぺらぺら言うのはやめよう」と指摘し合っていました。
3年社会は、第2次世界大戦が起こる前の「世界恐慌」について。恐慌が起きた理由、そしてアメリカやヨーロッパで起きたこと、ソ連で起きていたことが、グラフを見ても全然違うこと、その状況の違いや国民感情の高ぶりと政治によって、着々と戦争が起こる状況ができあがっていくことを学んでいました。
1年体育はマット運動で後転の練習。やる前には気合いを入れたいのか、それぞれ「よっしゃー」など声を出して回っていました。(手で押す力がなくて、首がねじ曲がりそうな人も)しっかり確認して後転できていました。
今日の利尻は少し荒れ模様で、2便も時刻が繰り上がる臨時便となりました。今日から島を出る人もいます。部活で頑張る人もいます。それぞれ元気に充実した連休にしてほしいです。
0426 全校朝会
始業式・入学式から3週間。全校集会を行いました。
本日付で、着任された先生を迎えました。昨年2年家庭科でお世話になり知っている先生なので、あたたかく迎えてくれました。
続いて、生徒会から前期の活動テーマ、5月目標が発表されました。
前期生徒会活動テーマ
5月の目標
今の利中生徒34名に合っているテーマ、月目標だと感じました。 校長の話は「5月は、4つの力のうち2つ、①人間関係と社会とのつながりをつくる力、②自己理解・自己管理する力、をぜひ付けてほしい」と話しました。(詳しくは、30日発行の学校だよりをご覧ください)
明日から連休に入ります。部活動や遠征、旅行に出る人もいるでしょう。1ヶ月頑張った自分たちを認めて、次に進みましょう。そして、疲れたときはしっかり休みましょう。
元気に、連休後のスタートが切り、生徒会の5月テーマ「アパタイト~絆をつなげる」に進めることを願っています。
0425 学校運営協議会
昨晩、利尻中学校運営協議会を行いました。今年度から、各協議会員の他、沓形小・仙法志小の校長先生にもオブザーバーとして参加いただきました。
学校経営方針を3校で交流した後、今年度の活動方針の他、今後の活動の方向性について話し合いました。
幸い、8年前の利中開校時、学校運営協議会を準備されていた当時の関係者が参加されており、経緯を聞きました。当時は、道外にも視察をし、学校運営協議会をどのようにするかを、町として丁寧に準備していたこと。小中3校での開設を準備していたが中学校1校でのスタートとなったこと。でも、中学校単独での協議会では、どんな活動にするかの企画でなかなか大変だったことが交流されました。
現在では法律が改正され、地域の数校を巻き込んで1つの協議会でもよい形になり、その方が協議会員確保と内容も充実することが話されました。それに向けて準備をしていくことが確認されました。
内容としては、活動ありきではなく、「どんな子どもを育てたいのか」について、学校でやれること、地域の人が関われることについて意見を出し合い考えられる場にしたい、と意見がまとまりました。
3校が協力できる学校運営協議会へと、発展する1年になると思います。参加されたみなさん、ありがとうございました。
0424 2・3年総合的な学習
今日の4時間目、2年生・3年生共に総合的な学習を実施しました。
まず3年生は、今年学ぶ内容についてのガイダンスでした。
70時間の計画のうち、修学旅行で行う「観光大使活動」や「上級学校訪問」、利尻高校に行って学ぶ「学問ガイダンス」、進路について学ぶ「社会人講話」、利中祭で行う「郷土芸能」、利尻の特産を活かした「お弁当作り」など、いろいろな分野があります。
盛りだくさんなのですが、自分たちでどこまで出来るのかと少し不安な様子でした。でも安心してください。みんなの力を出せば、3年生なりのいい形ができますので。がんばりましょう。
2年生は、自分の将来計画を構想していました。利中を卒業した16歳から10年間を見通して、自分がどんな進路に進みたいかを表に書き入れました。
並べると、机をはみ出してしまいます。
中には、将来設計が2つあり、それぞれ分けて書いている生徒もいます。
大学は何年間いくことになるのか、この進路に進むにはどうしたらいいのか、などそれぞれ疑問が出てきて先生も質問にできる限り応えていました。
2年生は今年、稚内に宿泊研修して職場実習を行います。夢に向けての構想にもつながります。いい学習の時間にしてほしいです。
