利中日記

0511 島内中高バドミントン交流試合

本日、バドミントン部は、島内中高バドミントン交流戦に出場しています。会場は利尻中です。

島内3中(鴛泊中・鬼脇中・利尻中)と利尻高校の4校で、バドミントンを通して技術と体力、人としての成長でつながりあう仲間が集まると、圧巻の風景です。

 指導する先生方とコーチ陣、送迎と応援の保護者のご協力があっての開催です。ありがとうございます。

 会場を見回していると、床モップが綺麗に整頓してありました。

 昨日、壁掛けフックが壊れ、モップが雑に置きっぱなし+後始末が不十分でした。公務補さんと相談し台車を用意したのです。生徒達はそれをみて、そろえて使いやすくしようと自主的に動いてくれました。課題対応力の現れです。大変うれしいです。

交流戦が終わると片付けがあります。強いチームは片付けも準備も一流です。普段からできていることの大事さ、他中の動きも見て学べるとうれしいです。

 

0510 前期生徒総会

本日の4時間目、前期生徒総会を行いました。

その前に、だいぶ遅くなった認証式を行い、生徒会役員には校長から、各委員長、各学年の学級長には、生徒会長から認証状を授与しました。

 3年生になると、生徒会長といえど同級生から授与されるので、独特の雰囲気を感じていました。

前期の生徒会の活動について、提案をしてもらいました。放送委員会には、昼の放送のリクエストボックスの要望、保健委員会の活動にある水質検査はなぜするのか、の質問がありました。

 学年の目標、活動についても発表がありました。

1学年の活動に対して、3学年が質問するなどいい反応もありました。

 最後に、校長から生徒達に話しました。「計画は掲示するなどして忘れず実行しよう。求められることに気付くなど、自分+まわりをみて行動しよう。提案する人に反応したり応援するなどして盛り上げていこう」の3つです。

 また、体育祭についても「今年は、練習時間や準備をよりコンパクトにしているので、計画をよく観て、楽しくしっかり練習、そして盛り上げていきましょう」と伝えました。来週からスローガン、縦割りリーダーが決まり、練習が始まります。

 今日の終便でバレー部は稚内に出発し、明日の春季定期戦に出場。バドミントン部は明日、利中で島内3中の交流戦があります。いよいよ部活動も体育祭も本格化する5月です。ケガと病気に気をつけて、頑張りましょう。

 

 

0509 利尻島内中高合同「学問研究ガイダンス」

本日、隣の利尻高校で、標題の研修がありました。

「学問研究のガイダンス?」と聞いて、正直ピンとこないところもありますが、そこは利尻高校さんが仕掛けてくれた意図があります。

 それは、利尻の一番上に位置する利尻高校で、自分たちが興味を持っていることから、進むべき道と可能性を見いだして学問に打ち込み、生きる力を身に付けていってほしい、そんな意図を感じます。

 ぜひ、高校生からではなく中学生からその意識を持ち、利尻高校でも学問を学べることを知ってほしい。そのため、島内3つの中学校に開いてくれています。利尻中は3年生のみ参加しました。

 午前は「これからのアドベンチャートラベルの重要性」として、ニール・ハートマンさんに講演いただき、午後は、大学と専門学校の体験授業として、16の道内大学・専門学校の教授・講師の方による体験授業・講義をしてくれました。

 利中生が参加した授業の様子です。「看護職を目指す人へ」の看護職の講座で、この職に興味を持ったきっかけを交流し、大学で学べることを学習しました。 

「遊びを通して育つ子ども」と題した保育科の講座です。あそびの様子を見て、自分が好きだった遊びを思い出しながら、保育の大事さを学びました。

「観光って地域を救えるのか」という観光産業学科の講座です。世界と日本を比べた観光の利点と課題、そして利尻島は今後どのように進んだらいいか、を学びました。

「栄養学を学ぶ」という栄養科の講座です。体に必要な栄養は何か、学んだ内容を将来の職業に活かせる選択肢を学びました。

「Culture on the Internet」という英文学科の先生の講座。英語でやるの?と思いきや日本語が大変上手。インターネットに現れる文化の違いの例として、SNSがある時代とない時代に地域のPRの仕方が変化したことや、アメリカと日本のSNSで現れる人々の関わり方が違うこと、これは人々の文化が影響しているのでは?という面白い内容でした。

 そのほかにも、「あなたの知らないAIの世界」「トータルビューティー」「食事介護~食べることと食べさせてもらうことの違い」「臨床検査技師の仕事」「和風リゾットに挑戦」など、魅力的な授業や講座がありました。

 明日は進学相談会として、5つの時間帯に分けて、各校への進学説明を聞くことになっています。よい学びの機会としてほしいです。

 利尻高校の皆様、このような貴重な機会を作っていただき、ありがとうございました。

 

0508 1年数学の授業

今日の1年数学は「減法」です。+が付いた正の数と-が付いた負の数の引き算です。

 □に入る数を求めるためには、答えから足す数を引くと答えが分かります。今日はここからスタートです。

 ある数に+5を足すと、-2になる数は何でしょう。

 □+(+5)=-2

 □=(-2)ー(+5)=-7と書きました。 

 ある生徒が言いました。「答えは、ー7って分かるけど、どうやって計算したらいいか~?」

 そうなんです。この計算は「負の数から正の数を引く」という減法の特有の難しさがあります。

 そこで、「-7」にするために、簡単な方法を提示しました。同じ負の数であれば、足し算で「-7」になります。こうすると答えは出るのですが、なぜそうしたらいいのか生徒達は考えます。頭をくねらせたり、体の反らせ方が考える様子を物語っています。

