2024年7月の記事一覧

0729 いよいよ全道。中標津へ

バレー部は、明日から全道中学校バレーボール大会に出場するため、中標津に向けて出発します。先日の表敬訪問では、町長と教育長が激励してくれました。

中標津は根室管内。普段に着慣れた芦別や札幌とは異なり、利尻からフェリー稚内からバスを乗り継いで10時間以上とかなりの遠隔地です。暑さ対策、休憩地点でストレッチなど、健康管理に気を配り向こうの環境に慣れて、いい試合をしてきてください。

予選リーグは、後志の倶知安中学校と昨年優勝の札幌大谷中学校、これとない相手です。しっかり戦ってきてください。利尻と宗谷管内のたくさんの人で応援しています!

0726 少年の主張宗谷地区大会

7月26日、稚内で「少年の主張宗谷地区大会」がありました。

宗谷管内で稚内市を除く9市町村の代表が参加し、利中からも代表生徒が出場しました。

少年の主張大会は、昭和54年の国際児童年を記念して始まり、今回で46回目を数えるそうです。この宗谷からも各市町村の各学校で、主張の作成から始まり、選抜を通して参加した仲間達が集いました。

利尻町代表の塚本さんは、「前を向いて」と題した主張を発表しました。「失敗したらどうしよう」との思いから、大人はどのような気持ちで仕事や責任ある仕事に携わっているのか、と親との会話で膨らんだ考えや社会問題につなげ、「成功も失敗も自分のためになる。失敗は成功のもととやさしく受け止め、前を向いて歩いて行きたい」と締めくくりました。大変立派な発表でした。

他の発表者からは、思いやりの大切さ、自分の気持ちを伝える勇気、農業問題とAI、本当の意味での男女平等、かわいそうは無責任、小規模校の可能性、自分の夢を叶えるために、兄弟の形、といった主張がありました。とても論旨(ろんし:ぎろんの筋道)が新鮮で、実践意欲や熱意、迫力のある主張ばかりでした。

利尻町代表は優良賞を受賞しました。自分の視点を立派に発表し、聞く人の胸に響くものでした。最優秀賞は、礼文町の代表が選ばれ、9月の全道大会に進みます。本当にお疲れ様でした。

0724 激励集会・夏休み前集会

今朝は、多目的ホールで激励集会を行いました。

26日に稚内で行われる、少年の主張宗谷大会に出場する生徒、7月31日~8月3日に中標津で行われる、全道中学生バレーボール大会に出場する女子バレー部への激励です。

どちらも、緊張するけど自分にできる精一杯の発表、プレーをしてきたいを決意がありました。生徒を代表して、バドミントン部の旧部長から、応援には行けないけど、全力を出してがんばってくださいと激励がありました。

放課後に「夏休み前集会」を多目的ホールで行いました。2期制である利尻中は、前期はまだ前半で9月まであるため、夏休み前集会となっています。

ピアノは台車に乗っているので体育館から移動し、ホールで校歌を歌いました。

急遽、歌詞を拡大してトロフィーボックス上に貼り付けたのですが、視力により読める人読めない人それぞれ・・・。でも元気に歌ってくれました。(もう少し大きく作成し直しますm(_ _)m)

生徒指導部から、事故やケガ、SNSのトラブルに気をつけようとの話があり、校長からも「学校だより」のメッセージを伝えました。(詳しくは「学校だより」を参照)。

生徒会からは、絆づくりメッセージコンクールの応募する言葉の発表がありました。(メモし忘れたので、後日お知らせします)

最後に、美術のS先生から「利尻中マスコットの名前発表」がありました。

校章をデザインしたマスコットと、名前は「チュウリー」、いかがでしょう?

もしかして、利中の読み方を反対に・・・???

この校章も8年前の統合時に、旧沓形中の生徒がデザインしたものです。

利中マスコット「チュウリー」。これからいろいろ活用します。よろしくお願いいたします。

みなさん、明日からの夏休み、有意義に過ごして下さい。

0723 全校体育 救急救命講習

昨日の5時間目の体育は、「救急救命講習」を行いました。

どこかの学年の時間割黒板に「9命講習」と書いてありました。(1つ多い~!)