0423 総合文化部の生徒作品
今日の総合文化部は、スタートから集中していてました。これはすごい作品が出来るのではないかと予想し、あまり声をかけないで離れました。
しばらくした後、1人の生徒が見せに来てくれました。
やまめの絵だそうです。写真を見て描いたそうですが、この色合い、素晴らしいです。
部活動は、身体を動かして鍛えたり、素晴らしい作品を作って共感したりと、心と身体を作る時間です。感動できるまでは長い道のりですが、精一杯、技術と心を育ててほしいと願っています。
0423 1年英語 音の足し算
今日の1年英語は、Phonix(フォニックス)という音の足し算を学んでいました。A,B,Cをエイ、ビー、スィーを読むのは「名前読み」、ア、ブッ、クッと読むのは「音読み」と言います。
音のまとまりで読むと、その前に足された文字で、知っている単語になります。N先生がいろいろな例を出していました。
all(オール)の前に、b(ブッ)を付けると?またt(トゥッ)を付けると~? こんな感じで読んでいきます。
1年生は感覚がいいので、すらすら単語を読んでいきました。
Wednesdayのように、書きづらい単語はローマ字読みで覚えるのも大事。でも音読みやまとまりで読める単語が増えると、どんどん単語が読めて書けるようになります。しっかり学習してほしいです。
0422 B組からのプレゼント
先日、3年B組の生徒が、色紙にいろいろな色を乗せてたり、滲(にじ)ませたりしていました。
「何をつくっているのかな~?」と思ってみていたところ、栞(しおり)をつくっていました。
本日、校長室を訪れて、3種類プレゼントしてくれました。本を読むときにホッとした気分になりますね。ありがとうございました。
0422 小中交流会
今日の午後、小中交流会を行いました。沓形小・仙法志小の先生他、両保育所の副所長と所長、学校運営協議会長、教育委員会の方々にも観ていただきました。
1年国語では、調べた情報をマッピングという手法でまとめ、わかりやすく表現する方法を学びました。グループでの交流を通してまとめを考え、タブレットで入力しました。
2年社会は、鎖国について学びました。外国の文化を全てシャットアウトするのではなく、幕府が情報を独占していたこと、開港していた港から文化が入ってきたこと、その文化と地域が融合して独自の文化が生まれたことなどを、先生の面白いゆさぶり質問に、生徒達が一生懸命答えて授業が進みました。
3年美術では、心のイメージを形にする授業でした。絵の具をシートに伸ばしたり、ひっかいたりして、自分の心を表現しました。
生徒達も2枚、3枚と作成して、紙に写し取っていました。
終了後、3校の先生方で全体会を行いました。中道教育長さんからは、小中連携会が誕生した経緯、そして事務局長の教頭先生から、今年度進める内容を提案し、教務、生徒指導、研修に分かれて小中連携して進める内容を話し合いました。
今年度は、Google workspaceも入り、プラットフォーム活用におけるオンラインでの連携も本格的に始まります。小中の連携をより一層進めていきます。
0419 2年生英語 my favorite things
2年英語は、自己紹介をしていました。
Let me introduce my favorite things. I like ◯◯. Do you like ◯◯?と、自分の好きなことと相手のすきなものを、ALTのニール先生に紹介していました。
プリントの英文を読んでしまう人、紹介するモノを見せて笑う人、英文が棒読みになってしまう人などいますが、自分の好きなことをきちんと伝えることが出来ていました。
学級に戻ってきて、「◯◯のこと言えた~」など、反省会がありました。知ってるつもりで言えない単語って、異文化を学ぶ上で「あるある体験」です。(例:道路→road:反対じゃん!、イクラ→????:イクラってロシア語なの?)
視野を広げる体験って面白い!そんなきっかけを大事にして、学習を続けてほしいです。
0418 一斉委員会
今日は5時間授業で、放課後に一斉委員会を行いました。
読んで字のごとく、一斉に委員会、学級役員会、生徒会役員会を開催して、学校自治活動を進める活動です。様子を紹介します。
保健委員会です。校内での健康管理と生徒・先生の誕生日紹介をしてくれています。今年はどんな活動になるのでしょうか?
