- 11月16日、子ども文化の集いに参加しました。
2024年6月の記事一覧
0611 1・2年総合 学習説明会
(間違えた所にアップしていたので、再掲(さいけい:一度載せたモノを再び掲載する)します)
昨日の3・4時間目、1・2年「総合的な学習」で「学習について」の学習(変な表現ですが)を行いました。
これは、1年生初の中間テストを27日に迎えるに当たり、2年生から「こんな形でまとめの学習をしたらいいよ」とポイントを聞いたり、相談する時間として実施しています。
教務部長のO先生から全体の話があり、1年生はもちろん、2年生にとっても自分の学習の姿勢が道なのかを考えながら、話を聞いていました。
2年生の一人一人が各教科の勉強の仕方を担当し、パワポで作成したスライドを元に説明をしました。
自分の学習の仕方を説明するのって、自分を見られているようで恥ずかしいですが、普段、朝の会で30秒スピーチをしている2年生にとっては、だんだんと様になっていました。
各教科の他には、中間テストの実施方法、宿題は必ずやるなどのプチ情報、高校の選択の仕方などがあり、2年生も自分たちで調べつつ、自覚を持ちながら発表していました。
最後に質問タイムとなり、1年生もざっくばらんに聞いていました。
2年生の堂々とした姿に成長を感じました。
さあ、中間テストまで2週間です。お祭りだと浮かれずに、コツコツやっていきましょう。
0610 授業交流週間(1年音楽)
今日の公開授業は1年音楽で鑑賞の授業。教材はビバルディの「春」でした。
「タ、タッタッタ、タカタァ~、タタ、タッタッタ、タカタァ~」もメロディーのおなじみの曲です。
強弱と形式に着目する授業のようです。
この曲は、曲想という演奏で表す風景がかわります。それを表す音楽の形式や「ソネット」というイタリア曲に使われる14行の定型詩も関わっているそうです。
1年生は、先生が用意してくれたA~Eの曲想がどこで切り替わるかを、youtubeの動画を見ながら切り替わりを確かめます。また、曲想を聞いた感想も書きました。
次に、実際に演奏する動画を見て、音の大きさや人数、どんな風に演奏しているかなど着目してみました。よく聴いているメロディーなのですが、実際に弾いている様子は初めて見ました。
トゥッティ、ソロ、リトルネッロ、エピソードなど、いろいろな単語が出てきましたが、1年生はその言葉を少しずつ理解しながら、独奏と合奏が交互に出てくる曲の深さを学んでいました。
0610 B組自立活動の様子
3年B組の自立活動の様子です。
普段は木工をしていますが、先週で流木を集めてきたいと海辺に取りに行きました。
といいながら副産物が・・・。もちろん中身は、カモメらに喰われていてありません。
まだ死んでから若いので、とげもそのままでした。
流木が深海生物の頭部にそっくり!とのことで見せてくれました。創作意欲が湧きますね。
木工や絵画など、いろいろな作品に打ち込みながら、集中力と芸術の才能を磨いています。今後も楽しみです。
0607 1年総合「礼文探検」(写真入り)
本日、礼文島に行った1年生8名(教員3名)。1年総合的な学習の「礼文探検」のためです。
なぜ礼文に行くのか?それは「行ったことがない、知らないことが多い」からです。実際、2名の生徒しか経験がありません。それは貴重な学びになります。
礼文の良さを知って、利尻と比較し魅力を再発見する。「礼文ならでは」の自然や物に触れる。事前調査・現地調査で得た情報をもとに「利尻・礼文を宿泊地とした修学旅行プランを作成する」という目標(以上、実施計画より)で探検に行きました。
8時30分に利中を出発して、鴛泊フェリーターミナルに到着。9時20分の香深行きのフェリーに乗船。40分で着きました(いつもより早く着く戸惑い?)
礼文町教育委員会のご協力により、スクールバスに乗って香深の裏側の桃岩展望台へ。晴れていれば雄大な巨石が遠くでも見えているはず・・・。少し寒かったので歩けるメンバーで、展望台まで15分ほどトレッキングしました。
桃岩を見た後は、香深にもどり船泊方面の須古頓(スコトン)岬まで。散策して外でお弁当。海馬(トド)島はもちろん、トドは見えたのでしょうか?