講師は、利尻礼文消防事務組合本部の3名の救命士の皆さん。いつも避難訓練でお世話になっている地元の方々です。

班に分かれて演習に入りました。倒れている人を見たときに、まずは一人では対応できないので、大きな声を出し、助けを呼びます。

手分けをして、AEDを持ってくる人、救急車を呼ぶ人、そして心臓マッサージに入ります。AEDが来たら装着します。

心臓の解析が始まって、ショックが必要な場合は、体から離れてからショックスイッチを押します。

いつか人を助ける側に立つかも知れません。分かっているつもりでは助けられないので、定期的に練習をして、いざ本番で動けるように準備しておきましょう。

消防事務組合の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

0722 バレー部、町長・教育長表敬訪問

今週の登校は残り3日となりました。放課後、全道中体連大会に出場する本校女子バレー部は、表敬訪問を行いました。

部長からの挨拶の後、部員1人1人から決意を述べました。3年生は3年連続出場。1年生は初めてだったこと、2年生は悔しく負けてしまったことを踏まえ、利尻中として宗谷の代表として頑張ってくることを話しました。

顧問のS先生からも、応援への感謝と出場にあたり町からの補助を頂いたことに感謝しました。町長や教育長からは、まずは暑さや移動の疲れへのケアをしっかりして、強い相手とできることに感謝してしっかり試合をする、決勝トーナメントまでとは言わず全国出場まで何とか頑張ってほしいと応援をいただきました。

バレー部は、30日に出発し、31日午前公式練習、午後開会式。8月1日午前2試合、午後に決勝トーナメント1試合、2日は午前2~3回戦、午後決勝。3日は帰路に就き、終便で帰島予定です。

0720 みんなで力を出し合う

この土日は、沓形小学校の引越がありました。

学校だよりでお知らせがあったので、卒業生である本校の生徒にもボランティアを呼びかけました。

午前は60人くらいの人が集まりました。たくさんの荷物を体育館に運び、55分で休憩。お昼前で午前の部終了。

その頃、利中の隣、町の体育館”夢交流館”では、稚内大谷高校の女子バレー部が来て、少年団と利尻中女子バレー部と練習をしてくれました。卒業生の顔もありました。全道に出場する当校のバレー部のために力を貸してくれました。ありがとうございました。

午後の部、利中生や卒業生が来てくれました。人数は50人くらいになりました。午後は外の倉庫からの荷物出し入れがあり、なかなかハードでした。

それでも、1日目が終わる頃には、予定していた半分以上の仕事が進み、明日の仕事は午前のみと決まりました。

 

2日目は、1日目より多い80名ほどが集まりました。体育館の荷物を全て新校舎に入れ、旧校舎の廃棄物品の運びと新校舎で汚れた床と体育館のモップ掛けをして午前で終了しました。

力が集まるってすごいなと感じました。準備してくれた沓形小の先生方も大変でしたが、趣旨に賛同し、応援に駆けつけてくれた保護者・地域の方々、そして小学生に利中生の動きを見ると、心がホッとしました。みなさん、本当にお疲れ様でした。

 

0719 1年家庭科 調理実習

今日の3・4時間目、1年家庭科で調理実習を行いました。

利尻町役場保健課の主任管理栄養士、保健師(そして元保護者である保健課長さん!)に来ていただいて、授業を行いました。まず、野菜をしっかり摂(と)る方法を学びました。

栄養士さんによる手書きの資料です。野菜を350グラムしっかり摂ることの意識は、昨日の給食講話でもバッチリでした。

ここからが、栄養士さんの真骨頂。「おでぶ脳・やせ脳」についてです。栄養士さんからは「食べてもいいんだけど、お菓子やジュース類、インスタントものだけに偏らないように」と説得力ある言葉がありました。短鎖脂肪酸は、某女優さんがCMで「アンサ~は短鎖~」と歌っていました。最後に、ジュースの糖分も学びました。

4時間目は、野菜をしっかり摂る料理として、「豚汁づくり」が始まりました。

「出汁と肉係」と「野菜係」に分かれました。ピーラーで皮をむいていますが、手先の使い方の違いが見えました。ピーラーを横に動かす人と、真下に動かす人で、皮をむくスピードが全然違います。

家でもやってみるとどんどん慣れていきますので、やってみてほしいなと思います。

出汁を取る様子は職人のようです。肉もいい形で切りました。

ガスに火を付けるのも、少しおっかなびっくり。「やったことないよ~(家はIHコンロかな?)」「昨年、小学校でやったでしょ?」といろいろ会話がありました。

具に火が通り、味噌を溶いて鍋に入れました。

やっとの思い出で来た豚汁。給食と一緒に(三平汁!)両方しっかり食べました。自分たちの手作りはさぞ美味しかったでしょう。家でもお母さんと一緒に作ってみてくださいね。