生活学習委員会。校内の生活と学習を進めるために、どんな活動が出来るかを考えていました。言葉にこだわり、活動案を出し合っていました。
3年生学級役員。本当は2名ですが欠席したので、先生と取組を考えていました。
2年生学級役員会。自分たちだけで、わきあいあいと話し合っていました。
1年生学級役員会。フレッシュな気持ちで担任の先生といろいろ相談していました。
図書委員会。朝読書の取組があるので、やることたくさんと言っていました。
放送委員会。毎日の給食放送、清掃放送を担当します。
生徒会役員会。26日の全校朝会に向けて、前期のテーマや活動案を話し合いました。
利尻中の学校生活が、よりよく充実した物になるよう、活動に期待しています。
0418 全国学力学習状況調査
本日、上記調査の実施日となり、本校でも1・2時間目、3年生で実施しています。
昨日はタブレットによる質問紙調査という、学習状況に関する質問をタブレットで答えてもらいましたが、今日は国語と数学のテストを行っています。頑張ってほしいです。
0416 少人数数学の授業
久しぶりのアップになりすみません。
16日(火)は、2年数学で今年度から始めた少人数数学の授業でした。基礎コースと応用コースを自分で選択して学習しています。今回の授業は、2a2+bなどの単項式・多項式、次数の確認です。
単元(学習のまとまり)に合わせて希望を取って行きますので、じっくり基礎力を付けたい人、発展的内容に挑戦したい人、自分の状況に合わせてそれぞれ替えていくことが出来ます。
先生二人も、教える内容や様子について連携を取りながら、進めてくれています。
先生からの発問に当てられた生徒はしっかり反応し、全体への説明には頷きながら学習していました。宿題も出たので自分のペースでコツコツ進めてほしいです。
0415 3年家庭科の授業
今日の5時間目、3年家庭科の授業にお邪魔しました。
今年の家庭科は、以前担当していた先生が転出し、O先生が担当しています。
3年生は、「幼児の生活と家族」という単元で、今日の授業は「自分の生い立ち」について考えました。
自分が生まれた頃、自分が小学校低学年だった7年前に、何をしていたのか、何が好きだったのか、どんな思い出があるかを振り返りました。
3年生は、当時の担任の先生、具体的なエピソードや好きだったおもちゃ、行った場所などを思い出して書きました。
3年生は、転入生が多い学年なので、利尻とは限らない様々な思い出を仲間と交流しました。ここから、幼児が好きなもの、幼児がみえる視点を学び、おもちゃづくりや実際の保育の仕方を学び、働く・夫婦になる・家族を持つ・子どもを育てる、というように将来について学んでいきます。早い人であと10年で親になります。しっかり学んでほしいです。
0413 4月参観日・PTA総会
4月13日(土)、今年度最初の参観日となりました。もう始業式から1週間経ちました。2週連続の弁当持ち登校となったため、3年生の黒板にはこんなメッセージが。「サンドイッチがいいな」実際のお弁当はどうだったのでしょうか?
5時間目を参観日として公開しました。今回は1年生が国語、2年生が体育という担任の先生、3年生が理科で副担任の先生の授業となりました。
課題文の読み取りをして、仲間と一緒によりよい答えに直して、そして見に来たお母さんにも見てもらいました。ご協力ありがとうございます。
2年生は体育。跳び箱、バドミントン、卓球などをローテーションして総合的に体を動かす授業でした。
こんな高い跳び箱に、気合いを入れながら(声にも)チャレンジしていました。
3年生は理科。先日学んだ植物細胞の組織を実際に見る授業でした。なかなか手間のかかる作業ですが、3年生は持ち前の理解力を発揮して、実験に挑みました。まず、長ネギの先端を砕き、プレパラートに載せる。
試験薬を垂らしてスライドガラスを載せ、余分な試験薬を紙で吸い取る。
見えやすいように(マッサージのツボ押しのように)上から押さえつけるという、なかなかの手間がかかる作業です。
最後は、顕微鏡でネギの細胞を覗きましたが、うまくいったところや行かないところがあったようです。でも、実際に見てみることで、野菜の先端が伸びるのは、小さい細胞が分裂を繰り返し、それぞれが大きくなる(から伸びる)ことが理解できました。
このあと、保護者のみなさまには、利中・利高の説明会、PTA総会、学年懇談会、部活保護者会にも残っていただきました。利尻中が今年進める内容、保護者と一緒になって取り組む内容などを提案し、協力いただけることになりました。今年1年、生徒達が未来を担う力を付けるために、協力するよいスタートになりました。ありがとうございました。
0412 初めての学力テスト
同じく12日は、学力テストを行いました。北海道文化協会がつくっている北海道で多くの学校で実施するテストなので「文協テスト」と読んでいる学校もあります。
1年生にとっては、小学校の範囲が定着しているかどうか確認する初めてのテストとなりました。
3年生は、すでに高校入試への意識があるのでしょうか。とても真剣に取り組んでいました。
土曜日から、結果と解き直しがあるので、しっかり出来ないところはできるようになってください。
0412 交通安全教室
アップが遅くなり申し訳ありません。
12日(金)は、交通安全教室を行いました。講師は、沓形駐在所の所長さん、4月から新しくみえられた方です。
自転車の運転にも慣れた中学生ですが、その分、安全面を怠ると大きな事故になる可能性があります。交通安全の映像教材を見ながら、実際に起こりえる事故について、学びました。
スピードも上がる中学生だからこそ、ドライバーと同じように信号を守る、交差点や道に出るところ、見通しの悪いところでは一次停止をして、安全確認することを学びました。
すでに、自転車運転時のヘルメット着用は当たり前になりつつあります。髪型が崩れるなど気持ちは分かりますが、互いの命を守ることには変えられないので、しっかり装着し、安全運転をしましょう。
駐在所長さん、ありがとうございました。1年間、他の安全教室もよろしくお願いいたします。
0410 生徒会入会式
今日は生徒会入会式がありました。
1年生は自己紹介、2・3年生は、生徒会・委員会活動、部活動、校歌を紹介する行事です。
1年生は頑張りたいこととして「勉強と部活」を上げていました。やはり、努力して成長することに憧れがある素晴らしい1年生です。
生徒会活動もなかなか充実している利尻中。後期にどんな活動をしたかを紹介しました。
部活動紹介では、バレー部、バドミントン部、総合文化部の活動を紹介し「うちの部にぜひ入って!」アピールをしました。
最後に校歌を歌いました。マスクをしたまま、入学式よりは大きな歌声になりました。歌いやすい利中の校歌、どんどん大きな声になってほしいです。
終了後、1年生は体験入部に出かけました。バレー部は1年生を交えて、連続レシーブ上げにチャレンジ!
