2024年6月の記事一覧

0605 授業交流週間(英語・社会)

授業交流週間で、今日は英語と社会の様子です。

英語は1年生。ウォームアップの様子です。I am ◯◯. I like ◯◯.という単純な英文から、主語をYou、He/She、 We、You、They、 ◯◯and◇◇とどんどん入れ替えて、先生と生徒で英文を言っています。先生と生徒達の手が同じように動いているのは、1人称・2人称・3人称、単数・複数を並び順に手を動かしています。全国で実践されている方法です。

次に単語を覚えているかのクイズです。タブレットでquizletというアプリを使って行う様子です。タブレットで大型テレビのQRコードを読み取って参加します。

次は単語のテスト、読める言えるから「書ける」が一番の難関です。最後の記憶に落とし込むために、指でスペリングを書いています。(「指先には神経があるからね、ここに働きかけよう」というN先生の言葉も深い!)

最後の活動は、相手に自分の好きなもの、好きな人を紹介します。先に相手から、What is this?  Who is this ?と尋ねるところからスタートです。伝える側も、I like ◯◯. This is ◯◯. It is ◯◯.などの英文を駆使して、どんどん説明します。相手に伝える必要を感じて、英語をたくさん話す授業でした。

次は2年社会。気候から見た日本の特色です。四季がある日本。その中でも特色がある地域を取り上げて、どんな違いがあるか、グラフを見て考えました。最近は、グラフや地図を読んで答える問題が多く、苦手な生徒も多いです。社会のS先生も工夫しながら例示をしていきます。

最初に先生の出身県、青森県を紹介しました。同じ青森県の日本海側と太平洋側の冬の写真。雪の量が全然違います。そんな気候の違いをとらえるところからスタートしました。

名古屋です。先生が聞きます。「名古屋って何県?」「名古屋県~!」(そんなのありません、昨年覚えたでしょ?)こんなやりとりが続いて、地図で場所を確認。太平洋側なので冬は雨量が少なく乾燥することが分かりました。

次は金沢。石川県とすぐに答えられました。「日本海側の特徴は?」「冬に雨量が多い」「ということは何が降る?」「雪~!」「冬に雪がめちゃくちゃ降る地域~」「やだ~」そんなやりとりで生徒達の頭が動きます。

そんなやりとりをしながら、日本の気候帯6つを分類していきました。最後に青森県の気候に戻りました。日本海側の弘前市は、日本海側に面しているため冬に湿った空気が山にぶつかって雪が降る、太平洋側の八戸市では、空気が乾燥するため雪が少ないと分かりました。

同じ日本と言えども、利尻や北海道以外には住んだことがない生徒達にとって、違う気候帯をどうとらえているのでしょうか。興味の幅が広がっていました。

 

0604 授業交流週間 美術

今日から授業交流週間で、他校の先生に見ていただいています。

6時間目は1年美術。鑑賞の授業です。マルク・シャガールの「彼女の周辺」という絵です。そういえば、昨年11月29日、6年生だった彼ら彼女らは、体験授業でも鑑賞をやりましたので、もう半年ものの鑑賞授業なので参加意欲も旺盛です。

いっぱい、「頭がこう~なってる~」と表現している絵は、こんな絵です。

生徒達は、Padletというアプリで、各自が鑑賞した意見を入力しました。

大型テレビに映すと、8人でもたくさん意見が出ています。他者の意見を丸写ししないのも利中生のいいところ。

「情報量が多い~」「恐怖~」「不現実~!(非現実じゃない?っていうツッコミあり)」など、たくさんの意見が出て、S先生が各自の意見をみんなの創造にと膨(ふく)らませています。

先生から「それぞれに描かれている絵には、意味がある!」というメッセージから、「なぜ、頭が逆さまなのか」を1年生それぞれが考え、その理由を交流し、この絵の意味を考えることにつなげていました。

自分もこんな美術の授業、受けたかったと感じました。

授業交流週間は、町内・島内の小中高の先生であれば参観できます。14日までです。お問い合わせは利尻中学校まで。

0604 学校経営・学校教育指導訪問

本日は朝から、学校経営指導と学校教育指導で、道教委宗谷教育局とweb会議を行いました。

まずは、学校経営について、千代指導監と校長で、学校の様子、先生方の様子、今年の利尻中の方向性について、成果と課題を交流しました。

各学年の様子を踏まえて、新体制の先生方のがんばりを伝え、先日の体育祭までの歩みと今後の方向性を伝えました。昨年も利尻中に複数回来校いただいており、ぜひ呼んでくださいとの言葉がうれしかったです。

学校教育指導は各分掌のリーダーの先生方から紹介。教務部は、利尻中の教育課程(進める計画)について説明し、学力向上と校内研修として、全教職員で取り組んでいることについて説明しました。みんながわかる授業づくりの取り組み例や学力向上のために、家庭協力を得ている例を紹介いただきました。

生徒指導部は、各学級、それぞれ特長を活かし、学習やクラスでの関わりにおいて困り感をもつ生徒への支援、いじめの未然防止についての実践を伝え、アドバイスをいただきました。

 

今日から、町内島内の先生方が利中で授業を見ていただく「授業交流週間」が始まっています。他校の先生方にも授業を見ていただいています。たくさんの先生方から、日常実践の検証改善をしていきます。

 

0603 6月全校朝会

土曜日から6月になりました。朝読書の時間で全校朝会を行いました。

まずは、金曜日の「少年の主張大会」の結果発表と表彰を行いました。

最優秀賞には、3年生が選ばれました。利尻町の代表として宗谷大会で頑張ってきてほしいと思います。その後、バレー春季定期戦、バドミントン島内大会の表彰も行いました。

生徒会からは、6月の活動テーマの発表がありました。今月の宝石は「スピネル」、2021年に誕生石に加えられた新しいもの。本来は8月の誕生石ですが「成功、情熱、挑戦、目標達成」の意味が込められています。目標に向かい集中を高めていくこの時期にぴったりです。

最後に、教頭先生から「挨拶と気遣い」についてお話がありました。朝、玄関に立っている教頭先生。挨拶すると、目を見て気持ちよく返してくれてとてもうれしいこと。バスが着いたときに、後の人のことを考えてドアを開けてくれたり、部活最後の人も玄関ドアのカギを閉めてくれる気遣いがとてもうれしい、と話してくれました。

挨拶や気遣いが広まってくれると、過ごしやすい学校になります。6月は、各種大会やお祭り、中間テストがあります。スピネルの願い、挨拶と気遣いを大切に、しっかり準備していきましょう。