貴重な学びを支えてくださった、利尻町役場保健課の皆さん、本当にありがとうございました。

0718 校内研修日

放課後は、校内研修を行いました。

9月20日、利尻町の3校を公開して「利尻島教育研究大会」を行いますが、その授業の指導案を検討しました。

当日は、島内の小中高の先生方が来校し、道徳と体育と理科を公開します。3人の先生が、各学年の生徒達の実態と、教科で学ばせること、指導でこんな成長をさせたい、との思いで授業を計画し、それについて、各先生方から質問や意見が出されました。

どんなにICTやAIが進化しても、学校で仲間と一緒に学び、それを通して生徒それぞれに学ぶ、これは変わりません。そのために先生がいます。先生方も一生懸命に授業を作り、他の先生も一緒に考えます。

夏休み前も残りわずかになりましたが、いい授業のために先生方もがんばります。

0718 食に関する講話(写真追加)

今日の給食はセレクト給食です。保健委員会でハワイ料理というテーマを決め、主食のロコモコ丼を中心に、サラダやデザートなど自分たちで選ぶ給食となりました。

それに合わせて、利尻郡学校給食組合(給食センター)から栄養教諭が来校し、食に関する指導をしていただきました。昨年もお世話になった利尻小・鬼脇中のO先生です。

今回は、中学生の生活と食をテーマに、講話をしていただきました。学習や部活動に関心がある利中生に合わせて話をしてもらいました。

家庭科でも習った、毎回の食事に必要な3要素を復習しました。そして1日3食をバランス良く取ること、その中でも朝食が、目覚めと学習には一番必要なことを復習しました。

「ひみこのはがい~ぜ」という合い言葉です。しっかり噛むことが体にいいことを学びました。私は初めて学びました。

また、しっかりよく噛むことが学習にも繋がります。歯でよく噛んだときにどこが動くかを確認しました。米を噛むときに動くから「こめかみ」、この部分がよく動くと脳が刺激されるからだそうです。

また、よく噛まないで丸呑みしてしまうと、胃腸に負担が行き、お腹が痛くなったりします。

また、胃腸に負担が行くと、脳に行く血液が少なくなり眠くなります。「5時間目に眠くなる人いませんか?」に激しく同意する人、たくさんいました。(私もです)

次に、どんな食事を食べたらいいのか。最近多いのは、食事代わりにお菓子を食べるという人がいます。これについても触れていただきました。

糖質は、脳の栄養になるので必要ではあるのですが、お菓子に多いのは、体ですぐに分解される「単糖類・2糖類」と呼ばれるもの。食事にある糖は、でんぷんに含まれる「多糖類」です。これは体でゆっくりと吸収されます。小麦粉よりも米の方が吸収がゆっくりで腹持ちが良く、脳に長持ちするエネルギーになるそうです。やはり食事をしっかり取って、脳に糖分を運ばせた方がいいですね。

若者の体を作る栄養素にカルシウムがあります。18歳までしか体に溜められません。そこで土台を作ると緩やかに減っていきます。その前に不足すると・・・。

鉄分に関しても、成長期やスポーツをする人には必要で、不足しがちな栄養素となります。鉄分を取ることで、血液の中の赤血球が脳や全身に酸素を運びます。バレーなど足を使う人は、ジャンプすると足のかかとで赤血球が凝結して酸素が供給しづらくなるそうです。常に新しい赤血球が酸素を運べるよう、鉄分をしっかり取りましょう。(バレー部の生徒はめちゃくちゃ反応していました)

 2種類の鉄分、お互いにいいところがあるそうです。覚えておきましょう。

食事をしっかり食べて回復し、勉強やスポーツで力を発揮して、また空腹になって食事、といういいサイクルを続けてほしいとの学習でした。

最後に「自分の生活と食のために、どんなことができるか」を考えました。みなさん、学んだことを家でも実践してほしいです。

 保健委員会代表から感想と感謝を述べました。代表からも、しっかりご飯を噛んで食べて、体を作ります、と決意を述べてくれました。

食事が自分たちの脳と体をつくり、生活する土台を作る、いい学びになりました。栄養教諭のO先生、ありがとうございました。

0718 生徒会レク(サッカー)最終日

いよいよ今日が最終日になりました。

利尻もかなり暑い!昼時点で24度になりました。その中で、マスクをしている人たち、本当に大丈夫でしょうか?

最終日の今日は、Aチーム対Cチーム、かなりのボールの蹴り合いになりました。

3日間の接戦になりましたが、日を浴びて体を動かす機会になりました。

みなさん、お疲れ様でした。あと学校も4日です。夏バテせず、体をどんどん動かしていきましょう。