総合文化部は、音楽体験と切り絵体験をしました。
バドミントン部は写真が撮れなくてごめんなさい。1年生がどんな部活を選ぶか、先輩達は楽しみにしています。
0409 第1回校内研修
昨日は、校内研修を行いました。今回は研修担当から、今年の校内研修について説明がありました。
今年の研究テーマは、「他者との学び合いを通して、自らの学びを深める生徒~ICTの活用を通して~」と定め、”個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実”を図っていきます。そして、授業公開の担当を決めました。
そして「キャリア教育で育む基礎的・汎用的能力の育成」の4つの能力として、今年度は先生方に「生徒達のこんないいとこ・気になるとこ」と題したアンケートを実施しました。Padletという付箋を貼り付けるアプリを使い、2週間の生徒達の様子を見て「利中生のこんないいところ」や「気になること」を先生方で出し合いました。たくさんの意見が出ました。
これらの力は、テストでは測れない、生きるために必要な「非認知能力、スキル」と呼ばれている能力です。1週間単位でこの動きを続け、どの生徒にもある良さをしっかり見取り、授業や学校生活、行事、部活などで意識的に取り組み、”他者との学びの中で自らの学びを深める生徒”を育成する動きにつなげて行きます。
利中の先生方のやる気を感じた研修になりました。
0409 授業の様子
昨日の授業の様子です。
B組は、2年生と3年生の1名が一緒の授業で、正の数、負の数をやっていました。私は二人の興味に合わせて、利尻の昨日と今日の最高気温について問題を出しました。「月曜日は12℃、今日は4℃で、違いはいくつ?」、二人は最初は間違えながらも正しい答えを出すことができました。(気象予報士が「昨日の気温と比べて-8℃」とは、決してマイナス気温とは限りませんよね。あれ?大丈夫かな?)
3年音楽では、4月から先生として赴任した先生の授業。発声練習のために向かい合い「アエイウ、エオアオ」と発声していましたが、マスクがあって確認ができません。「お互いの口の形を見て互いにチェックしよう、マスク外すのは恥ずかしいかも知れないけど」と伝えたところ、みんなが外して声を出し始めました。口の形を見て笑顔が出ました。「叫びたい気持ち、明るい気持ち、伝えたい気持ち、いろいろな感情を載せて、発声するんだよ」の言葉に、3年生もうなづいていました。すでにマスクは強制ではないのですが、恥ずかしい気持ちがあり付ける生徒もいます。恥ずかしい気持ちが少しずつ無くなり、納得して外せられることを願っています。
2年数学、今年から少人数で分かれて授業を行います。基本定着・思考の2つのコースがあります。お家の人と相談して決めて、単元(学習のまとまり)が終わったら、また選び直すことが出来ます。自分の状態や頑張りに合わせて選んでほしいです。
授業の始まりは、どの先生も生徒も真剣です。いい学びをスタートしてほしいと願っています。
0406 新しい先生紹介放送
今年度初日から、驚きの動きを見せた放送委員会。今日もいい動きを見せてくれました。
題して「新しい先生の紹介放送~!」、さすがです。
急遽、給食中の先生を呼び出し出演させる、という放送委員会が誇る信頼と実績がなせる技です。
教頭先生は用事があって出演できませんでしたが、転入した二人の先生は、放送委の要望に元気に応えてくれました。「利尻に来るのを楽しみにしていた」との言葉に、企画した放送委の生徒達も喜んでいました。
一年生も、今日の一日で「つかれた~給食なんだっけかな~?」と言っていましたが、放送のレベルにニコニコしながら給食を食べていました。放送を聞いてホッと出来たでしょうか?
