0128 栄養教諭による食に関する指導

利中日記の更新が間が開いてしまいました。すみません。

本日の5時間目,総合的な学習の時間「いいお弁当を考えよう」というテーマで,利尻郡学校給食センターのO栄養士に授業をしていただきました。

なぜこの時期に,3年生でお弁当の授業なのかというと,進路実現を控えている3年生にとって,高校はお昼がお弁当に変わります。そして,食べることで入試というプレッシャーに負けず,元気を付けてもらいたいとの願いから行っています。(過去にはお弁当の調理実習を旧沓形中・仙法志中では実施していました)

まず「良いお弁当とは?」と聞くと,「彩り,好きなもの,カロリー,安い」,さすが15歳らしい反応の三年生です。

そこで,紙で作ったお弁当箱(しっかり仕切りも入ったデラックス仕様です)に,好きなお弁当を詰めてもらいました。

これはなんだ~?肉ばっかり!カロリーもあるしな~と選んでいます。

O先生から,いいお弁当の視点を教えてもらいました。黒板にあるとおり,季節感,愛情・味・五味,彩り(見た目),作業時間(朝の支度(したく)があります),栄養バランス,衛生面,そして大きさ。

縦に読むと,「きあいさ,えい,えい,お~!」だそうです。(すごいネーミングセンス!)

習ったことを踏まえて,もう1度選び直してみます。

今日学んだことをまとめました。担任の先生は,島を離れる生徒がどんなことを書いてるか,気になってしょうがありません。

互いの書いていることを見比べながら,いじりあっています。分かっちゃいるけどやめられないのも人間です。自分の気持ちを出せて互いにいじりあう関係がいいですね。

最後に担任の先生から3年生に向けての話がありました。自分が中学生の時,食育は習えず,今はいい学習が出来てうらやましいこと。食の大切さは自炊することになったときにありがたさがよく分かる,給食は毎日違うものが出て,栄養が考えられていて本当にありがたい。高校に行って自炊したり,運動したりする人もいるけど,運動と栄養,しっかり考えて食生活を送ってほしい,とのメッセージでした。

卒業したら,学校も食生活も大きく変わります。しっかり栄養を考えて元気に過ごしてほしいです。

O先生,本当にありがとうございました。