1月31日、今日は新入生説明会で,両小の6年生・保護者が来校します。
利中日記
1206 2年総合「昆布を使った調理」
今日の3・4時間目、2年総合的な学習で「昆布を使った調理」を行いました。
以前の昆布出汁の授業を踏まえて、昆布でどんな調理ができるか考えました。
担任の「牛乳は苦手!」を忖度し、4つの班が昆布を使ったお菓子を選択するという超ハイレベルの調理に挑みました。
奥でチョコレートをざくざく切る男子に対し、女子が麺棒でチョコをボールの中で叩くという荒技が炸裂!(私もびびりました)
こちらはクレープでも「おかずクレープ」組。中に具(ツナ)を入れる人に「ちょっと入れて~」に対し、想像の倍以上を入れた彼に一同ビックリ!こんなちぐはぐさも調理実習ならではです。
こちらはオーブンにクッキーを入れたので、洗い物をしています。
みんなの協力もあって時間内にどんどんできあがりました。昆布入りのクッキー、マフィン、クレープ、味の感想はどうだったのでしょうか?
自分たちで食べる量のほか、職員室の先生にも持ってきてくれました。本当にありがとう。
1206 保健指導の掲示
いつもと違う場所に、保健指導の掲示物がありました。
草の根教育実習生のA先生手作りの掲示物です。
内容は「リフレーミング」。最近よく聞く言葉ですが、「フレーム(考え方、捉え方)」を「Re(再び、もう1度」してみようという意味です。
生徒にも、もちろん大人にも当てはまるこれらの性格を、自分で否定的に捉えたり、相手を非難するのではなく、その人の個性や良さとして捉えることで、よりいい面を伸ばすことができます。
3日間、各学年の朝読書の時間で行った睡眠の大切さの学習。自分の脳と成長、そして学力や体力にもいい影響を与えますので、しっかり実践しましょう。
1205 実習生による保健指導
昨日から、草の根教育実習生のA先生による保健指導を、昨日は1年、本日は3年で実施しました。
今の中学生に多い夜更かし。決してめちゃくちゃ勉強しているわけではないのですが・・・・。なぜか朝スッキリと起きられない生徒が増えています。
睡眠の効果。疲れを取る、記憶を整理する、体を成長させる、優しい心をつくるなどたくさんあります。
でも、スマホで楽しい動画を観たい、LINEが気になるなど、頭がいっぱいになってしまいます。
そんな時の入眠の儀式、なるものを伝授してくれました。
パジャマに着替える、ストレッチをする、明日の準備を済ませておく、寝る前はカフェインを控える、眠くなるまでベッドに行かない、などありました。スマホを観ることで眠気が冴えてしまわないように、うまく睡眠を取っていくことが大事だそうです。
PTAの全体懇談でも、スマホと脳の関係を学びました。スマホを3時間以上する人の脳は、同じ勉強量でも記憶に残りにくいそうです。平日は1時間程度、土日でも2時間程度に抑えて、自分の脳を守りましょう。
昔の子どもは、テレビの時間を家庭で決めていましたが、今はスマホやタブレットで、いつでもどこでも好きなだけ観られる状態になりました。やはり、時間を決めて脳を守り、しっかり睡眠を取ることが大事です。自分で自分の体を守りましょう。
1205 12月授業参観・懇談会
今日の5時間目、授業参観・懇談会を行いました。
木曜日の午後一でしたが、たくさんの保護者の方々に来ていただき、授業を観ていただきました。ありがとうございました。
1年生は数学。ある直線の垂直2等分線は引く、という授業でした。
ある生徒が言いました。「◯◯は▲▲の垂線だから~」他の子「すいせん?」、先生すかさず「垂線、何だったか、となりの人と確認~!」の場面です。
垂直2等分線を引くにはどうしたらいいか、説明するのも自己表現の大切な力です。
2年生は社会。欧米がアジアを侵略してくる場面です。なぜイギリスがインドと貿易をする必要があったか。イギリス人が好きなあれがインドでしか手に入らなかったから。キーワードは「T」です。
関税とは何か。関税自主権とは何か。今のアメリカと中国の関係を踏まえて、話が進んでいきました。学んだことを踏まえて、ドリル問題に挑戦。授業で学んだことが質問にでたときに、答えとなるように自分で表現できるか、これが肝心です。
