利中日記

0603 6月全校朝会

土曜日から6月になりました。朝読書の時間で全校朝会を行いました。

まずは、金曜日の「少年の主張大会」の結果発表と表彰を行いました。

最優秀賞には、3年生が選ばれました。利尻町の代表として宗谷大会で頑張ってきてほしいと思います。その後、バレー春季定期戦、バドミントン島内大会の表彰も行いました。

生徒会からは、6月の活動テーマの発表がありました。今月の宝石は「スピネル」、2021年に誕生石に加えられた新しいもの。本来は8月の誕生石ですが「成功、情熱、挑戦、目標達成」の意味が込められています。目標に向かい集中を高めていくこの時期にぴったりです。

最後に、教頭先生から「挨拶と気遣い」についてお話がありました。朝、玄関に立っている教頭先生。挨拶すると、目を見て気持ちよく返してくれてとてもうれしいこと。バスが着いたときに、後の人のことを考えてドアを開けてくれたり、部活最後の人も玄関ドアのカギを閉めてくれる気遣いがとてもうれしい、と話してくれました。

挨拶や気遣いが広まってくれると、過ごしやすい学校になります。6月は、各種大会やお祭り、中間テストがあります。スピネルの願い、挨拶と気遣いを大切に、しっかり準備していきましょう。

 

0531 少年の主張利尻町大会

今日の6時間目、少年の主張利尻町大会を実施しました。

2・3年生から選ばれた6名が登壇し、それぞれの主張を発表しました。

6人の主張のテーマです。「70歳までの就業機会の確保とは」「介護が広がる世界」「差別のない世界にしていくために」「ネガティブをポジティブに」「前を向いて」「言葉が与える力」です。

それぞれが、壇上に立ち、原稿やタブレットで発表文を読む人、暗記して発表する人がいましたが、みなさんそれぞれに緊張していたことと思います。

世の中の事象について疑問に思ったこと、考えをまとめるために試行錯誤し、主張を発表しました。発表してみて気づいたことや反省したことがあったと思います。それが次へと繋がります。なので、どんな結果になっても前を向いて、次につなげてほしいと感じました。

閉会式の講評では、審査委員長を務めた教育長から、6人の弁士への感謝と利中生への激励をいただきました。「もっともっと自分たちで考え調べまとめたことに、自信を持って堂々と発表してください」。教育長さんもたくさん挨拶されてこられたからこその熱弁に、その通りと感じました。校長の私もその教えを実践中です。ありがとうございました。

 

結果は、月曜日の全校朝会で行います。最優秀賞を受賞した生徒は、7月末の管内大会に出場します。まだ練習期間はありますので、精一杯頑張ってほしいです。

0531 総合文化部 合奏2

本日の総合文化部は、合奏にフルメンバーが集まりました。

大太鼓はバスの役割なので、ないと困りますし、タイミングを大きく間違えると目立ちます。「めっちゃむず~」と言いながら、音楽のO先生と一緒に練習していました。

叩く音の大きさを学んでいるところ。我慢しながら~ここで大きく!

タイミングが合わさると、みんな笑顔になります。活動が終わった後は、最後の片付けまで頑張ると次に繋がります。がんばりましょう。

 

バドミントン部は、明日土曜日の島内交流戦にめがけて最後の調整をしていました。男子は夢交流館、女子は利尻中で行います。中体連前の島内選手通しぶつかります。ケガの内容に頑張ってください。

 

日曜日は「利尻島一周悠遊覧人G(ゆうゆうランニング)」があります。沓形小は3人、利尻中はS先生が走ります。

朝6時に鴛泊のりぷら前をスタート。沓形には7時頃には通過するでしょうか?みなさん、応援をお願いします。

0531 総合文化部 合奏

総合文化部は、それまで吹奏楽部だったのが人数減少に伴い、絵画や木工、音楽や調理など、部員ができることに合わせて取り組む部活となりました。今年で2年目になります。

昨日の部活は、器楽合奏でした。(どうしても合奏が苦手な生徒は別の活動にしています。今度、様子を載せていいかどうか聞いてみます)

顧問の先生で楽器ができる先生や、ピアノが弾ける生徒がいますので、力を合わせて弾いてみることになりました。

練習している曲は「クシコス・ポスト」。そう、運動会のリレー競技の時にかかるあの曲です。シロフォン(木琴)、グロッケン(鉄琴)、トライアングル、ピアノを合わせて、曲に仕上げています。

少し合わると、廊下にもいい音色が響いていました。

みんなで合わせるには、互いの歩調を合わせることが必要。そのためには、よく聴いて自分の楽器を合わせることが必要です。まだ少しゆっくりですが、合わさったときの音色を聞いて、自然と笑顔になっていました。

ひとりでも楽器はできるけど、仲間で合わせると大きな音色になる、そんな様子が見られました。

0531 ホッとする取組

前期生徒総会で、1年生の取組に「お絵かきリレーを行います」と発表があり、3年生から「私たちも参加していいですか?」との質問に、「いいです」と答えていました。現在の状況です。

模造紙横2枚の幅いっぱいに、4列目にさしかかっています。中には・・・?