先週土曜日から始まり、今週も土曜日の参観日まであります。ぼちぼち頑張りましょう。
0408 授業がスタート
今日から、実質の通常の学校生活がスタート。
一時間目は入学式の会場の後片付け、復元をしました。
1年生は、校内の施設見学。8年目と言ってもまだまだ新しい校舎なので、目新しい教室ばかりです。
家庭科室もこんな感じ。
教示鏡(調理工程を見せる天井の鏡)の説明をすると、なぜか?のぞき込んでいます。愉快な3人です。
2・3年生は授業がスタート。新しい先生になった理科と英語です。
1年生は学級目標を決めていました。こだわりは、漢字一文字だそうです。
1年生の数学です。パズルを解いています。出来た人はまだの人を助けています。答えを言うのでなく、ヒントを教え、出来たときには「あ~、うげ~、ん~」という叫びが出ます。
喜びもひとしおです。
今日は午前のみの授業。2・3年生は部活で、生徒会入会式の練習です。
0406 令和6年度始業式・第8回入学式
アップが遅くなってすみません。
昨日の6日(土)、着任式と始業式を行いました。
今年度は3名の先生が着任されました。昨年9月の管内教育研究大会に来ていた先生、学校行事で利尻を1週歩いていた先生、利尻中にゆかりのある教員が関係者にいた先生など、3名とも利尻にゆかりがあり希望して来てくれたことがわかり、迎える側としても元気がわきました。
今年度の体制発表をしましたが、ほぼ全ての先生が新しい役割を持つこととなったため、発表する度に、みんな驚きや戸惑いで、仲間と顔を見合ったり手をたたいたりと、新鮮な反応がありました。(先生方も喜んでいました)教室に戻って学級開きとオリエンテーション、そして入学式の装飾を直しました。
土曜日なのでお弁当で昼食。ある驚く出来事がありました。「先生!お昼の放送、やっていいですか~?、原稿書いてきたので・・・」、先生方も「?!」と驚きでした。「自分たちだけで(放送が)やれます!」と主体的な意思表示。これには、先生方も反対する理由がありません。「では、よろしく!」と背中を押しました。昨年も数々取り上げた放送委員会のいい役割、それが年度初日から始まるなんて。実は、昨年度も前委員長(卒業した先輩)もやっていたそうです。いいスタートを切るために、昼放送をしようという気持ちがとてもうれしかったです。
午後から、入学式が始まりました。
8名の新入生を迎えました。
校長式辞では、中学校で考えて行動してほしいこととして、2つ話しました。「(1)自分の将来を考えること、(2)将来を生きるために必要な4つの力~①人間関係や社会との関係をつくる力、②自分を理解し、自己管理する力、③いろいろな課題に対応する力、④自分の将来を計画し学び続ける力~を身につけること」
利尻町長の祝辞では、利尻中が続けてきた良さを、2・3年生が引き継いで、1年生に教え、新しいメンバーで続けよりよくしていくこと、それが伝統を引き継ぐこと、とのメッセージをいただきました。
今日から初舞台の前期生徒会長からは、「利尻中のたくさん良さを活かし、よい学校にしていこう」と決意を述べてくれました。
最後に記念撮影。全校生徒34名、教員14名で、今年度がスタートしました。
保護者の皆様、地域の皆様、そしてホームページをご覧になっている皆様、今年も1年どうぞ応援してください。よろしくお願い致します。
0403 顔合わせ研修
昨日で赴任される先生が出そろい、本日午後に顔合わせ研修を行いました。今回は「学校経営方針研修」として、校長が講師で進めました。
利尻中の学校教育目標「ふるさとを愛し未来を担う生徒の育成」は、「私たち(教師・保護者・地域)が利中生を育てる姿」であることを学習し、同時に、中核的な重点「キャリア教育」で育てる基礎的・汎用的能力(4つ)について触れました。(詳しくは、左のバナー「利尻中 学校概要」に載っています)
ここから先生方で活動をしました。キャリア教育の基礎的・汎用的能力にある4つの力、(1)人間関係形成・社会形成能力(2)自己理解・自己管理能力(3)課題対応能力(4)キャリアプランニング能力は、”生徒にどんな力を育ててて、どんな姿が見えればいいか”という「行動指針・行動指標」を考えてもらいました。
付箋に書いて、交流しました。
15分の交流の後、グループ毎に「どんな姿が見えればいいか」を発表しました。
4つの力の1つ「自己理解・自己管理能力」です。このグループでは「自分と他者との違いに気付く力、予想・予測できる力、その具体例」が必要だ、と話し合われたようです。
この研修で学んだ視点は、職員室内に掲示しました。先生方はこの研修を通して、この4つの力を生徒達に付けられるように、授業や学活、部活動などで意識的に実践していきます。そしてその力が育った姿を見取り、生徒達に返していきたいと考えています。
これらの力は、テストの点数では測れない「非認知能力」と呼ばれる力です。変化の激しく予測が付かない「VUCA(ブーカ)の時代」にあって、子ども達が未来を予測し、必要な力を付けていけるよう、利中の個性豊かな教職員で協働して行きたいと思います。