 一人が正解っぽいことを言っても、みんなは納得しません。近くの人と相談してみんなの前で発表します。聞く方も話し合った内容とかみ合っているかどうか真剣です。

 『減法の時は加法にする。次の数の符号は、+なら-、-なら+、つまり逆にする」という法則がみえて、みんなで納得しました。

このあと、問題を解きながら各自が納得できる形になり、まとめをして授業を終えました。

「自分で考え、相手と相談し、互いの説明をきき、自分でも試して納得した学び」で、「個別最適な学びと協働的な学び」の両方を充実させる様子を見ることができました。

 

0507 3年理科 遺伝の授業(補足)

3年理科の授業にお邪魔しました。先週から「遺伝」の学習に入っています。

メンデルさんという、キリスト教の牧師さんが発見した優性遺伝の法則です。

(事後補足:2017年より、遺伝で使われる言葉は「優性・陰性」から、「顕性(けんせい)・潜性(せんせい)」に改められたそうです。なるほど、ためになりました。)

 

形質とは、遺伝によって親から子へ受け継がれる生物の特徴のこと。

対立する形質を持つ個体のうち、一方の形質が現れる個体と、他方の形質が現れる個体を親として受粉させると、生じた個体(子)には一方の形質だけが現れることを「顕性形質」といい、子に現れます。現れない形質は「潜性形質」と呼ばれます。

 今日の課題は、その顕性形質の個体を掛け合わせると、顕性形質は3、潜性形質が1の割合で出てくるのはなぜか?というもの。

片方の形質をA、もう片方の形質をaとすると、こんな形に遺伝として表れます。Aaばかりで多いですね。

 ここから、Aa同士を掛け合わせる孫の代になると、AAが1、Aaが2、aaが1の割合で出現し、顕性形質が3、潜性形質が1になりました。

今回の授業と繋がるか確かではありませんが、隔世遺伝というものがあります。

AAかaaをそれぞれ祖父、祖母にすると、子供ではAaのため互いに似るのですが、孫になるとAAかaaが現れるため、祖父母にそっくりなケースがあります。生徒に質問したところ「あっ!」と気付いた子がいました。(理科の先生、間違えてたらごめんなさい。m(_ _)m)

 

 

0507 校内研修

 連休明けの今日は、校内研修を実施しました。

 今年度から、利尻中はICTの共有プラットフォームをMicrosoft TeamsからGoogle workspaceに換えました。3校で1つに揃えるために時間がかかりましたが、これで富士町とも同一、利尻高校でも継続した活用が出来るようになります。

 

 今日は全員のアカウントがそろったので、Classroomというアプリを使って、課題の配布や回収、細かな設定を行ったり、meetという会議アプリも試してみました。

 先生方も他市町村の学校で使っていたので、教え合い比較的にスムーズに操作しました。コロナ渦で学校がGoogleアプリ使い出してから4年ほど経ちますが、少しずつアップデートされているのがわかりました。

 これから授業を通して、生徒達に教えていくことになります。慣れていってください。

0507 選抜優勝大会の結果

バレー部は、予選リーグで赤平中に1勝し決勝リーグに進出。

決勝リーグでは、再度札幌栄町中にあたり、善戦しました。

 

男子の試合では、同じ宗谷の「稚内合同・幌延中学校」が準優勝となり、応援している方も元気が出ました。

昨日の終便で帰島し、今日から再スタートとなりますが、今週末には春季定期戦もあります。学んだことを活かして戦いましょう。

0503 果敢に挑戦できた第一戦

第一戦、対札幌栄町中でした。ロースコアの時はお互いの体力もあり、力量的には善戦していました。

最初はそれぞれに硬さによるミスもあり、二回目からは本来の力が出てきました。レシーブ、スパイク、サーブも問題なし。相手にも力を見せることができました。

相手も札幌の強豪校です。こちらの戦術をみて、抑えるところや続けてポイントをとって離していきました。

1セット目は8対25で取られました。

 

2セット目は、はじめに立て続けに6ポイントをとりました。それぞれのプレーが良く繋がり、相手もまずは一本取ろうと焦りが見えました。

ですが、こちらがだんだんと体力的に厳しくなると追いつき、追い越して行きました。

ですが、結果的にミスになったとしても、宗谷ではなかなか対決できないレベルの相手のプレーに対し、果敢に挑戦する姿を選手それぞれに見ることができました。

島から来てくれた保護者や家族の皆さんの応援にも熱が入りました。

2セット目も25対9で終えました。強い相手に向かって精一杯プレーし、上手いプレーを見て学び、自分たちで試してみることが、チームとして強くなる道です。決して近道はありません。全道の仲間も、最初から強かったチームはありません。しっかり学んで挑戦していって欲しいです。

 

二試合目は応援できないのですか、またいい学びの試合になることを祈っています。

 

4日も予選グループ戦が二試合あります。精一杯頑張ってください。

0503 バレー選抜優勝大会

例年この時期に芦別で行われている北海道中学生バレーボール選抜優勝大会に、宗谷の代表として利尻中バレー部が参加しています。昨日の1便で出発し夜に芦別に辿り着きました。

今日は開会式と研修グループ戦で2試合行います。黄色いユニフォームが利尻中学校です。皆さんの応援もあり新ユニフォームも間に合いました。

利尻からも保護者が応援に来ています。中体連の前哨戦もして精一杯戦い、いろんなことを学んで、宗谷に持ち帰って欲しいです。