利中日記

0514 3年音楽 2年理科

3年音楽は「帰れソレントへ」の鑑賞に入りました。イタリアのナポリで生まれたカンツォーネ(民謡)です。

昨年はこの単元、日本在住のフランスの方に出演してもらいました。今年は若いO先生なりに考えた工夫がありました。まずは、歌詞の理解。日本語に訳した歌詞とイタリア語の直訳(単語中心とした訳)を比べてみて、どちらが理解できるか。これは、イタリア語の直訳の方が理解しやすいとの反応でした。日本語歌詞はめちゃくちゃ古い日本語でした。

 次は、日本語で歌い始めました。カンツォーネの旋律(音の流れ)を理解して歌うためには、やはり表現が必要。腕と手を前に大げさに動かしたり体を前に出して歌うと、あら不思議。3年生は面白がりながらやっていました。

 最後は、イタリア語で歌いました。

2年の理科です。化学実験です。実験結果を分析していました。

炭酸水素ナトリウム(NaHCo3)を加熱するとどうなるか。この検証を行っていました。

 フェノール二レーン溶液というアルカリ性を示す溶液に、炭酸水素ナトリウムを入れた色より、加熱した後の物質を入れた色の方が真っ赤に染まっていました。別の物質に変化したという実験でした。

この炭酸水素ナトリウムは、俗に言う「重曹」です。二酸化炭素が発生して膨らむため、ホットケーキを膨らます材料にも使われています。加熱すると性質が替わる実験は、2年生でたくさん学ぶので、安全に注意して行い、理科に興味を持ってほしいです。