始業式・入学式まで残り3日です。
0329 別れの季節
3月の最終の金曜日です。今週に入り、旅立つ生徒、先生方が増えて来ました。今日も同僚の先生に加え、生徒達も見送りに来ていました。
島の名物、紙テープでの見送り。私は幼少期から夏の利尻に来ていたので、小学生の頃に最初見たときは驚きました。大人になっても、この別れはなんか寂しくなりますが、お世話になった人へのせめてもの餞(はなむけ)として、素晴らしい文化です。今日は雨と風があったので、濡れるとすぐテープが切れてしまうので中止しました。
旅立つ本人は、感慨引き潮でしょう。本当に活躍を祈っています。もしかしたら2度目の赴任もあるかもしれませんね。
今年は日取りの関係で、旅立ちの儀式は4月1日まで続きます。
0323 エアコン工事
今週土日もエアコン工事です。今日はクレーン車が入ってきました。
エアコンに必要な室外機(空気の入れ換えを行う外に設置するもの)を、1年生教室横のベランダに設置するために、機械や部品を2階に持ち上げるためです。利尻中に入ったエアコンはオフィス用のため、大きな室外機です。
これらの設置と配管、そして電源接続が完了したら完成です。試運転は30日を予定しています。(卒業生のみなさん、見せられずにごめんなさいm(_ _)m)
新学期に入ったら無事に動いて活躍してくれるでしょう。楽しみにしていてください。
0322 修了式・離任式
本日、無事に令和5年度の修了式を迎えることができました。
予定の206日から臨休で6日なくなりちょうど200日でしたが、感染症による学級閉鎖もなく安全に過ごすことができました。修了証を2人の学級代表に授与し、お話をしました。
始業式の時に、先生方で考えている「10年後を生きぬく力、利尻中の生徒に付けたい力」を振り返りました。「1.まわりと関わる力、2.情報を判断し活用できる力、3.自立する力」この力を育てることが出来たかどうか。行事では大きな成長がありましたが、より具体的に評価として返していけるように、先生方の研修を進めていきます。
また「学校でなにより大切なこと」で、「1.健康に過ごせる、2.語れる仲間をつくる、3.落ち着ける場所を持つ」この3つについても、学校が安心安全に過ごせる場を、みんなと創っていきたいと考えています。
生徒会長からは、この一年間、利尻中で学んだことを活かして、4月からもよりよい学校を進めていこうと話がありました。(ちなみに、後期の会長として最後のお話となりました。4月からは交代しますが、学級や委員会でも力を発揮してください)
離任式では、5名の先生方が利尻中を離れることになりました。送別会は企画できなかったので、今日が初めての発表でした。
それぞれの先生方からは、たくさんの想いを抱いて、生徒達のために教えていたこと。そして、次の赴任地に行っても利尻のことを忘れず頑張っていくとの感謝と決意の言葉を聞いて、関わりのある生徒達は涙していました。
副会長から感謝の言葉があり、最後に生徒達がアーチで見送りました。列が出口まで足りないと分かると、島渡りの土台のように、次まで走ってアーチをつなげていました。
とても微笑ましく、寂しい気持ちよりも感謝の気持ちが溢れていました。
別れと出会い、感謝と次への希望をもって進みましょう。一年間、本当にありがとうございました。
4月27日から、ほぼ毎日続けていた「利中日記」ですが、春休み期間は少し頻度が減ります。
こちらのedumapをメインに、少しずつ充実させていきますので、ご理解ください。
0321 前期生徒会役員選挙 立会演説会
放課後の時間で、前期生徒会役員選挙の立会演説会がありました。
今回立候補したのは、会長1名、副会長1名、書記2名で、2年生2名、1年生2名です。それぞれの思いを語ってくれました。
「みんなの意見を取り入れ、よりよい学校に進めていく」「3年生が卒業して静かになったので、利中を盛り上げたい、体育祭などまとめていきたい」「行事を企画して利中を盛り上げ、一人一人の個性を大事にして生き生き過ごせる学校にしたい」「全校生徒が楽しめるように、レクなどを企画して仲を深めたい」
やはり、学校をよくしていきたい、生徒達の仲を良くして盛り上げ、生き生きと過ごせる学校にしたい、という想いに溢れていました。学級で信任投票が行われ、明日発表となります。
3年生が残してくれた財産を大切に、4月からも生徒会を中心に、学校自治を創っていきましょう。
0321 ラスト清掃
明日は2時間授業のため、今日で今年度のラスト清掃となります。
昼休み、先生と生徒で協力して清掃する場面が、あちらこちらで見られます。楽しくみんなでそして綺麗に。そんな活動時間にできる良さが利中にはあります。
来年度もそんな学校文化を大切にしていきましょう。
0321 2年生学級レク
2年生の3・4時間目は学級レクでした。
お邪魔したところ、「人狼ゲーム」をしている最中でした。ルールと進行を3年副担任の先生がしてくれて(感謝!)、みんな楽しく進めることができました。
