0403 顔合わせ研修

 昨日で赴任される先生が出そろい、本日午後に顔合わせ研修を行いました。今回は「学校経営方針研修」として、校長が講師で進めました。

 

 利尻中の学校教育目標「ふるさとを愛し未来を担う生徒の育成」は、「私たち(教師・保護者・地域)が利中生を育てる姿」であることを学習し、同時に、中核的な重点「キャリア教育」で育てる基礎的・汎用的能力(4つ)について触れました。(詳しくは、左のバナー「利尻中 学校概要」に載っています)

 

 ここから先生方で活動をしました。キャリア教育の基礎的・汎用的能力にある4つの力、(1)人間関係形成・社会形成能力(2)自己理解・自己管理能力(3)課題対応能力(4)キャリアプランニング能力は、”生徒にどんな力を育ててて、どんな姿が見えればいいか”という「行動指針・行動指標」を考えてもらいました。

 付箋に書いて、交流しました。

 15分の交流の後、グループ毎に「どんな姿が見えればいいか」を発表しました。

4つの力の1つ「自己理解・自己管理能力」です。このグループでは「自分と他者との違いに気付く力、予想・予測できる力、その具体例」が必要だ、と話し合われたようです。

 この研修で学んだ視点は、職員室内に掲示しました。先生方はこの研修を通して、この4つの力を生徒達に付けられるように、授業や学活、部活動などで意識的に実践していきます。そしてその力が育った姿を見取り、生徒達に返していきたいと考えています。

 これらの力は、テストの点数では測れない「非認知能力」と呼ばれる力です。変化の激しく予測が付かない「VUCA(ブーカ)の時代」にあって、子ども達が未来を予測し、必要な力を付けていけるよう、利中の個性豊かな教職員で協働して行きたいと思います。

 始業式・入学式まで残り3日です。