- 11月22日、中学校授業体験で小6が利尻中学校で3教科学習します。
2024年6月の記事一覧
0627 前期中間テスト
昨日までお祭りでしたが、今日は前期中間テストです。
各学年、緊張しながら挑んでいます。初めてのテストの1年生。
一昨日はめちゃがんばった2年生。
いよいよ入試も本格的に取り組んでいる3年生です。
また本日、2年B組が「宗谷管内手をつなぐ子らの交流会」のため出発しました。管内の特別支援学級の中学生が猿払村に集まり、バターづくりやイチゴの収穫など、働くことと集団生活を通して学びます。
本校からは1名のみの参加ですが、いっぱい学んで来てほしいです。
0625 四ヶ散米舞で例大祭を盛り上げました。
昨日、北見冨士神社の例大祭の本祭。四ヶ散米舞に参加する生徒18名は12時に再集合。着替えて準備し、13:30写真撮影をしてスタートしました。
最初の声出し。過去、利尻町の中学生が歩んできた役割を全うする18名、気合いを入れました。
太鼓の2人は気遣い上手。流れるお囃子(はやし)を陰で支えています。
足下に注目、草履(ぞうり)です。慣れないですがしっかり歩いています。
先頭を行く赤鬼、黒鬼。脅かす子ども達を探しています。
白天狗は大人気です。(でも面が緩みやすく、休憩の度に締め直してがんばりました)
獅子舞も大人気です。たくさんの子ども達、福を願う人たちの頭を噛んでいました。
病院(生活福祉センター)では、利用者さんも行進を見に来られていました。元気に長生きしてくださいね。
火曜日でもあり、この時間帯(15時頃)はまだ人通りはまばらですが、元気よく踊っています。
跳びはねて踊る四ヶ散米舞は疲れます。栄養補給が大事です。
沓形港。ここが風もあり一番寒かったです。あったまる甘酒をいただきました。(昔は冬の定番でしたが、最近は苦手で飲めない子も多いようです)
17時半のホテル利尻付近で終了となりミーティングをしました。そこで帰る子もいましたし、最後までいく子もいました。学校は最低限の担当者で残り、最後まで子ども達を支援しました。
今回は役割から外れた1年生も見に来ていました。来年は君たちの番ですよ~。
メインストリートにさしかかった17時過ぎ。人通りも増えるなか一生懸命に踊っています。草履を履いているため、足腰も疲れます。
ヘトヘトの中で食べるラーメンは本当に美味しい。元気が出ます。
だんだんと人が集まってきました。
さすがに疲れて座り込みました。あともうすぐです。
昨年より1時間早く、ゴール地点に到着。初参加の2年生、最後の役割を果たした3年生、本当に途中辛かったと思いますが、中学時代のお祭りの思い出になればと願っています。
最後に応援していただいた保護者・地域のみなさん(利中のOB・OGも)本当にありがとうございました。
0625 3年生観光大使活動 グッズづくり
3年生は、8月末に実施する修学旅行で観光大使活動を行います。新千歳空港のセンタープラザで、観光客に利尻のことを知ってもらい、利尻に来てもらえるようグッズづくりに励んでいます。
こちらは、UVレジンのキーホルダーグループ。
山の形に切り抜いて、上からクレパスでグラデーションを付けます。
UVレジンを含ませて、紫外線を当てると固化させることができます。綺麗な山のキーホルダーになりました。
他にもこちらは、ダイヤの形のキーホルダーを作っています。
ホッと一息。このあと、お祭りでも頑張る3年生です。
こちらは、缶バッチグループ。利尻町のゆるキャラを缶バッチにしています。
こんな感じです。喜んでもらえるとうれしいです。
手作りの観光パンフレット。他にもパソコンで作っているものもあります。
手作りの自信作。観光客にしっかりPRして、利尻に来てもらえる人を増やしましょう。
0624 中間テスト前学習会
今日は5時間授業ですが、放課後にテスト前学習会を行いました。
3期制の中学校であれば、この時期は1学期期末テストですが、2期制の本校は今が中間テストです。
初めてのテストを前にして、気合いが入りまくっている1年生(^_^)v
いろいろ互いに聞いている2年生。集中力もぐんと上がりました。
集中力が高い3年生。時計がよく見えるように座っている人がいます。
しっかり1時間、集中して学習しました。家でも学習してほしいです。
今日から沓形のお祭りが始まります。明日は雨は何とか止む予報。でも寒いことが予想されます。
暖かくして四箇散米舞(しかさごまい)で18名が頑張ります。応援してください。
0619 2年総合「高齢者疑似体験」