「人狼」ゲームは、味方になりすましたウソつきを会話で見つけ出すゲーム。プレイヤーは、全員とある村の住人として振る舞い、その中の何名かは人狼役で、村人に化けて村を滅ぼそうとします。
村人たちは毎日、発言や仕草を頼りに見分けのつかない人狼を探し、多数決でもっとも疑わしい 1名を人狼とみなして処刑します。
こうして昼と夜が繰り返され犠牲者が増える中、人狼をすべて処刑できたら人間の勝利。それよりも早く人間を減らし、生存者の半数を人狼で占めたら人狼の勝利。
人狼や人間の他にも、夜に人狼を見つけることができる予言者や、昼間に処刑した相手が人狼だったか分かる霊媒師など数多くの役割があり、これらはプレイ開始前に配られたカードによって決まります。そのため、同じメンバーで遊んでも毎回異なる展開を楽しめます。
人狼は巧みなウソで、人間は的確な推理で、会話を通じて仲間を説得し相手を追い詰めていくのが「人狼」ゲームの醍醐味です。最後は、誰が怪しいかを一斉に指さしています。(以上、ネットから調べましたm(_ _)m)
楽しく盛り上がったレクでした。さあ、このあとは前期生徒会役員選挙です。
0321 B組の床掃除
B組では、床掃除を絶賛実施中で、本日終了となりました。
B組の床は、滑りにくい凹凸があるゴム素材で、しかも鉛筆やホワイトボードのかすを踏んづけると床が黒くなる床です。
消しゴムで消しても落ちず、諦めていたところ、スチームモップが登場。でも蒸気パワーだけでは不十分なので、メラミンスポンジ(俗に言う◯落ちくん)で落としてモップをかけるとあら不思議、8割ぐらい落ちました。
担任の先生と一生懸命2週間に亘って掃除しました。生徒のパワーはかなり強く、汚れを落とすよりスポンジが早く消耗しがちだったので、汚れをやさしくみがき落とすことも学びました。
教室を掃除する・丁寧に使うは、日本人の競技サポーター達の礼儀でも絶賛されたように、地域社会に活かせる優れた習慣です。今日明日で今年度も終わります。きれいにして今年度を終えましょう。
0319 1年美術 バターナイフ&ジャムスプーン
先日、授業を見に行き、1年生が一生懸命につくっていた「バターナイフ&ジャムスプーン」が見事に完成しました。
木製なのでオリーブオイルを表面に塗り、バターやジャムとも合うように仕上げました。1年生が仕上げたナイフ&スプーンは、使い勝手がいいかどうか家で使ってみるそうです。ご家庭のみなさんも評価してあげてください。(未来の木工芸術家が誕生するかも知れません)
これは、木の切れ端を使ったペンダントでしょうか? 確か早く終わった人たちが作り始めたと聞きました。おでんの形や模様がユニークで味わいがあります。
こちらは「た◯◯っち」でしょうか?このような味わいのモノをコツコツ作れる1年生。なんか素敵です。
0319 総合文化部調理実習
今日の総合文化部は調理実習を行いました。
活動の切り絵が早く終わることが見えていたため、お楽しみ企画をしようと計画。4人と先生方で作り始めました。メニューは、チョコパイとガトーショコラ、バスクドチーズケーキと抹茶なんとかケーキ(ごめんなさい聞きそびれました)のスイーツ祭りです。
写真を撮りに行ったときには、もうチョコパイが完成し後半にさしかかったところでした。でも、できあがったスイーツは職員室にもお裾分けしてくれました。職員室で仕事をしていた先生、部活でいない先生にも全て配ってくれました。本当に美味しくて疲れがホッと取れました。
最後にみんなで食べたり、持ち帰ったりしたそうです。少し片付けの時間が足りず先生方が手伝ったそうなので、次回はしっかり計画を立てて、片付けまで盛り込んだ「調理実習完全コンプリート」を目指してほしいなぁと思います。
明日はお休みで部活もありません。今年度も残りわずかです。木曜日元気に会いましょう。
0318 公立高校合格発表
遅くのアップですみません。
今日は公立高校の合格発表でした。
昔は高校の玄関まで行って、受験番号を見つけて「あったー!」という光景はもう昔のこと。コロナ禍を踏まえた今は、ネットで高校の発表を見て,中学校に行って知らせてくる,という形になっています。
それでも、卒業生が来てくれるのを職員室で待っていました。結果は、祝全員合格!みんな頑張った成果が出ました。笑顔で来てくれる卒業生、こちらも大変嬉しかったです。
玄関で見送りをして、後は22日の離任式で登校するのみとなりました。もうすでに島を離れている仲間もいます。少し寂しいですが,卒業生にとっても学校にとっても、次に向かう準備です。今日も先生方は新年度に向けた会議でした。今年の反省を踏まえて、来年度に変えていくことを決めました。
今年度も残り3日です。いい形で終われるように,みんな頑張りましょう。
0315 会場の後片付け
今日から、1・2年生のみの登校となりました。
1時間目に会場の後片付けをして、ステージ以外は元通りに戻りました。中学校は受験の発表前に卒業式を終わらせて、その後は、入試の合格発表、離任式のみに来る形になります。もちろん、すでに合格が決まっている卒業生は、先に進路先に向かう人もいます。
