1月31日、今日は新入生説明会で,両小の6年生・保護者が来校します。
利中日記
0625 四ヶ散米舞で例大祭を盛り上げました。
昨日、北見冨士神社の例大祭の本祭。四ヶ散米舞に参加する生徒18名は12時に再集合。着替えて準備し、13:30写真撮影をしてスタートしました。
最初の声出し。過去、利尻町の中学生が歩んできた役割を全うする18名、気合いを入れました。
太鼓の2人は気遣い上手。流れるお囃子(はやし)を陰で支えています。
足下に注目、草履(ぞうり)です。慣れないですがしっかり歩いています。
先頭を行く赤鬼、黒鬼。脅かす子ども達を探しています。
白天狗は大人気です。(でも面が緩みやすく、休憩の度に締め直してがんばりました)
獅子舞も大人気です。たくさんの子ども達、福を願う人たちの頭を噛んでいました。
病院(生活福祉センター)では、利用者さんも行進を見に来られていました。元気に長生きしてくださいね。
火曜日でもあり、この時間帯(15時頃)はまだ人通りはまばらですが、元気よく踊っています。
跳びはねて踊る四ヶ散米舞は疲れます。栄養補給が大事です。
沓形港。ここが風もあり一番寒かったです。あったまる甘酒をいただきました。(昔は冬の定番でしたが、最近は苦手で飲めない子も多いようです)
17時半のホテル利尻付近で終了となりミーティングをしました。そこで帰る子もいましたし、最後までいく子もいました。学校は最低限の担当者で残り、最後まで子ども達を支援しました。
今回は役割から外れた1年生も見に来ていました。来年は君たちの番ですよ~。
メインストリートにさしかかった17時過ぎ。人通りも増えるなか一生懸命に踊っています。草履を履いているため、足腰も疲れます。
ヘトヘトの中で食べるラーメンは本当に美味しい。元気が出ます。
だんだんと人が集まってきました。
さすがに疲れて座り込みました。あともうすぐです。
昨年より1時間早く、ゴール地点に到着。初参加の2年生、最後の役割を果たした3年生、本当に途中辛かったと思いますが、中学時代のお祭りの思い出になればと願っています。
最後に応援していただいた保護者・地域のみなさん(利中のOB・OGも)本当にありがとうございました。
0625 3年生観光大使活動 グッズづくり
3年生は、8月末に実施する修学旅行で観光大使活動を行います。新千歳空港のセンタープラザで、観光客に利尻のことを知ってもらい、利尻に来てもらえるようグッズづくりに励んでいます。
こちらは、UVレジンのキーホルダーグループ。
山の形に切り抜いて、上からクレパスでグラデーションを付けます。
UVレジンを含ませて、紫外線を当てると固化させることができます。綺麗な山のキーホルダーになりました。
他にもこちらは、ダイヤの形のキーホルダーを作っています。
ホッと一息。このあと、お祭りでも頑張る3年生です。
こちらは、缶バッチグループ。利尻町のゆるキャラを缶バッチにしています。
こんな感じです。喜んでもらえるとうれしいです。
手作りの観光パンフレット。他にもパソコンで作っているものもあります。
手作りの自信作。観光客にしっかりPRして、利尻に来てもらえる人を増やしましょう。
0624 中間テスト前学習会
今日は5時間授業ですが、放課後にテスト前学習会を行いました。
3期制の中学校であれば、この時期は1学期期末テストですが、2期制の本校は今が中間テストです。
初めてのテストを前にして、気合いが入りまくっている1年生(^_^)v
いろいろ互いに聞いている2年生。集中力もぐんと上がりました。
集中力が高い3年生。時計がよく見えるように座っている人がいます。
しっかり1時間、集中して学習しました。家でも学習してほしいです。
今日から沓形のお祭りが始まります。明日は雨は何とか止む予報。でも寒いことが予想されます。
暖かくして四箇散米舞(しかさごまい)で18名が頑張ります。応援してください。
0619 2年総合「高齢者疑似体験」
久しぶりのアップになりました。
今日の2年生は、総合的な学習で「高齢者疑似体験」を実施しました。利尻が福祉の面で住みよい町となるため実施している体験です。昨年もお世話になった町包括支援センターの工藤さん、滝沢さん、そして松田さんのご協力で実施しました。
高齢者になるために7つの工程があります。
装着するのも一苦労。だんだんと重くなり、動かなくなり、腰も曲がり、目も見えなくなります。立派なおじいちゃんとおばあちゃんになりました。
階段を上り下りします。杖がないと落ちてしまいそうです。
本を読んでみました。目の前にまで持ってこないと読めません。
車椅子に乗せてみましたが、畳の段差を越えられません。足と腕で「てこの原理」を使って車輪を上げます。下ろすときには後ろから降りないと恐怖に感じることも分かりました。
寝返りを打ってみます。寝るのも起き上がるのもつらい。
高齢者になって感じたことを付箋(ふせん)に書き、みんなの学びにしました。
絵を描くと、少しホッとした気持ちになります。こんな心もうれしいです。
利尻町がもっと高齢者にとって住みよい町になるためには、どんなことがあったらいいか。お金もかかるし、すぐにはできないし…。でもそんな自由な考えからアイデアが生まれます。最後は各グループから発表して終わりました。
利尻町包括支援センターのみなさん、貴重な学びをありがとうございました。
