利中日記

1126 手をつなぐ子らの作品展に向けて

12月7日(土)稚内で行われる「宗谷管内手をつなぐ子らの作品展」に向けて、B組では販売する商品を作っています。

「手をつなぐ子ら」の行事は、宗谷管内各小中学校の特別支援学級、稚内養護学校の児童・生徒が集う行事で、6月には「交流会」で稚内(小学生)と猿払(中学生)で宿泊学習、12月は「作品展」で、作品を作ることで手先の器用さを伸ばし、販売を通してお客さんとやりとりし、お金を得ることで働くことの意義を学ぶ行事となっています。

夏休み後に少しずつ作品を作っていましたが、いいペースで作品ができあがり、2日(月)の全校朝会で紹介と思いきや、3-Bでは担任の先生と相談して、今日から展示コーナーができあがっていました。

見てください、この出来映え。厚みのある板から魚の形に切り抜き、凹凸を加えて掘り進み、最後はオイルステインで色を加えて仕上げました。

こちらは、浜で拾ってきた貝殻を磨き、裏面はセメントを入れて重しにしてあります。文鎮にも使えます。

 くれぐれも販売作品ですので、お手を触れないようにお願いします。7日(土)10:30より、稚内総合文化センター(市役所横の建物)で行われます。稚内に行かれる方はぜひ見に来てください。

今度、2ーBの生徒の作品も取材したいと思います。

 

1126 2年総合 昆布を活用した調理実習に向けて

本日の5時間目、2年生は家庭科室で何やら相談をしていました。

来週の6日(金)に、昆布を使った調理実習があるので、それに向けたメニューの検討です。

タブレットを使って調べました。「昆布の料理と言われても~」という声が聞こえてきそうです。

実は、2年生での昆布調理実習は、利尻町の中学校で代々続いてきた内容です。(沓形中でもやっていました)

家庭科のK先生と相談しながら決めていました。利尻昆布は出汁昆布なので澄んだ色の出汁がとれます。その後の昆布を活用したり、出汁を使った料理を考えたり・・・。改めて昆布の奥深さを感じました。

 

利尻島の給食も昆布を使って調理をしていると、給食センターのO先生が言っていましたね。当日は美味しい料理が出来るのを楽しみにしています。

1125 中間テストの昼休みの様子

今日は後期中間テストがありました。

カウントダウンが大好きな3年生の教科連絡黒板。しっかりTodayと書いてありました。

昼休み、体育館には誰もいません。

生活学習委員会企画、家庭学習鬼連チャンの取組、最高で12連チャンを達成しました。

3年生の教室は、お互いに気を遣い、静かに準備です。

5時間目の教科は社会。3年生は公民分野。3人で余裕のピース!

実は本日、3年生の仲間が一人、入学試験を受けています。彼女にも届いてほしいです。

2年生も一生懸命、地理を復習しています。関東地方、中部地方、信越地方を学習していました。

1年生は歴史。時代は鎌倉~室町時代。う~ん、大河ドラマの時代の少し後でした。

一夜漬けにも見えますが、この土日で集中して勉強したことを共有し、できた達成感とできなかったことの振り返りをして、次につなげていってほしいと願っています。

 

1122 税の作文表彰

金曜日に、税の作文表彰式がありました。

これは国税庁と全国納税貯蓄連合会が主催となり、全国の中学生を対象に行われています。

利尻中では、1年生を対象に国語科で取り組んでいます。今回は、本校1名が稚内税務連絡協議会の会長賞を受賞しました。

稚内税務署から、総務課長さん、上席国税徴収官さんがお見えになり、緊張の面持ちで賞状を受け取りました。おめでとうございます。

表彰式の案内を学級でしたところ、1年生のみんなが一緒に来てくれたので記念撮影の準備。「素晴らしい1年生ですね」と、税務署の方もそのやりとりをみて喜んでいました。

何かと、税金のことがクローズアップされていますが、きちんと収め、きちんと使われることが税金の良さです。その気持ちをしっかりもって、税金を納めましょう。

 

 

1122 中学校乗入れ授業

本日の1時間目~3時間目、校区小学校6年生が中学校の授業を体験しに来ました。

昨年度から、小学校に行くのではなく、中学校に乗り入れて体験しています。

最初に、教務の先生から「小学校と違うところをたくさん見つけてください」と声をかけられ、3時間の授業がスタートしました。

写真の関係から2時間目の美術。鑑賞の授業でした。小学校では「図画工作(略して図工)」から中学校では美術と技術にわかれることを学び、鑑賞カードを使って、2枚の作品の共通点を見つけたり、親がヒントを言って、子がその作品を見つけ出すゲームなど、鑑賞を観る眼を学びました。

3時間目は音楽。小学校にはない琴の演奏を行いました。ピアノの音階(ドレミファソラシド)と琴の音階が違うことに驚き、それぞれの音を出しながら「さくら さくら」の演奏にチャレンジしました。みんなで音が合わさった時の表情がとてもよかったです。

1時間目は英語、校長が担当しました。内容は中学校への橋渡し。挨拶ゲームをした後、①アルファベットの音読み。音読みを覚えると簡単な単語が読めました。②ローマ字表との比較。50音を表すための文字で、batとbattoでは、全く発音が違うことを確認。③間違えやすいアルファベットの大文字・小文字。Bからbはわかるけど、どうしてDがdになったかをみんなで考え、確認しました。

最後に、乗入れ授業の感想を聴きました。違うところは、「時間が違う、教室が違う、琴など使う教材が違う、先生が違う」、同じところは「勉強する」との感想がありました。

また1月末に体験入学があります。ここでも学んでほしいと思いますが、まずは卒業しないと中学校には来られません。しっかり小学校を終わらせて中学校に来てほしいと思います。待ってます。