利中日記

0726 少年の主張宗谷地区大会

7月26日、稚内で「少年の主張宗谷地区大会」がありました。

宗谷管内で稚内市を除く9市町村の代表が参加し、利中からも代表生徒が出場しました。

少年の主張大会は、昭和54年の国際児童年を記念して始まり、今回で46回目を数えるそうです。この宗谷からも各市町村の各学校で、主張の作成から始まり、選抜を通して参加した仲間達が集いました。

利尻町代表の塚本さんは、「前を向いて」と題した主張を発表しました。「失敗したらどうしよう」との思いから、大人はどのような気持ちで仕事や責任ある仕事に携わっているのか、と親との会話で膨らんだ考えや社会問題につなげ、「成功も失敗も自分のためになる。失敗は成功のもととやさしく受け止め、前を向いて歩いて行きたい」と締めくくりました。大変立派な発表でした。

他の発表者からは、思いやりの大切さ、自分の気持ちを伝える勇気、農業問題とAI、本当の意味での男女平等、かわいそうは無責任、小規模校の可能性、自分の夢を叶えるために、兄弟の形、といった主張がありました。とても論旨(ろんし:ぎろんの筋道)が新鮮で、実践意欲や熱意、迫力のある主張ばかりでした。

利尻町代表は優良賞を受賞しました。自分の視点を立派に発表し、聞く人の胸に響くものでした。最優秀賞は、礼文町の代表が選ばれ、9月の全道大会に進みます。本当にお疲れ様でした。