3年生は英語。学んだ単語をQuizletで確認して、習った文法「仮定法」を使って、お題「If I had a lot of money, ~~(もし私がたくさんお金を持っていたら、~)」で作文しました。
「If I had a lot of money, I could live in Araska with Neal.(もし私がたくさんお金を持っていたら、ニール(ALT)とアラスカで暮らせるのに)」、なかなかいいセンスです。自分の持っている語彙を使ってうまく作文しました。
こつこつ考える3年生らしく、「If I were you, ~(私があなただったら~)」などシュールな英文がクスッと笑えました。
こちらは、3年B組。お母さんと3人で授業兼懇談会をしました。願書の清書をしたのを、お母さんに確認してもらいました。
終了後、全体懇談会。「ネット利用ついて考えよう」とのお題で、教員・保護者も交えて短い研修を行いました。教務部長が講師を務めました。
利中生のネット利用の実態を交流し、平日は2~3時間、土日祝日は4時間以上が多いことが分かりました。またスマホ漬けの子は脳が発達していかないことについて、紹介がありました。
睡眠時間と勉強時間の関係ですが、スマホが1時間以内の子と3時間以上の子では、同じ勉強時間でも偏差値が50を越えないこと、同じ勉強をしても脳細胞に記憶されないことが分かりました。
最近、ネット利用やSNSを若年層は禁止する国や州が増えて来たのは、子どもや正論だけでは歯止めがきかず、禁止をしないと子どもを守れない意識が高まっているから。
赤ん坊が近くにあった包丁を取ろうとしたときに、心を鬼にして包丁を取り上げたり、使い方や渡し方を教えたように、便利だけど使い方を間違えると大変なことのを教える必要があることを伝えました。
最後は学級懇談で終わりました。ご参加いただき、ありがとうございました。
1204 3年学活~性の学習~
今日の5時間目、3年学活で性の学習を行いました。題材は「妊娠の前と後~よく知りよく考えよう」ということで、子育ての経験もある養護教諭のS先生が担当しました。
3年生はすでに、保健体育で妊娠に関すること、総合で赤ちゃん抱っこ体験や家庭科の保育実習で、自分たちがパートナーと一緒に家庭を作り、子どもを育てる意識があります。ですが、一番身近な関わり、異性との性交について考えることをねらいとしたものです。
まず最初に保健分野の復習。妊娠は性交した時が始まりではなく、前回の生理が終わった時を0日として数えること。生理が2回遅れると妊娠はすでに3ヶ月目になることを学びました。
中絶は初期と中期の2度できるが、遅くなるほど母胎への影響が大きいことが分かりました。
22週目になると、どんなことがあっても中絶はできない。母胎から出てきても生きていけるからだと学びました。
2つ目に、望まない妊娠を避ける必要性について学びました。まだ学生だと、1人で産んで育てることが難しいこと。子どもの虐待死が一番多いのは「産んだ直後」である。それは、妊娠が分かり、誰にも相談せず中絶もできず、産み落として放置するか殺してしまう悲しい事件が起きていること。望まない妊娠を防ぐためには、避妊方法についても男女両方が考えることが望ましいことを学びました。
3つ目、恋人ができて性交しそうになった時、考えなければいけないことは何か(妊娠を望んでいない場合)を考えました。個人で考え、グループで話し合いました。女子2グループ、男子グループで考え発表しました。
お互いの同意や妊娠したときの負担など、その先のことを考える、等の意見が出ました。
最後に幸せになるための3Sを学びました。また、担任のS先生から男性の立場の話をしてもらいました。
S先生は「卒業後も幸せに生きてほしい」ことを語りました。高校に行った卒業生が妊娠して高校を中退した話、異性との交友の噂話が聞こえてくることをあげ、女子はパートナーにする男子をよく観ること、男子も女子をよく観ること、でも恋愛すると人は盲目になる。卒業しても幸せに生きて、いい噂話を聞かせてほしい、と話しました。
振り返りでは、一生懸命に今日の学びを書いていました。
少しショックを受けた面もあると思いますが、自分やまわりの人の心や身体を大切に、幸せに生きていくための学習です。困ったときは決して一人で閉じこもらず、両親や仲間そして先生に相談してくださいね。