少し寒かったのですが、チャレンジャーの4人は、昆布ソフトを堪能。利尻との違いをソフトでも味わいます。
須古頓岬の後は、高山植物園へ。レブンアツモリソウがそろそろ見ごろでしたが、無事に見ることが出来ました。ゆるキャラの「あつもん」と大きさが違う、とか何か言ってそうです。
最後は、香深に戻り郷土資料館へ。礼文島の誕生や環境について、学芸員さんから詳しく話が聞けたことと思います。はたしてどんな学びになったか、報告が楽しみです。
16時30分のフェリーで17時35分に利尻町に着きました。写真からも、1年生がのびのびと学び、いい探検の様子が伝わって来ました。1年生のみなさん、おつかれさまでした。
鴛泊に到着後の稚内行きフェリーで、バドミントン部の2名(Jr選手権参加組)が出発しました。日曜日のシドウスポーツ杯のため、土曜日にも数名が出発して合流します。バドミントン部も頑張ってきてほしいです。
0605 課題をとらえ、考え、言葉でまとめる大事さ
昨日、町3つの小中学校の管理職と教務の先生が集まって、学力向上会議がありました。
生徒達に学力を付けるために大切にしたいこととして、「生徒が主体的に学ぶ授業」「読む力・書く力」等が交流されました。
会議に参加し数学のO先生。3年数学で早速、生徒達が主体的に考える授業を展開していました。
√180は、√18×10になるか?
答えが分かれます。疑問の核心部分。√10=10なのか。机が近い人たちで話し合いが始まりました。
「√10って何?」、自分の持っている知識を言葉にして、話がつながり考えが広がります。「縦と横をかけた数が10だから~」との説明でしょうか。同意できたのか笑顔で頷(うなず)いています。
別のグループでは、以前書いたノートを見返したり、先生が繰り返し使った言葉「近似値」を思い出して、説明してくれました。
生徒達が使った言葉を板書し、教室全体の学びになりました。
次に、2年理科。化学反応の実験から学んだことを、説明しようという授業でした。
classroomを立ち上げて、先生が上げた課題「化学反応したときは、重さ(質量)はどうなるのか」について、自分の予想を書き込みます。自分の意見もタブレットだときちんと反映されるので、正しい場所にアップできているか確認しています。
質量は増えたり減ったりする、という意見も多かったのですが、ビデオを見て「変わらないんだ~」とまとめることができました。単に知識で覚えるのではなく、自分の予想を立て、仲間と交流し「なんでそうなるの?」と違う考えや自分の考えの根拠から深く考え、検証してしっかり記憶に定着させることができました。
今の授業は、「知識・技能」から「思考・判断・表現」が重視されています。それは、変化が激しい世の中で、自分や他者と協力し解決する力が重要だからです。そのためには、課題をとらえる、考える、自分の言葉でまとめるということがないと、相手に発信し協力・解決ができません。
「簡単に答えが出る、簡単にできる」が重宝され、YouTubeもショート動画が流行る時代です。学校の授業をきっかけに、家庭でも話したり、考えたりして、学ぶことへの興味が増えていくといいなぁと願っています。
0605 授業交流週間(英語・社会)
授業交流週間で、今日は英語と社会の様子です。
英語は1年生。ウォームアップの様子です。I am ◯◯. I like ◯◯.という単純な英文から、主語をYou、He/She、 We、You、They、 ◯◯and◇◇とどんどん入れ替えて、先生と生徒で英文を言っています。先生と生徒達の手が同じように動いているのは、1人称・2人称・3人称、単数・複数を並び順に手を動かしています。全国で実践されている方法です。
次に単語を覚えているかのクイズです。タブレットでquizletというアプリを使って行う様子です。タブレットで大型テレビのQRコードを読み取って参加します。
次は単語のテスト、読める言えるから「書ける」が一番の難関です。最後の記憶に落とし込むために、指でスペリングを書いています。(「指先には神経があるからね、ここに働きかけよう」というN先生の言葉も深い!)