久しぶりのアップになりました。
今日の2年生は、総合的な学習で「高齢者疑似体験」を実施しました。利尻が福祉の面で住みよい町となるため実施している体験です。昨年もお世話になった町包括支援センターの工藤さん、滝沢さん、そして松田さんのご協力で実施しました。
高齢者になるために7つの工程があります。
装着するのも一苦労。だんだんと重くなり、動かなくなり、腰も曲がり、目も見えなくなります。立派なおじいちゃんとおばあちゃんになりました。
階段を上り下りします。杖がないと落ちてしまいそうです。
本を読んでみました。目の前にまで持ってこないと読めません。
車椅子に乗せてみましたが、畳の段差を越えられません。足と腕で「てこの原理」を使って車輪を上げます。下ろすときには後ろから降りないと恐怖に感じることも分かりました。
寝返りを打ってみます。寝るのも起き上がるのもつらい。
高齢者になって感じたことを付箋(ふせん)に書き、みんなの学びにしました。
絵を描くと、少しホッとした気持ちになります。こんな心もうれしいです。
利尻町がもっと高齢者にとって住みよい町になるためには、どんなことがあったらいいか。お金もかかるし、すぐにはできないし…。でもそんな自由な考えからアイデアが生まれます。最後は各グループから発表して終わりました。
利尻町包括支援センターのみなさん、貴重な学びをありがとうございました。
午後にもう1つ。学習をしました。今年は同年代の養護学校の仲間と交流することになっている2年生。障がいの理解のために、ブラインドサッカーを企画しました。
まずは、目が見えない中で移動するにはどうしたらいいかを体験。ペアになり、ひとりがアイマスク、ひとりがサポートをして、目の見えない世界を体験しました。
空間を認識すること、そして突然ではなく、やさしく声をかけてあげること。そして大変さを理解できたら、相手を安心させてサポートすることを学びました。サッカーまでうまく行けたのでしょうか? 貴重な学びが多い1日となりました。
0614 授業交流週間最終日(指導主事来校)
たくさんニュースがあって、日曜日のアップになりすみません。
14日(金)は、2週間の授業交流週間の最終日でした。各先生方が最低1つの授業を指導案とともに公開し、校内を始め、町内の2つの小学校、利尻高校、そして遠路ですが利尻富士町の小中学校にも呼びかけました。
最終日の14日(金)は2・3・4校時で各学年の道徳の授業を公開しました。3年生は、交流学級担任の先生による授業です。「僕にはこんな良いところがある」という題材から、互いに物語を読み解きました。
3年生なので、自分なりに気付いたところも、相手にとっては新たな発見になります。
最後に、学級の仲間それぞれのいいところについて、Jamボードに入力しました。書いてくれた仲間のメッセージはそれぞれに味があり、読んでいるだけでもうれしくなります。最後に読んでみて自分で感じたことを書きました。Jamボードの利点をうまく活用していました。
2年生は、担任の先生の授業。「ごめんね、おばあちゃん」という読み物から、「思いを形に」という課題でした。今まで自分にやさしくしてくれた祖母が、最近めっきり年老いて失敗する中で思わず傷つけてしまう自分。改心して思いを形にする大事さを学ぶという内容です。
先日の主張大会でも、お祖母ちゃんの介護をする母親の様子とそこで学んだことを発表した2年生がいました。お互いの思いを共有し深く読み取っていました。
読み取りを通しながら、自分の感想と仲間の意見から深く考え、思いから行動に変わるきっかけが自分にもあったかなぁ、と自分の価値観と葛藤している様子が見られました。
その葛藤があるからこそ、タブレットに自分の思いをどんどん書きます。左側には仲間の内容も見ることができます。真似することもできますが大事なのは自分。「すごい、ここまで書けるんだ、なるほどね」など、相手の想いを知って自分が学ぶ心が育っています。
「どうして、家族は自分に対してそんなにも大切にしてくれるんだろう」という家族の愛を再認識する時間になりました。
5時間目は代表授業として1年の道徳。宗谷教育局指導主事の土田先生、隣の沓形小学校の校長先生や利尻高校の教頭先生にも見てもらいました。
題材は「なぜ働くのか」。働くことは、お金なのかやりがいなのか。先に1年生それぞれに「心のバロメーター」というアプリを使って、自分の思いを示しました。そして読み物に入るまえに先生からあらすじの紹介です。「清掃スタッフ、60歳過ぎの女性、7分間で終えなければいけない」。そんな仕事に何故入ったのか、読む前から意欲が高まります。先生が読んでくれているのに、生徒達も真剣に目で追っています。