左上の「くり」と次の緑の物体、そして「うさぎ⇒ぎゅうにゅう」と続いています。

はたして、緑の物体は・・・?

「くり⇒◯◯◯◯⇒うさぎ」、はて・・・?

 考えても分からず、1年生に聞いてみました。

 

「りしりとう、だよ!」

爆笑(まわりも)してしまいました。

(「形が全然違う!」とツッコんでしまいました。右に90度傾けて何とか・・・?)

 

他にも、いろいろありますね。「のりまき」の次は、

沓形小卒業生なら、誰でも知っているキャラクターです。

 

他学年も、絵を描いてくれているかどうかはわかりませんが、こんなクスッと笑える取組、素敵です。

 

 

0529 保健指導の掲示物

明日は歯科検診があるので、養護教諭のS先生が準備をしていました。

何やら掲示物が替わっています。

「噛むこと」の大事さを伝える掲示物でした。待っている間、少しでも生徒達が自分の健康を意識してくれるようにと作成したものです。「1口あたり30回」、自分も給食の時に守れていないような気がします。しっかり噛むといろんな効用(よい効果)があるようです。

あれ?引っ張るとこうなるんですね。やさしく引っ張って下さいね。明日は歯科検診で待っている間、S先生手作りの掲示、しっかり読んで頭に入れて下さい。

0529 2年数学 連立方程式

2年数学は、以前お伝えしたとおり、基本定着コースと思考コースに分かれて学習しています。

こちらは思考コース。写真の通り、バスケットで3点シュートと2点シュートを合計9本打ち、合計21点入れた。3点シュートと2点シュートはそれぞれ何本決めたか、という問題で始まりました。

 打った本数が合わせて9本なので、x+y=9という式、3点シュートを3X、2点シュートを2yとして入った点数を式にすると、3x+2y=21という式ができます。どちらも文字が2種類入る「2元1次方程式」を使って計算していきます。 Xとyの合計が9になるのは何通りかあり、3点と2点の合計で21点になるのも何通りかありますが、「合計9本で21点になるのはたった一通り」しかありません。先ほどの2元1次方程式を2つ使って求めるやり方を「連立方程式」、答えを求めることを「解をもとめる」と学びました。生徒達はたった1つしか解が出ない様子に「すごい」という顔をしていました。

 こちらは、基本定着コース。「3点シュートと2点シュートを合わせて21点取りました」からお題が始まりました。

先生が問いかけます。「3点シュートが5本入ったら~、何点入る~?」の問いかけに、生徒達の頭が動いています。「えっと~15点!」とすぐに答えが出ました。「では~?」の揺さぶりで、先生が言うことが予想できて生徒達も何か言いたそうです。先生の問いかけにうまく反応していました。21点を取るために他にどんなパターンがあるかを考え、2元1次方程式⇒連立方程式につなげていきました。

昔は鶴亀算といって、鶴と亀は合わせて◯匹。互いの足は合わせて◯本。では鶴は何羽、亀は何匹とやったものです(たとえが古!)。連立方程式の面白さに気付いて、解けるようになってほしいです。

0528 2年技術科の作品

今日は2年技術、木工作品が完成しました。キットで自分が好きな箱や棚を作りました。週に1回の授業でコツコツ仕上げました。

モノを作る時はその人の個性が表れます。しっかり線通りに鋸(のこぎり)で切る人、少しぐらいずれても気にしない人、説明書通りに寸法を測る人、適当な人、釘を打つ穴に錐(きり)で穴を開けてから釘(くぎ)を打つ人、何もしないで打ち始める人、やすりで角を綺麗に仕上げる人、まあまあでいい人など、いろいろです。

表面には「キヌカ」という米油から作った自然由来のオイルフィニッシュを塗って仕上げました。ニス特有の匂いもなくとてもよい塗料です。

昔は、男子は技術科、女子は家庭科と分かれていましたが、今は女性の大工さんもいるくらいです。自分で箱や棚が作れると自分の部屋にも味が出ますね。ぜひ家でも使ってほしいです。

0526 第8回利中体育祭

昨晩の雨で天気が心配されましたが、朝から晴天に恵まれ、風もおだやかな初夏の陽気となりました。

山の頂上まで綺麗とは言えないものの、紅白両軍の記念撮影、9時から開会式が始まりました。

「選手とチームのために自分が何ができるか考え、テーマの勝敗笑美戦(かっぱえびせん)にしよう」と挨拶し、選手宣誓でスタートしました。

ケガ防止のために、ラジオ体操ではなく、体育の授業で行っているウォーミングアップを行い、

長縄跳びの前に、全校での円陣が始まりました。みんなでピース!