最後の活動は、相手に自分の好きなもの、好きな人を紹介します。先に相手から、What is this? Who is this ?と尋ねるところからスタートです。伝える側も、I like ◯◯. This is ◯◯. It is ◯◯.などの英文を駆使して、どんどん説明します。相手に伝える必要を感じて、英語をたくさん話す授業でした。
次は2年社会。気候から見た日本の特色です。四季がある日本。その中でも特色がある地域を取り上げて、どんな違いがあるか、グラフを見て考えました。最近は、グラフや地図を読んで答える問題が多く、苦手な生徒も多いです。社会のS先生も工夫しながら例示をしていきます。
最初に先生の出身県、青森県を紹介しました。同じ青森県の日本海側と太平洋側の冬の写真。雪の量が全然違います。そんな気候の違いをとらえるところからスタートしました。
名古屋です。先生が聞きます。「名古屋って何県?」「名古屋県~!」(そんなのありません、昨年覚えたでしょ?)こんなやりとりが続いて、地図で場所を確認。太平洋側なので冬は雨量が少なく乾燥することが分かりました。
次は金沢。石川県とすぐに答えられました。「日本海側の特徴は?」「冬に雨量が多い」「ということは何が降る?」「雪~!」「冬に雪がめちゃくちゃ降る地域~」「やだ~」そんなやりとりで生徒達の頭が動きます。
そんなやりとりをしながら、日本の気候帯6つを分類していきました。最後に青森県の気候に戻りました。日本海側の弘前市は、日本海側に面しているため冬に湿った空気が山にぶつかって雪が降る、太平洋側の八戸市では、空気が乾燥するため雪が少ないと分かりました。
同じ日本と言えども、利尻や北海道以外には住んだことがない生徒達にとって、違う気候帯をどうとらえているのでしょうか。興味の幅が広がっていました。
0604 授業交流週間 美術
今日から授業交流週間で、他校の先生に見ていただいています。
6時間目は1年美術。鑑賞の授業です。マルク・シャガールの「彼女の周辺」という絵です。そういえば、昨年11月29日、6年生だった彼ら彼女らは、体験授業でも鑑賞をやりましたので、もう半年ものの鑑賞授業なので参加意欲も旺盛です。
いっぱい、「頭がこう~なってる~」と表現している絵は、こんな絵です。
生徒達は、Padletというアプリで、各自が鑑賞した意見を入力しました。
大型テレビに映すと、8人でもたくさん意見が出ています。他者の意見を丸写ししないのも利中生のいいところ。
「情報量が多い~」「恐怖~」「不現実~!(非現実じゃない?っていうツッコミあり)」など、たくさんの意見が出て、S先生が各自の意見をみんなの創造にと膨(ふく)らませています。
先生から「それぞれに描かれている絵には、意味がある!」というメッセージから、「なぜ、頭が逆さまなのか」を1年生それぞれが考え、その理由を交流し、この絵の意味を考えることにつなげていました。
自分もこんな美術の授業、受けたかったと感じました。
授業交流週間は、町内・島内の小中高の先生であれば参観できます。14日までです。お問い合わせは利尻中学校まで。
0604 学校経営・学校教育指導訪問
本日は朝から、学校経営指導と学校教育指導で、道教委宗谷教育局とweb会議を行いました。
まずは、学校経営について、千代指導監と校長で、学校の様子、先生方の様子、今年の利尻中の方向性について、成果と課題を交流しました。
各学年の様子を踏まえて、新体制の先生方のがんばりを伝え、先日の体育祭までの歩みと今後の方向性を伝えました。昨年も利尻中に複数回来校いただいており、ぜひ呼んでくださいとの言葉がうれしかったです。
学校教育指導は各分掌のリーダーの先生方から紹介。教務部は、利尻中の教育課程(進める計画)について説明し、学力向上と校内研修として、全教職員で取り組んでいることについて説明しました。みんながわかる授業づくりの取り組み例や学力向上のために、家庭協力を得ている例を紹介いただきました。
生徒指導部は、各学級、それぞれ特長を活かし、学習やクラスでの関わりにおいて困り感をもつ生徒への支援、いじめの未然防止についての実践を伝え、アドバイスをいただきました。
今日から、町内島内の先生方が利中で授業を見ていただく「授業交流週間」が始まっています。他校の先生方にも授業を見ていただいています。たくさんの先生方から、日常実践の検証改善をしていきます。
0603 6月全校朝会
土曜日から6月になりました。朝読書の時間で全校朝会を行いました。
まずは、金曜日の「少年の主張大会」の結果発表と表彰を行いました。
最優秀賞には、3年生が選ばれました。利尻町の代表として宗谷大会で頑張ってきてほしいと思います。その後、バレー春季定期戦、バドミントン島内大会の表彰も行いました。
生徒会からは、6月の活動テーマの発表がありました。今月の宝石は「スピネル」、2021年に誕生石に加えられた新しいもの。本来は8月の誕生石ですが「成功、情熱、挑戦、目標達成」の意味が込められています。目標に向かい集中を高めていくこの時期にぴったりです。
最後に、教頭先生から「挨拶と気遣い」についてお話がありました。朝、玄関に立っている教頭先生。挨拶すると、目を見て気持ちよく返してくれてとてもうれしいこと。バスが着いたときに、後の人のことを考えてドアを開けてくれたり、部活最後の人も玄関ドアのカギを閉めてくれる気遣いがとてもうれしい、と話してくれました。
挨拶や気遣いが広まってくれると、過ごしやすい学校になります。6月は、各種大会やお祭り、中間テストがあります。スピネルの願い、挨拶と気遣いを大切に、しっかり準備していきましょう。