今日の給食も「卒業してさみしいよ」放送になってしまいました。でも、少しずつ乗り越えていってください。あっという間に新入生を迎える日が来ますので。
そんな給食の時に、B組に行ってみると、あれま、新しい先生が来ていました。先生と仲良く給食を食べていました。
今日は4時間で下校となり、午後は先生方の会議です。明日明後日でエアコン工事が終了する模様です。
明日は沓形小、明後日は仙法志小の卒業式です。
0315 今日の掃除の様子
今日の掃除から、1・2年生が担当することになりました。
玄関では、いつも厳しく優しいT先生が1年生に、玄関掃除の区分けと階段掃除の掃除機の使い方をご指導されていました。
昨日、卒業生がいた3年生教室は「・・・・」いつまでも残すわけにはいきませんね。担任の先生が綺麗にしておられました。
昨日、できあがった卒業の集合写真は、多目的ホールの「利中から巣立った卒業生達」コーナーの7番目に収まりました。さきほど担任の先生が写真を印刷してました。ぜひ受け取ってくださいね。
明日・明後日は、沓形小、仙法志小の卒業式。4月に入学する新入生の姿をしっかり見てこようと思っています。
0314 第7回卒業証書授与式
制限のない卒業式は、令和元年以来3年(修正→4年)ぶりとあって、ご来賓の方もたくさんお越しくださいました。ありがとうございました。
卒業証書を授与した際、ひとりひとりと目が合うのですが、笑顔の子、しんみりしている子、凜々しい人、それぞれの思いが伝わってきました。
壇上でメッセージを話しました。まわりへの感謝と次への希望を語ってくれました。その言葉を聞くだけで、涙が出てきました。
式辞でお話ししたのは、「生涯学び続けてほしいこと、力を合わせて困難を乗り越えること」です。卒業生達が駆け抜けた3年間で、見事に成長してくれたので、これからそれぞれの道を歩んでも、きっとそれぞれの場所で頑張ってくれると思います。
町長の祝辞でも、コロナ渦の中、団結して乗り越えた経験を糧に、次へ進んでほしいと激励をいただきました。
現生徒会長の送辞では、内容を暗記して述べてくれました。卒業生のたくましい姿は理想像であり憧れだったこと。体育祭では団結力を高め、失敗しても笑い合い励ます姿に強い絆を感じ、学校祭では全員の個性を笑顔が溢れる発表に心打たれたこと。いつも隣の教室から聞こえてきた賑やかな笑い声が聞こえなくなるとさみしい。自分たちも明るい雰囲気の学校を作れるように頑張っていく。心こもった送辞でした。
答辞は、旧生徒会長が述べてくれました。入学したときは、いろんなことが制限され、マスクで制服も着ない生活で、寂しさや悲しさを感じる日々からのスタート。2年生になってから少しずつ規制が緩和され大会に出られるようになったこと。3年生になって、5類に移行し、思い描いていた中学校生活が戻ってきたこと。たくさんの障害を乗り越えたからこそ、かけがえのない充実した3年間になったこと。在校生には中学校生活はとても短い、なので自分らしさと感謝をもって何事にもチャレンジしてほしい、と述べてくれました。
最後に、学年の仲間12名へ感謝を述べました。「時に騒がしく、賑やかなみんなですが、いざとなればどんな失敗をも協力して乗り越えるクラスです。私は『こんなクラス他にありますか?』と、心の底から自信を持って言えるくらい、最強で最高のクラスだと思います」の言葉に、本人はもちろん、会場中の人々が涙しました。
「コロナ渦という前例のない道を歩んできた私たちだからこそ、大丈夫。どんなことも『その時』を楽しみながら立ち向かうことのできる、そんな大人になってまた皆で出会いたいと思います。今まで本当にありがとう」と締めくくってくれました。
卒業生合唱は「正解」。歌詞がとても3年生の歩みに似ていて、強く気持ちを持ちながら歌う姿があり、会場から拍手が送られました。全校合唱「笑顔のふるさと」は、昨年の卒業式のために作った歌。この練習用の音源も自分たち卒業生が歌ったもの。音楽が専門ではない先生が、音楽の授業を通して一生懸命作った曲を、全校生徒で歌いました。卒業の時に歌った歌は、一生心に残ります。大切にしてほしいです。
退場の後に写真撮影。
また、15年間生きてきたことへの感謝を、生徒達は作文して自分の親に渡しました。担任から「こんな時だからこそ、渡すときに手を握ってくださいね」との声。「親の手は張りがなかったり、しわがあったりする。15年前はそんな手ではなかった。そうやって愛情をかけてきたんだよ」との言葉に頷く卒業生。自分の親は今日の日をそうやって迎えたことに感謝の気持ちを感じていました。
卒業式と同じくらい中身の濃いホームルームをして、卒業生は元気よく利尻中を巣立っていきました。
13名のみなさん、本当にありがとう。利尻中の校訓「愛郷立志」、学校教育目標「ふるさとを愛し未来を担う人」として、生きていってください!みなさんの活躍と幸せを心から祈っています。