長縄跳びは4分の合計回数に改められました。各学年で自分たちの記録を超えようと必死に頑張りました。

結果発表!優勝は3年生!各学年それぞれに精一杯頑張った成果に、大きな拍手が送られました。

続いて100m走。スタート準備に時間があいたので、急遽、放送委員長のSさんに、繋ぎのアナウンスをお願いしました。マイクで自己紹介の後、自分がアナウンスするエピソードを話してくれました。今年は委員会で係活動をしなかったため、先生がアナウンスする予定でしたが、「どうしてもやりたいので、放送委員長として100mのアナウンスをさせてください」と直談判したことを明かしてくれました。そんなエピソードに、会場から拍手が送られました。

みなさん覚えているでしょうか、昨年の3年生。選手の名前が呼ばれたときに、めちゃくちゃでかい声で返事をしていたことを。今年の3年生もみんなが驚くぐらいの声を張り上げ、元気に声を出していました。その勢いで全校生みんな元気に声を出し、一生懸命に走りました。

みんなの前で大きい声が出せる、最後まであきらめずに走りきる、誰もが一番かっこいい姿でした。(最終組の走者は見事にやらかしてくれました)

新種目の利中競走、木・金曜日の2日間で仕上げた種目です。とても盛り上がりました。2人で息を合わせた大玉転がし、2人3脚、ぐるぐるバットと来て・・・

借り物競走のお題は、生徒会役員の手作り。「山羊座生まれの人、Snow manが好きな人、ショートカットが似合う人、赤い靴の人、利中生徒の兄弟、メガネの人、5月生まれの人、優しい先生、イケメンの人、好きな人?、英語が話せる人」などありました。出てきてくれた人と手をつないでの疾走に、みんな笑顔になり大きな拍手が送られました。(「優しい先生」のお題の時に、一瞬どうしよう?の雰囲気。声をかけられたS先生、照れながらも全力で駆けつけていました。微笑ましい光景でした)観客のみなさん、ALTの先生もご協力ありがとうございました。

休憩の後は、伝統種目の「島渡り」。縦割り種目となったため、学年が混じった島が難しかったですが、どんどん上達しました。来年はもっとうまくなりそうな気がします。

 

最後の種目、縦割りリレー。どの選手も一生懸命に走りました。足が速い人・遅い人、みんなで力を合わせれば大きな力になる。チームの力をみんなで出し合いました。

優勝は紅組。各種目に大きな頑張りがあり、応援が自然と生まれ、勝敗が付いても達成感がある戦いが多くありました。

利中体育祭名物、雄大な利尻富士を見ながらの生徒会長挨拶。少ない練習期間の中、どうやって練習を進めるか、気持ちを一つにできるか、取り組んだ成果とこれからも頑張ろうと話してくれました。

縦割り班での記念撮影。天気が良くないと取れないショットです。

 思い出に残る体育祭、勝敗笑美戦(かっぱえびせん)となったでしょうか?生徒一人一人が輝く姿が見られ、そして見に来ていただいた全ての人たちにとって、よい思い出となれば幸いです。ご協力、ありがとうございました。また、来週からもいい学びを続けていきましょう。

(先日、体育祭アンケートの文書を配布しました。スマホなどでQRコードで読み取り、感想をお寄せください。お願いします。

 

0524 体育祭練習(5日目:総練習)

今日は総練習。雨も心配されましたが、しっかり総練習ができました。

当日に向けての予行練習?本気で走ったかっこいい人もいた100m走。

大玉転がし、2人3脚、ぐるぐるバット、借り物競走を合わせた「利中競走」。今日の借り物は「生徒バージョン」。「勉強頑張ってる人~!、今年利尻に来た人~!、身長170センチ以上の人~!」など、協力してくれた人の全力疾走に、まわりも拍手を送りました。

また、出走する生徒の名前を間違えてしまった放送担当の先生に、生徒から「◯◯先生がんばって~!」とエールと拍手が送られ、みんな笑顔になりました。うれしかったです。

学年の人数の差があるため、今年から縦割り種目に変更となった「島渡り」。縦割りの作戦やチーム力が勝負です。

紅白をそれぞれ2つに分け、4チームで争う「縦割りリレー」、大きな混乱なくバトンを繋ぎました。

閉会式で確認し合う生徒会役員メンバーと教員。練習を重ねる毎にいい動きができるようになりました。

午後も1時間、修正練習をして終わりました。

取組の見直しもあり、あまり準備時間はかけられませんでしたが、毎日大きな成長が見られた1週間。

天気も味方してくれそうです。テーマの「勝敗笑美戦(かっぱえびせん)」を実現できるように、日曜日はいい体育祭にしましょう。