先生方も、Google Classroomのチャット機能を使って、よかったところをその場でチャットに打ち込みます。先生方も互いに学ぶ姿勢が高まりました。
最初は、新幹線の清掃スタッフなんて、まわりに知られないようにと家族からも言われた仕事。でもあるきっかけから仕事に誇りを持つようになった。それはなぜか。先生も身振り手振りと、抑揚を付けて話し、生徒達はそれに言葉を付け加えます。
1年生は必死にその人の気持ちになって一生懸命表現します。先生の問いに頭を抱えたり、真剣に目を見開いて、頭がフル回転させて表現します。
決して、正解を探すことが道徳ではありません。読み物を深く読み込んで自分と重ね合わせ、自分の価値観と葛藤させることが道徳心を養い、実際の場面での行動に繋がります。
働く上で大切なことはどのようなことか、Jamボードに表現しました。最後に心のバロメーターで、数値や思いで変わったことがあるかどうか、交流しました。
最後に先生にとっての「働くこと」の話がありました。『最初は先生になることが夢だったこと、でも家族が増えて養うための義務になったこと。でも家族が成長するうちに、義務でもありやりがいにもなったことから、人生の中で、働くことの意味は変わっていくのかも知れない』とまとめていました。
放課後です。授業者からねらいと指導について説明があり、先生方から感想が交流されました。土田指導主事からは、①生徒の実態と題材を通して、「こんなことを学んでほしい」という意図を持たせること。②自分で価値観を持ち判断する支援をすることが目的。教師が正解を押しつけることではない。③ICTの利活用も、生徒の実態に合わせて有効に使うことが大事である、とまとめられました。
授業交流週間を通して、先生方の授業づくり、互いの繋がり、生徒の姿から学ぶなど大きな収穫になりました。公開した先生方、見に来てくださった他校の先生方ありがとうございました。ご助言をいただいた土田指導主事もありがとうございました。
あと2週間でお祭りと中間テスト、3週間で宗谷地区中体連という節目を迎えます。学習と部活動、しっかり取り組んでいきましょう。
0614 四ヶ散米舞の練習スタート
24日から始まる北見冨士神社例大祭に向けた、四ヶ散米舞(しかさごまい)の練習が、14日夕方から始まりました。参加するのは、2・3年生18名。全校生の約半分です。新型コロナウイルス感染症のため、令和2年から4年まで例大祭に関わる行事が中止され、昨年から再開しました。
教えてくださるのは、ベテランの地域の方。この道30年、お仕事が終わった後に、生徒達のために時間を割いてい ただき、歴史を継承していただいています。
生徒達の呼びかけたところ、昨年も参加した3年生と今回初めてとなる2年生が立候補してくれて、練習が始まりました。初めての練習では、お囃子(はやし)の音に合わせて、タイミングを計りながら道具を振り進んでいきます。
先頭を努める「杵(きね)まわし」は、片手でぐるんぐるん回します。難しいので、何回も落としながら練習しました。家にも持ち帰って練習するそうです。
四ヶ散米舞(しかさごまい)の歴史です。江戸時代前期に松前藩(今の道南、福島町)の公式行事とされた松前神楽の一つ「四ヶ散米舞」を、北海道南部の福島町で行列化したもので、道南から日本海側を中心に現在でも各地の祭礼で行なわれています。基となった舞が蝦夷地平定を祈念したものであることから、行列は、神輿渡りと渡御(とぎょ:神輿が進む際)の露払いの役割を担います。
地域によって担い手の人数や順番には違いがありますが、利尻の場合は、杵(きね)1名、薙刀(なぎなた)2名、弓(ゆみ)2名、太刀2名、剣4名などとなっています。 離島では奥尻島、利尻島、礼文島などで事例が確認されています。
伝来した年は大正一一年とも昭和五年とも言われ、定かではありませんが、少なくとも写真などから昭和十年代には実施されていたことが分かっています。散米舞行列のみが小学校高学年程度の児童が担う地域行事として、現在まで伝えられています。しかしながらこの四ヶ散米舞行列も、少子高齢化と人口減少による伝承の危機に見舞われ、祭祀の担い手を確保するため、嚴島神社周辺に住む男児に限定していた参加者を、対象地域を拡大し、平成からは女児も参加できるようにするなど、現在では希望者全員が参加できるものになっています。(出典:日本離島センター季刊「しま」No.271 髙橋鵬成「島の伝統芸能を後世へ」、一部修正)