午後にもう1つ。学習をしました。今年は同年代の養護学校の仲間と交流することになっている2年生。障がいの理解のために、ブラインドサッカーを企画しました。
まずは、目が見えない中で移動するにはどうしたらいいかを体験。ペアになり、ひとりがアイマスク、ひとりがサポートをして、目の見えない世界を体験しました。
空間を認識すること、そして突然ではなく、やさしく声をかけてあげること。そして大変さを理解できたら、相手を安心させてサポートすることを学びました。サッカーまでうまく行けたのでしょうか? 貴重な学びが多い1日となりました。
0614 授業交流週間最終日(指導主事来校)
たくさんニュースがあって、日曜日のアップになりすみません。
14日(金)は、2週間の授業交流週間の最終日でした。各先生方が最低1つの授業を指導案とともに公開し、校内を始め、町内の2つの小学校、利尻高校、そして遠路ですが利尻富士町の小中学校にも呼びかけました。
最終日の14日(金)は2・3・4校時で各学年の道徳の授業を公開しました。3年生は、交流学級担任の先生による授業です。「僕にはこんな良いところがある」という題材から、互いに物語を読み解きました。
3年生なので、自分なりに気付いたところも、相手にとっては新たな発見になります。
最後に、学級の仲間それぞれのいいところについて、Jamボードに入力しました。書いてくれた仲間のメッセージはそれぞれに味があり、読んでいるだけでもうれしくなります。最後に読んでみて自分で感じたことを書きました。Jamボードの利点をうまく活用していました。
2年生は、担任の先生の授業。「ごめんね、おばあちゃん」という読み物から、「思いを形に」という課題でした。今まで自分にやさしくしてくれた祖母が、最近めっきり年老いて失敗する中で思わず傷つけてしまう自分。改心して思いを形にする大事さを学ぶという内容です。
先日の主張大会でも、お祖母ちゃんの介護をする母親の様子とそこで学んだことを発表した2年生がいました。お互いの思いを共有し深く読み取っていました。
読み取りを通しながら、自分の感想と仲間の意見から深く考え、思いから行動に変わるきっかけが自分にもあったかなぁ、と自分の価値観と葛藤している様子が見られました。
その葛藤があるからこそ、タブレットに自分の思いをどんどん書きます。左側には仲間の内容も見ることができます。真似することもできますが大事なのは自分。「すごい、ここまで書けるんだ、なるほどね」など、相手の想いを知って自分が学ぶ心が育っています。
「どうして、家族は自分に対してそんなにも大切にしてくれるんだろう」という家族の愛を再認識する時間になりました。
5時間目は代表授業として1年の道徳。宗谷教育局指導主事の土田先生、隣の沓形小学校の校長先生や利尻高校の教頭先生にも見てもらいました。
題材は「なぜ働くのか」。働くことは、お金なのかやりがいなのか。先に1年生それぞれに「心のバロメーター」というアプリを使って、自分の思いを示しました。そして読み物に入るまえに先生からあらすじの紹介です。「清掃スタッフ、60歳過ぎの女性、7分間で終えなければいけない」。そんな仕事に何故入ったのか、読む前から意欲が高まります。先生が読んでくれているのに、生徒達も真剣に目で追っています。
先生方も、Google Classroomのチャット機能を使って、よかったところをその場でチャットに打ち込みます。先生方も互いに学ぶ姿勢が高まりました。
最初は、新幹線の清掃スタッフなんて、まわりに知られないようにと家族からも言われた仕事。でもあるきっかけから仕事に誇りを持つようになった。それはなぜか。先生も身振り手振りと、抑揚を付けて話し、生徒達はそれに言葉を付け加えます。
1年生は必死にその人の気持ちになって一生懸命表現します。先生の問いに頭を抱えたり、真剣に目を見開いて、頭がフル回転させて表現します。
決して、正解を探すことが道徳ではありません。読み物を深く読み込んで自分と重ね合わせ、自分の価値観と葛藤させることが道徳心を養い、実際の場面での行動に繋がります。
働く上で大切なことはどのようなことか、Jamボードに表現しました。最後に心のバロメーターで、数値や思いで変わったことがあるかどうか、交流しました。
最後に先生にとっての「働くこと」の話がありました。『最初は先生になることが夢だったこと、でも家族が増えて養うための義務になったこと。でも家族が成長するうちに、義務でもありやりがいにもなったことから、人生の中で、働くことの意味は変わっていくのかも知れない』とまとめていました。
放課後です。授業者からねらいと指導について説明があり、先生方から感想が交流されました。土田指導主事からは、①生徒の実態と題材を通して、「こんなことを学んでほしい」という意図を持たせること。②自分で価値観を持ち判断する支援をすることが目的。教師が正解を押しつけることではない。③ICTの利活用も、生徒の実態に合わせて有効に使うことが大事である、とまとめられました。
授業交流週間を通して、先生方の授業づくり、互いの繋がり、生徒の姿から学ぶなど大きな収穫になりました。公開した先生方、見に来てくださった他校の先生方ありがとうございました。ご助言をいただいた土田指導主事もありがとうございました。
あと2週間でお祭りと中間テスト、3週間で宗谷地区中体連という節目を迎えます。学習と部活動、しっかり取り組んでいきましょう。