利尻礼文には、利尻町と礼文町にしか残っていない四ヶ散米舞。しっかり練習してください。そして将来、伝えてくれる大人になってくれることをきっと、地域の方は願っています。来週も19日、20日と練習し、25日(火)13:30に行列がスタートします。参加生徒は給食前に下校して参加します。
(地域の方にお知らせです。今年度より子ども達の負担軽減のため、17:30頃、ホテル利尻に到着で四ヶ散米舞行列は終了となります。町の繁華街は大人の神輿のみ通行します。ご理解のほどよろしくお願いいたします。)
0614 採用試験頑張って(1年生のあたたかさ)
先週の金曜日、1年生であたたかな行事がありました。4月から赴任した音楽の大畑先生。期限付採用のため、今度の日曜日に教員採用試験を受けに行く、という情報を先日聞いた1年生。学級委員でも秘密裏に企画を考えていました。
小学校・中学校の教員になるには、どんな学校に行きどんな試験を受けるのかを教えてもらいました。
前日の放課後と朝のスクールバス到着しすぐに、横の教科連絡黒板いっぱいに、激励のメッセージを書きました。朝のHRでみんなから激励しました。(大畑先生=大先生?立派な先生=大先生?、その両方?、でも1年生の温かさいっぱいのメッセージです)
給食後、準備をして出発です。頑張ってきてください!
きっと、試験の時に分からないこと、苦しいこともあると思いますが、ぜひ利中生の笑顔と励ましを思い出して、精一杯頑張ってきてください。
0612 人権の花植樹
(間違えたところにアップしていたので、再掲(さいけい)します)
昨日12日、利尻町人権擁護委員さんと役場の職員さんが「人権の花」の贈呈に来校されました。
その主旨も理解するため、一緒に植樹をしましょうと話がまとまり、委員会活動日で実施となりました。担当したのは「生活学習委員会」の5名と先生です。
「人権の花運動」をというものがあります。法務省の人権擁護機関が昭和57年度から毎年実施しています。児童が協力して花の種や球根などを育てることで、”生命の尊さや相手への思いやりの心を学び、人権尊重の思想を育む”ことを目的としています。全国では小学校で主に行われていますが、宗谷管内では、この主旨を中学生にも理解してほしいと、中学校にも人権教室を実施したり、花を届けてくださっています。
直接手渡していただけると、届けてくださった方の気持ちが伝わります。
そして、相手からいただくと自然と笑顔になります。
一緒に植樹をしました。体育がなかった日なので、制服でやってますが、生徒達はやる気満々です。
綺麗に植えることができました。
一緒に、体育祭前日に配布された、利尻町の花いっぱい運動の花も植えました。
最後に、花いっぱい運動で述べられるメッセージを紹介します。
「いろいろな種類の花を届けに来ました。花と同じように、みなさんも一人ひとり違います。違いを認め合う心をもちましょう。そして、協力して花を育てながら、生活の中で優しさを育んでください。」
それぞれちがう花と同じように、ひとりひとりちがう生徒達も元気に育ってほしいです。
0612 一斉委員会
(間違えたところに載せていたので、再掲(さいけい:一度載せたモノを再び掲載すること)します)
今日の6時間目は、一斉委員会を行いました。
雨降りそうな中、人権の花植えをしている、学習生活委員会です。地域の方、役場の方のスピードについていきながらも花壇にたくさんの花を植えていました。(校長室の窓からなので曇っています)
セレクト給食とレクの打ち合わせをしている保健委員会です。
7月の目標とレクを企画している生徒会執行部。「夏休み中にレクできる?」なんて斬新なアイデアも出てどんどん話を進めていました。
どんどんアイデアが出る1年学級委員。ある秘密企画を考えていました。
自分たちで話を進める2年学級委員。学年の課題解決のために取組を考えていました。
学級スローガンを作成していた3年学級委員。困ったときに振り返えるいいスローガンです。
放送の企画を考えていた放送委員。委員長が熱で欠席なのですが、意志を引き継ぎ1・2年で頑張っています。
最後は図書委員。購入図書の選定のためにカタログを見ていました。(写真を撮った後、手が動いていました)
今日は部活動がないので、昨日学んだことを踏まえてしっかり勉強してください。 小学校の運動会が日曜日です。明日は総練習なので晴れることを祈っています。(修正:小学校の運動会は、土曜日開催が決まりました)